自分だけは大丈夫!? | |
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2007年3月26日 12時4分の記事 | |
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数年前から横行している「振り込め詐欺」。 その手口が、広く知られるようになり、被害に遭う人が減少しつつあるとはいえ、いまだ増加傾向に歯止めがかからないようです。 もしかしたら詐欺にあったことに気づいていない人もいるかもしれません。 ところで、身近な人で振り込め詐欺にあった人がいる人っています? いないんじゃありませんか? ほとんどの人がいないと思っているのでは? そして、自分だけは大丈夫って思っているのでは? 僕も先日までそうでした・・・。
振り込め詐欺、自分の身の回りに被害者いないし、対処法などもテレビなどで見聞きしてしっているし、自分だけは大丈夫! そんな風に思っていたある日・・・ 同僚が「振り込め詐欺に遭っちゃった。」と。 「振り込め詐欺」登場時は、事故を起こした示談金が必要だと親に泣きつく子供ってシチュエーションでしたが、それが広く一般に知れ渡ると新しい手口が次々生み出されました。 新しい手口が生まれ、その方法が周知され、また新しい手口が生まれる・・・。 まるでコンピュータウィルスと対策ソフトのイタチごっこのようです。 コンピュータウィルスも実は対策ソフトを売るために、対策ソフト開発社が次々当たらしウィルスを生み出している。なんて皮肉もありましたが、振り込め詐欺の場合は詐欺師本人が対策を広めるメリットがありませんから、その点ではご安心(?)を。 さて、同僚が体験した手口は、ここ最近機械の操作に疎いお年寄りを中心に被害が増えている「振り込みボタンを押してください詐欺」。 税務局から電話で「還付金を振り込みたいので、口座を確認させてください。」 口頭で伝えようとすると「コンピューターで管理しているので、銀行かコンビニのCDで操作をしてください。」 実際にCDの前に立つと操作説明を、時々「コンピュータが云々」と、難しそう(実はでたらめにそれっぽい言葉を羅列しているだけ)な言葉を言って、相手を混乱させます。 金額は少額。今回の同僚の場合、17000円でした。この金額設定がリアリティを醸し出します。 その金額を入力させ「振り込みボタンを押してください。」 当然、ここで振り込みボタンを押すと相手に送金されてしまいます。 それに気づき「これを押すと、こちらが振り込むのでは?」と尋ねると「その振り込みは、こちらが振り込みを行うって意味なんですよ」とウソ八百。 今回同僚は「振り込みボタン」を押すときの、このやりとりで「詐欺だ」と気づいたそうです。 ・・・っつ〜か、わざわざコンビニの場所をインターネットで調べて出向く同僚が素敵です。それも、腰が痛くて会社を休んでいるのに。 もっと早く気づいてよ。っていうか、インターネットで近所のコンビニを検索するより、他に検索したほうが良かったのでは? 「あとで調べたら、同じ手口、履歴に残っているのと同じ電話番号がインターネットに晒されてたわ。あははは。」 だって。 皆さんも気をつけましょう。 サギの目はいつもあなたを狙っています。 | |
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