エヴァンゲリヲン新劇場版・序 | |
[エイガ] | |
2007年9月7日 0時1分の記事 | |
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もはや語る必要の無いほどの有名アニメのリメイク。前作はテレビシリーズの最終話を完結編として2部構成で劇場公開。 今作は物語冒頭から序、破、急、そして"?"の4部作。 中学生、碇シンジはネルフ本部に向かうため第3東京市にやってきた。しかし、到着早々に使途と呼ばれる人類の敵の襲撃に巻き込まれる。 すんでの所でネルフの士官であるミサトに助けられ、ネルフ本部にたどり着く。 しかし、そこでシンジを待っていたのは・・・最終人型決戦兵器エヴァンゲリヲン初号期のパイロットとして使途と戦えという、ネルフ長官である父親の命令だった。 嫌々ながらエヴァンゲリヲンで出撃するシンジ。 重傷を負いながらも何とか使途を撃破する。 そして、シンジは自分の居場所を見つけるためにエヴァンゲリヲンのパイロットしての日々を過ごし続ける。
ガンダム以来の定番となった、自閉症気味で友達づきあいが下手な主人公の成長ドラマ・・・かと思ったら、自閉症気味の子供が大人たちに傷つけられて壊れていくドラマ。 それがエヴァンゲリヲン。 逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ! といいながらどんどん逃げて引きこもっちゃう主人公に、当時の少年たちは・・・「逃げていいんだ。っていうか、逃げちゃった方が今時っぽい?!」と思わせ・・・その結果、ニートが急増という現代社会の基礎を築いたアニメ。 それがエヴァンゲリヲン。 10年前の劇場公開のコピーは「みんな死んじゃえ」。 同じ時期に公開された「もののけ姫」のキャッチコピーは「生きろ!」。 人間って、ポジティブなメッセージよりネガティブなメッセージの方が心に残るんだよね。 同じラーメンを食べても「美味しい」って評判より「まずい」って評判の方が広がる勢いは強いでしょ? さてさて、今作は物語序章ということで基本的なストーリーはテレビシリーズと全く同じ。 だけど、全編(?)書き下ろし。 画面の書き込みは異常ともいえる情報量。観ているこちらの脳の処理が追いつかなくて疲れてしまうほど。 その緻密な書き込みのおかげで、立体感抜群。 あそこまで手間暇&金をかけて絵を描くくらいなら、実写にすれば? ストーリーも使途との戦いを中心に、「ヤシマ作戦」までをきれいにまとめています。 エヴァに興味あるけど未見という人におすすめの映画です。 このレベルでファーストガンダムもリメイクしてくれないかな。 「ククルスドアンの島」あたりを中心に・・・。 | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | ||||
1. Ageha 2007年9月8日 1時35分 [返信する] いやもう、「バイト休ませてくれ〜」と 最初から9月1日あけてたくらい 楽しみにしてて(いや結局3日にずれて正解、 半端じゃなかったよ、初日なんかきっと) 実際期待を裏切らないつくりだったと思います。 ビジュアルは。 人型兵器そのものや戦闘には興味なくて(!) このどうしようもなく暗くて ウジウジした精神世界に なんでかどっぷりハマってた私としては 前向きな(ホント若干ですが)シンジが すごい違和感で ビギナーに優しい解りやすさを目指したのか そんなセリフはいらんというシーンがいくつかあって その辺が気になりました。 まあ全然変更がないんなら 再構築する意味ないのでしょうが 変わったら変わったで私文句言いそう・・(え)
2. 水架 2007年9月8日 8時4分 [返信する] あやなみだぁ!可愛い!!キタコレ♪♪♪ 見に行きたいなぁ。。映画。
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笑えばいいと思うよ。~「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 」~ (ペパーミントの魔術師) 2007-09-08 01:38:54 いや~、もうメチャクチャ待ち焦がれてた 劇場版エヴァ。やっと行ってまいりました。 って何じゃこりゃ~という混雑。 梅田はシネリーブルしかやってないので ミニシアターでマニアをさばくなんて・・・。 しかもどう考えても次世代の少年たちが来てる。 ・・って トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/sukima/21205 |