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2011年3月4日 9時44分
マスコミが説明責任を求めるのは「前原氏」ではないのか
 
以下、『読売新聞』記事引用

前原外相は3日、国会内で記者会見し、自らの関係政治団体の2009年政治資金収支報告書で、パーティー券購入先に誤記載があったとして総務省に同日付で訂正を届け出たことを明らかにした。


 また、脱税事件を起こした人物が代表を務める会社から献金を受けていたとして、全額を返金する意向を示した。

 前原氏は「政治家、国会議員、閣僚として大変申し訳ない。国民、関係者に心からおわびする」と陳謝した上で、「国会議員として、閣僚としての責任をしっかり果たしていきたい」と述べ、外相を続ける考えを示した。記者会見に先立ち、首相官邸で菅首相に経緯を報告し、首相からは「しっかりと説明するように」と指示を受けたという。

(2011年3月3日20時11分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110303-OYT1T00922.htm
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2011年2月27日 21時28分
民主党の発言封じに喝「かぁあぁっつっ」
 
民主党、反執行部の発言封じか.
ライブドアニュース(共同通信提供)

民主党執行部が所属全議員に対し、テレビやラジオに出演する際、番組名やテーマをあらかじめ届け出るよう求めた上で「野党を利するような発言には注意を」とくぎを刺す文書を配布していたことが27日、分かった。菅直人首相や執行部に批判的な言動をけん制する狙いとみられ、党内から「発言封じだ」との批判が出ている。小沢一郎元代表支持派との対立激化で、党内統制に手を焼く執行部の神経過敏ぶりが浮き彫りになった。

http://news.livedoor.com/article/detail/5374651/
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2011年2月24日 19時46分
臍で茶がわく朝日新聞社説
 
 以下、朝日新聞社説を引用しこれを批判する。

小沢氏処分―真の区切りとするために 党として一定のけじめをつけたということだろうが、これで一件落着となるだろうか。

 政治資金規正法違反の罪で強制起訴された小沢一郎元代表の処分を民主党が決めた。判決が確定するまで党員資格を停止する。

 小沢氏の元秘書ら3人が逮捕されてから1年余、小沢氏自身の強制起訴の議決が公表されてからでも約4カ月半がたつ。除籍(除名)や離党勧告より軽い、穏便な処分を決めるのにも、これほど長い期間を要した。

 民主党の自己統治能力の欠如を、改めて厳しく指摘せざるをえない。

 政権交代に「古い政治」からの決別を期待し、裏切られた有権者の信頼を取り戻すのは容易ではあるまい。

 小沢氏は処分決定に先立つ党倫理委員会での弁明で、検察審査会による強制起訴は検察による起訴とは性格が異なるなどとして、処分は不当だと訴えたが、認められなかった。

 所定の手続きを踏んだうえでの党の機関の決定である。小沢氏は処分を厳粛に受け止めるべきである。

 しかし、小沢氏を支持する議員は処分に反発しており、党内の亀裂はさらに広がる気配だ。

 小沢氏支持の議員が会派離脱を表明したり、河村たかし名古屋市長ら地域政党との連携を探ったり、菅政権への揺さぶりを強めている。

 党員資格を停止される人物が、「闇将軍」のように党内で影響力をふるう。異様な光景というほかない。

 小沢氏が何事もなかったかのように、こうした動きを続けるなら、今回の処分はおよそけじめの名に値しない。その場合、菅直人首相と党執行部は、再度小沢氏への厳しい対処を迫られるだろう。首相らには、その責任を強く自覚してもらいたい。

 忘れてはならないのが、小沢氏がいまだにこの問題について国会で説明していないことである。

 小沢氏が事実上、政治倫理審査会への出席を拒んでいる以上、野党が求める証人喚問に、民主党は応じるべきだ。国会での説明抜きに、区切りをつけることはできない。

 首相は年頭の記者会見で、今年を「政治とカネの問題にけじめをつける年」にすると宣言した。

 自民党長期政権時代から繰り返されてきた日本政治の宿痾(しゅくあ)とでもいうべき問題にけりをつけるには、企業・団体献金の禁止や政治資金収支報告書に対する政治家の監督責任の強化などの制度改革が欠かせない。与野党が協力して、ぜひ今国会で必要な法整備を実現してほしい。

