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個人リーディング結果のご紹介
 
2013年10月3日 2時13分の記事

今回は、先日の個人セッションのお客様に承諾をいただきましたので、その時の個人リーディングの結果を紹介したいと思います。

長いので私のコメントをいれずに、そのままご紹介したいと思います。


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<ハイアーセルフの外観>

Aさんのハイアーセルフは、女性性なんですが、すでに特定の個性を失っているみたいです。

人間の形をとることもできるんですが、景色の中に溶け込むこともできます。

例えば、私がお会いしたときには、ナイアガラの滝のような雄大な景色が見えてきました。

そこからくるエネルギーがものすごいのです。

おそらく、今までにリーディングを行った人物の中で最も高貴なエネルギーを放っていました。





<魂の起源>

まず、ハイアーセルフから教えられたのは、魂の起源についてです。

Aさんの魂の起源は、プレアデスという領域にあります。

約5万年前に、この宇宙にやってきました。

すぐに、金星の領域に行き、そこで3万年ほど暮らしていました。

その後、地球圏に行き体験を積む決断を集合意識レベルでします。

その時、Aさんの集合意識は、あらゆる時代、次元に、同時に自分自身の分身を放ち、体験を始める決意をしています。

その分身の一つが、今生のAさんです。

ですから、あらゆる転生は、多次元的には同時に起きています。




<過去世>

(ムー大陸時代)

そして、約1万5千年ほどまえに、時代でいうとムー時代の後半に、地球上で初めて生活をし始めます。

その時代、とても平和で、のどかな生活がありました。

今よりも気候が温暖で、食べ物はいたるところにありました。

主に、採集・狩猟生活を営んでいたみたいです。

この時代の素朴でポジティブなエネルギーは、今でもAさんの潜在意識に残っています。





(クリミア戦争での看護師)

次に見えてきたのが、19世紀半ばのヨーロッパでの転生です。

クリミア戦争の時代で、Aさんは女性で看護師をしていました。

戦争中の最前線で、傷ついた兵士の看病をするという壮絶なものでした。

その兵士の傷つき方というのがすごく、足や腕がない状態で運び込まれたり、意識があるのかないのか定かでないといった状態で、中にはもう手の施しようのない兵士もいました。

そんな時、当時のAさんは、どうすることもできずに、ただ兵士の手を握ってあげるだけということもありました。

Aさんに手を握られて安心した状態で、兵士たちが亡くなっていくんですね。

その時、Aさんは、人間の命の不思議さに魅せられていました。

ほんのちょっと前まで普通に話していたのに、今はもうただの物と同じ状態になっている。

この時に、人間の命の不思議さ、偉大さに気づき始め、後の転生に大きく影響を与えることになりました。





(曹洞宗の僧侶)

次の転生は、男性で、日本の僧侶でした。

「曹洞宗」、「栄西」の文字が見えます。

曹洞宗は宗派、栄西はおそらく人名だと思われますが、リーディング終了後に調べてみます。

(リーディング後に調べてみたところ、曹洞宗は道元が開いたもので、道元は臨済宗開祖の栄西に最初師事したみたいです。

このことからすると、Aさんの過去世であった僧侶というのは、曹洞宗の宗派に属し、栄西に師事した可能性が高いと思われます。)

当時の曹洞宗の修行というのは、過酷なもので、ひたすら座禅の日々でした。

多くの者が道半ばで挫折したり、光明にたどり着けない中で、当時のAさんは、17〜18歳の頃、一筋の光明(悟りの境地)に到達します。

それは、今風の言葉でいうと、ワンネスの境地(すべてが一つであるということ)を直観的に悟るような体験だったみたいです。

ヴィジョンでは、当時のAさんが巨大な光に包まれている様子が見えてきます。





Aさんはその後、修行の過程を順調にこなしていき、29歳の頃、ある役職についています。

これは、お坊さんの世界では相当な地位みたいで、いわゆる曹洞宗の世界で一流であると認められたことを意味します。

つまり、今でもそうなのかもしれませんが、当時の仏教の世界は、実力主義で、本当に能力のあるものが高い地位につけるシステムになっていたみたいです。

Aさんには、誰からも認められるだけの能力があったということになります。

その後、Aさんは、布教活動に出始めます。

数人の弟子を引き連れて、日本全国いたるところに托鉢行をしながら渡り歩いていきます。

私に感じられるのは、それは40歳ごろのこと、もしくは29歳から40歳くらいの10年間くらいの間かもしれません。

その後、Aさんは、自分自身のお寺を作ります。

つまり、分派が認められて、自分自身がその開祖として、弟子たちを集め始めた印象があります。

当時、多いときで200人くらいの弟子達が、常にAさんのもとにいてともにお寺で修行していたみたいです。

晩年、Aさんは、すべての地位を弟子にゆずり、自分の原点であった座禅の道に入ります。

そこが、当時のAさんにとって出発点であり、また終着点でもあったからです。

(リーディング終了後にこれを読むと、どうも、Aさんの僧侶としての地位には、ただならぬものを感じます。断定はできませんが、過去世が道元であった可能性もあると思います。)




(奴隷貿易の仲買人)

別の転生では、Aさんは男性として、ヨーロッパにいました。

今でいう、スペインとポルトガルの国境付近です。

奴隷貿易の仲買人をしていたと言いますから、おそらくは15、6世紀頃ではないかと思われます。

当時、Aさんは、アフリカから連れてこられた奴隷を他の業者に売り渡す仕事をしていました。

当時はそういった時代でしたし、それ自体は当時の社会全体が容認していた時代でした。

時代によって価値観は大きく変わりますから。

Aさんは、奴隷を売り渡すことはいわば仕事としてやっていたわけであり、それに対する感情というのは特にありませんでした。

しかし、ある時ふとこんなことを考えます。

「もし自分が、逆の立場で、奴隷として売られていたらどんな気持ちだろう。」と。

同じ人間なのに、一方は奴隷として売りに出されていて、もう一方はその奴隷を売りに出しています。

当時のAさんは、これをきっかけに、奴隷の仲買人の仕事から離れて、各地を職を変えながら転々とするようになります。

しかし、この転生では、別の転生でみられるような深い境地には到達していません。

ですが、トータルセルフ全体でみれば、ものすごく貴重な経験をしているわけです。

晩年、当時のAさんは、再び奴隷貿易をしていた頃住んでいたスペインとポルトガルの国境付近に戻ってきて、そこで余生を過ごしています。





(イタリアの靴職人)

別の転生では、イタリアで男性として生まれています。

当時のAさんは、靴職人としての人生を歩んでいます。

家が貧しかったのか、幼いころに丁稚奉公に出されます。

そこで、靴職人に弟子入りするような生活が始まります。

幼いころから、靴職人の仕事を手伝っていたんですが、子供なのにずいぶんと仕事をさせられていて、自分の時間などほとんど持てないほどでした。

そんな当時のAさんにも、ささやかな楽しみがありました。

それは、私にはくつの下に敷く中敷きに見えるんですが、それをいくつも集めたものが見えてきます。

それは、おそらくAさんがどこかから拾ったりして集めてきた物なのでしょうけど、ある程度の量が集まると、わずかばかりのお金に換えられたんですね。

それを集めて、わずかなお金を手に入れては、自分の好きなお菓子や飲み物を買ったりしていました。

おそらくは、奉公先でもお小遣いなどはもらっていなかったんでしょうね。

当時のAさんにとっては、それがささやかではありましたが、とても貴重で自分自身を癒してくれる体験でした。

もしかしたら、その時の気持ちがエネルギーとなって、今のAさんの潜在意識にも刻まれているかもしれません。

もしAさんが、自分にあげるご褒美なんかを大切にしているとしたら(ちょっとした楽しみなど)、それは過去世からの影響によるものかもしれません。

話を戻すと、Aさんは、靴職人として、40年以上働きます。

最終的には、Aさんは、靴を見ただけでその人物がどういう人なのか、その人物の生活や、性格、人となり、健康状態など、あらゆる情報が手に入るようになりました。

一流の職人としての、長年の経験からくる直観です。

靴がその人物について、すべて教えてくれる、これが当時のAさんが到達した境地でした。

そして、Aさんにとって、この時の転生が霊性進化の道に向かわせる原動力となりました。

それは、人間の価値は、外見では決まらないという思いからです。

人間は、足の大きい人、小さい人、様々ですよね。

靴職人であれば、先ほど申し上げたように、靴を見ただけでいろんなことがわかってきます。

つまり、靴自体も人によって違うし、その靴を履いている人物も明らかに違います。

ですが、当時のAさんは、そういった外見的な違いはもちろんあるのだけれど、人間の価値は本当は外見ではわからない、その人の中身にあるのだという境地に到達しました。

これは、Aさんの転生に決定的な影響を与えています。

実は、今生のAさんも、同じ課題を引き継いでいると感じます。

Aさんがおっしゃっていた強烈な人生は、すべてこの、「人間の価値は、外見だけでは決まらない、本当の価値は、内面にある」のだということを心底理解するという目的があります。