 政策より権力闘争に傾斜する小沢氏流の政治を乗り越え、与野党が徹底した話し合いを通じて政治を前に進める出発点にしなければいけない。


http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110222-OYT1T01076.htm
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2011年2月22日 19時53分
小沢氏処分に見る民主党の非民主主義
 
小沢氏の党員資格停止処分を最終決定 判決確定まで

民主党は22日の常任幹事会で、強制起訴された小沢一郎元代表に
対し、判決確定まで党員資格を停止する処分を最終決定した。常任
幹事会に先立って開かれた倫理委員会(委員長・渡部恒三最高顧
問)で、小沢氏は「合理的理由が見あたらない」などとして処分を
不当だと主張したが、当初の方針通りに決まった。


http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY201102220315.html
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2011年2月18日 16時53分
『毎日新聞』の社説こそ筋が通っていない
 
社説:民主党内紛 会派離脱は筋が通らぬ

 普天間問題に関する鳩山由紀夫前首相の「抑止力は方便」発言
に続いて、またもや民主党内であぜんとさせられる騒ぎが起きた。
同党の小沢一郎元代表に近い比例代表選出衆院議員16人が、
衆院会派の離脱届を提出した内紛である。

 確かに今回の分派行動は菅直人首相にとって大きな打撃とな
り、政権の行き詰まり状況を表すものだろう。しかし、こうした内部抗争が続けば続くほど、民主党そのものへの国民の不信は増幅していくだけだ。まず、それを指摘しておく。

 そもそも、「院内会派は離脱して新会派を作るが、離党しない」
という今回の16人の行動は奇策どころか禁じ手といっていい。

 会派は委員会の議席数や質問時間配分などを決める国会内の
構成単位であり、ある党が無所属議員とともに会派を作ったり、
複数の党が統一会派を作るのは通常あることだ。だが、基とな
るのは、あくまで政党である。同じ政党が複数の会派に分かれ、
首相指名や重要法案の賛否で判断が分かれるというのでは、政
党政治、あるいは議院内閣制の根幹を揺るがす事態にさえなる。

 会派を離脱するためには、会派の代表者が議長に離脱届を出
す、つまり党側が判断する手続きが必要となっているのはその
ためだ。岡田克也幹事長が今回、離脱を認めない考えを表明し
たのは当然である。

 16人は発表した「宣言」で、「菅政権は国民との約束、マ
ニフェストを捨てた」などと激しく批判する一方、記者会見で
は「離党したら何の意味もない」とも語った。民主党はマニフ
ェストの原点に返るべきだというのだろう。

 ならば、その実現に努力すればいいのであって、自分たちの
主張が通らないから会派を離脱し、国会で別行動を取って揺さ
ぶるというのでは国民の理解は得られまい。離党した方がよほ
ど筋が通るというものだ。

 もちろん、新年度予算案や予算関連法案の早期成立を図るた
めの行動でもないのだろう。自民党など野党はマニフェストの
大幅修正や撤回を求めており、マニフェスト回帰路線は国会運
営をスムーズに進めることにつながらないのは明らかだからだ。

 結局、小沢元代表に対し党員資格停止処分の手続きを執行部
が進めている点が大きな不満であり、処分の見直しをはじめ、
党の主導権を確保するため、菅首相の退陣を狙っていると見ら
れても仕方がない。

 首相や岡田氏も放置しているだけでは済まない。分派行動には
厳しい処分で臨まざるを得ないだろう。党内をまとめられない首
相に野党との協議など夢のまた夢だ。もはや党分裂も覚悟して臨
むほかあるまい。


http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110218k00
00m070130000c.html
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