だから、体験が強烈なんです。

生半可なぬるま湯に浸かっていたんでは、本当のところはわからないからです。

ですが、これには勇気が要ります。

転生前に、その人生を送れば強烈な体験になることが手に取るようにわかるからです。

ですが、Aさんは、その道を選びました。

そのこと自体が、魂の持つ優秀さを物語っています。

それが、Aさんの今生の人生のつらさの秘密です。

だから、あのハイアーセルフのような並はずれた高貴さが生まれているんだと思います。





(Aさんの転生の特徴)

Aさんの転生では、このように、人の生き死にとか、人種差別とか、根源にかかわるような体験が多いです。

それは、視点を変えれば、命の大切さ、輝き、生命の本質を見つめなおす契機に他なりません。

その視点から見れば、たとえそれを経験している時には壮絶な人生で苦しんだとしても、死んで肉体を離れたときには、ものすごい貴重な経験をしていることになります。

だから、Aさんのハイアーセルフの持つエネルギーの高貴さは、並はずれているんだと思います。





(アルザルでの転生)

Aさんの意識は、アルザルという領域と深い関係にあります。

非常に珍しいです。

ここは人類の起源とされるオリオン、シリウス、プレアデス、アークトゥルスのいずれにも属していない意識領域です。

(リーディング後、アルザルについて調べてみると、アルザルとは一般に、地球内部世界のことだとされているみたいです。

それを聞いて思い出したのが、Aさんのハイアーセルフから、地球の模型を見せられ、それがパカッと割れる感じで地球内部を見せられたことです。

リーディング中は全く意味がわかりませんでしたし、アルザルというのかどこなのかも検討が付きませんでしたが、興味深い符号点なので、念のため記しておきます)





<魂の起源についての補足>

もともとの魂のふるさとは、別宇宙(プレアデスを経由)にあり、意識レベルは8〜9次元程度の領域だと感じます。

集合意識としても生きていますが、個別意識としても高度な文明を開化させていたみたいです。

高層ビルを思わせる、都市が見えます。

ただ、これは単なる「文明」の象徴なんだと思います。

たとえるなら、我々の現代社会の文明を維持したまま、意識レベルを8〜9次元程度まで引き上げたような感じです。

もちろん、生活様式は我々の想像を超えています。

ただ、都会的な雰囲気の漂う文明が、高い意識レベルにおいて感じられるという印象があります。

そこから、ある時、Aさんの大本の意識は、我々の宇宙に来て、自分たちの可能性をさらに広げる決意をし、同時に、地球圏において愛を伝えることを決意します。





その当時の意識に最もつながっているのは、Aさんのおそらくは過去世である、メソポタミア文明時代の過去世です。

今から4500〜6500年ぐらい前です。

一人の男性の姿が見えます。

素朴な服装をしていて、荒々しい感じです。

土地の上に立って、その場の空気感を感じています。

また、天体の様子を感覚的に感じています。

彼は、今風の感覚でいうと、科学者であり、天体観測家であり、占師でもあるといったところです。

専門技術者としての地位にあり、人々を独自の霊的能力によって導いている印象があります。

多くの人と対話しているより、自然と対話している、そんな印象があります。

彼の意識は、シュメールとも関わっていて、そこからAさんの大本のふるさとの意識との結びつきが強まっている印象があります。





<転生間惑星滞在>

転生間惑星滞在とは、エドガーケーシーによって提唱されたもので、人間は転生と転生の間に、エネルギー体として、太陽系内の惑星に赴き、そこで様々な経験を積み、次の転生に活かしていくといったものです。

Aさんの最大の特徴は、太陽系内でのこの転生間惑星滞在が非常に豊富だということです。

感じられた印象の順に列挙すると、土星、火星、天王星、海王星があります。

中でも一番印象の強いのは、火星です。

火星は現実的要素、視点の強い場所で、地球でかなわなかった自分自身の思いや欲望を昇華させたりすることで、次なるステップへと進みやすくする特徴を持っていることがあります。

あと、土星ですが、これは修行的側面の強いところです。エドガーケーシーでのリーディングではネガティブな書き方をしていますが(後述の資料参照)、必ずしもそうではなく、次の転生でつらい経験をするような場合に、修行としてこの領域に赴く場合もあると感じます。

火星と役割が似ているのですが、火星が簡単にいうと欲望の昇華を担っているとしたら、土星は魂を精錬し、来るべき試練への準備をする場所と位置づけることができます。

あと、天王星ですが、これは、性格的な特徴が反映されやすい領域でもあります。

自己主張の強い人などは、天王星での経験があります。

また、海王星ですが、ここでの体験があると霊的なものへの興味関心が強まります。

また、水との縁が深まります。

総じて、天王星と海王星は、太陽系全体でバランサーとしての役割があり、星や生物とのエネルギー的なバランスを取り合う役割を担っています。

バランサーとしての役割を体現していくと、多彩な方面において、人と人とをつなぐ役割なんかも期待できます。

ただ、Aさんの惑星滞在の特徴として、金星との縁が薄いことが挙げられます。

これは、今後の課題かもしれません。

金星はアセンション後の惑星と言われていて、愛に象徴される惑星です。

ですが、これはAさんに愛が欠けているという意味ではなく、単なる方向性の問題だと思ってください。

愛の表現は、境界がありません。

身内だけでなく、すべての人に愛を放つことで、それが巡り巡ってご自身のもとへと還ってきます。





<ご質問について>

Aさんのご質問にあったことにお答えします。

まず、本来の自分、素の自分ですが、それは光り輝く五芒星です。

エネルギー体としての姿が、本来のAさんです。

これは単なる表象ではなく、Aさんの魂の起源を示すとともに、ご自身の持つ役割をも想起することのできる、シンボルマークです。

後でお話する、魂の故郷にいたときの決意を、五芒星を見たときに思い出してみてください。

あと、なぜこんなにもつらい経験をするのかについては、Aさんご自身が、より一層の輝きを放つためです。

こんなメッセージが来ています。

「あなたは、女性を代表してその苦しみを背負う決意をしたことを、忘れたのですか?」

時代、時代において、女性は虐げられてきました。

その時々のネガティブな思いは、地球上のいたるところに、今でも刻み込まれています。

Aさんは、それらのネガティブな思いを少しでも昇華すべく、志願して苦しみを背負うことを決断されています。

だから、苦しみが尋常でないのです。

でもそれは、生みの苦しみです。

苦しみは幻想ですが、そこで生じる体験から、ポジティブなエネルギーが生まれ、それは、国や時代を超え、人類全体に還元されていきます。

それは、地球上でありとあらゆる聖人が担った道に通じるところでもあります。

生みの苦しみを背負う覚悟をしてきたこと、そこに自我の意思を超えた苦しみの原因があります。

ですが、Aさんは、今までにやるべきことはすべて自分なりにやってきました。

あとは、幻想という苦しみを手放して、楽になってください。

楽に生きてください。

もうその段階に来ています。

何をしても自由です。

自由に、ご自身の可能性を広げてみてください。





<ハイアーセルフからのメッセージ>

何ものにも染まらずに、あなたらしく十分にその個性を発揮してみてください。

あなたは、今までに(他の転生で)男性としても十分生きてきました。

今生では、女性としての楽しみを感じてください。

あなたの人生はこれからです。

女性としての喜びをこれから感じ、人生を謳歌してみてください。

あなたの今までの人生は、長い準備期間でした。

これから、自分自身の喜びを十分に発揮して生きる時です。

喜びを分かち合い、友と共に生きてください。

あなたの目の前には、希望が開けています。

それを選択するのは、あなたです。

自分自身の可能性を信じ、果敢に挑戦していってください。

人生には苦難はなく、すべてが貴重な体験です。

あなたが感じた苦難を、喜びへの前段階と捉えてみてください。

今までの苦しみを、今からの喜びに換えるように意図してみてください。

あなたには、大勢の(霊的な)仲間がいます。

その仲間の意思を受け継ぎ、次の仲間へと伝えて言ってください。

自己の可能性を開き、愛を他の人々に伝えていくこと。

我々のその思いを、あなたも継承して生きていかれることを希望します。



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