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江戸浅草物語13「天海僧正の結界が破られる時、魔界の者たちの進撃が始まるのか」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2015年10月4日 12時7分の記事

【時代小説発掘】
江戸浅草物語13「天海僧正の結界が破られる時、魔界の者たちの進撃が始まるのか」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸むじな長屋の住人たちの物語。
 天海僧正は、江戸城を守護するために四神相応(しじんそうおう)の結界を作った。だが、利根川の東遷で、東を守る青龍の位置が変わった。
 将軍吉宗は、富士山大噴火を言い当てた陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法に、ほころびた結界を修復するように命じる。
 西国で貴人の石棺が見つかり、石棺の天井には星宿図が描かれていた。星宿図には、天球の星座と太陽や月の動きがそこに示してあった。石棺の四面の壁には、四神が描かれ、そこには、十二支像も描かれていた。
 石棺に葬られた天皇等の貴人は、その空間の中で永遠の眠りにつく。星宿図は、中国で生まれ、朝鮮半島を経て日本にもたらされた。
 佐藤瑞法は、星宿図が描かれた石棺の空間に森羅万象をつかさどる宇宙を見る。
星々は、北辰(北極星)を中心にして、東方の青龍、北方の玄武、西方の白虎、そして、南方の朱雀へ動くのだった。
 将軍吉宗は、江戸城から星々の動きを常に見ていた。星の動きは、秩序だった筋道があった。
吉宗と佐藤瑞法は、星宿図によって、中国の二十八宿に辿りついた。太陰(月)は、二十八の星座を一日ずつ巡る。
 陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法は、天の動きを陰陽五行の占いに取り入れようとしていた。それが、天海僧正の結界のほころびの修復につながる。
 享保八年八月のことだった。天海僧正の結界が破られようとしていた。それは、江戸城から北に向かって、東照大権現の祀られる日光、そして、会津が二百十日の大雨と大風に襲われていた。
四神相応の結界が、北から崩れていくのだった。結界が破られる時、関ヶ原の戦いの怨念を抱く魔界の者たちの進撃が始まる。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
江戸浅草物語5「神君家康の化身徳川吉宗が将軍職に就く日」
江戸浅草物語6「北辰(北極星)に神君宿りて、江戸を守り給え」
江戸浅草物語7「津軽から来た力士柏富士を愛でる相撲甚句」
江戸浅草物語8「徳川幕府の結界が破られる時、北辰(北極星)は輝きを失うのか」
江戸浅草物語9「星宿図の謎に陰陽五行の天才占い師が挑む」
江戸浅草物語10「江戸の結界の謎を解く陰陽五行の天才占い師(続編)」
江戸浅草物語11「筑波山神社の天地開闢(てんちかいびゃく)の剣が江戸を守る」
江戸浅草物語12「徳川幕府安泰への祈りは続く」




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【時代小説発掘】
江戸浅草物語13「天海僧正の結界が破られる時、魔界の者たちの進撃が始まるのか」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一)天海僧正の結界が破られる時

 将軍吉宗は、江戸城で雨の量を測っていた。吉宗は、城内の敷地に設置した雨量計で詳細に記録させていた。
 享保八年の八月の上旬のことだった。江戸では、雨が降り続いていた。雷を伴って、一週間以上も降っていたのだった。異常な気象だった。
御庭番からは、大雨は江戸城から北に降り続いている旨の知らせが吉宗にもたらされていた。
 収穫間近の田の稲は、大雨と大風によって壊滅状態であった。重い雨雲は、江戸を覆っていた。
「上様からの命でございます。これを瑞法様に届けるようにとのことでした」
浅草花川戸のむじな長屋で、陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法は、秋元泰全から書状を受け取った。
 幕府隠密の秋元泰全は、根来衆であった。秋元泰全の娘の静は、佐藤瑞法に嫁いでいた。瑞法の方が、秋元泰全よりも年長であったが、瑞法にとっては、義理の父親であった。「これは・・・天海僧正の結界が破られているのか・・・」
 佐藤瑞法は、受取った書状を見ると驚きの声を上げた。
 将軍吉宗からの書状は、関東から会津までが入った絵図であり、雨量の多い地域が朱で表わされていた。
 江戸から北に、一直線で雨が降り続いていたのであった。佐藤瑞法は、床の間の掛け軸を見た。床の間の掛け軸は、天海僧正が作った結界の配置が描かれていた。
 宝永の富士山大爆発を言い当てた師佐藤瑞法は、吉宗から天海僧正の結界を修復するように命じられていた。
 西国で天皇等の貴人の石棺が見つかり、石棺の天井には星宿図が描かれていた。
星宿図には、天球の星座と太陽や月の動きを描いたものであった。そして、石棺の四面には、四神相応の四神が描かれ、十二支像もあった。
 四神は、東方の青龍、北方の玄武、西方の白虎、そして、南方の朱雀であった。
神々は、四方を守っていた。石棺に葬られた天皇等の貴人は、その空間の中で永遠の眠りにつくことができる。
 佐藤瑞法は、星宿図に基づいて、江戸城を中心とした聖なる領域を作ることで、魔や鬼を退けることを考えていた。
 佐藤瑞法は、星宿図が描かれた石棺の空間に森羅万象をつかさどる宇宙を見ていた。星々は、北辰(北極星)を中心にして、東方の青龍、北方の玄武、西方の白虎、そして、南方の朱雀へ動くのが見える。
 天海僧正の結界のほころびは、東を守る青龍であった。東を守る青龍は、大河の利根川であった。
 徳川幕府は、江戸湾に注ぐ大河利根川の川筋を大きく銚子口に付け替えていた。徳川幕府の悲願の大工事であり、工事の完了までには、三十数年の月日を要したのだった。
しかし、佐藤瑞法は、大河利根川の川筋を変えたことで、江戸を守る結界が崩れたことに気づいていた。
 青龍の力が弱まり、後退した青龍に代わって東を守るのは、銚子口に近い猿田神社であった。
 猿田神社の本殿は、東方を見ていた。それは、大海原の彼方を監視しているようであった。
「瑞法様、南北の線上に降水の帯がありますが、これは、何を表わしているのでしょうか?」
幕府の隠忍である秋元泰全は、娘婿で自分より年上である佐藤瑞法に尋ねた。
「泰全殿、これは、天海僧正の結界に危機が訪れておる・・・江戸城から北に向かって、東照大権現様の日光、そして、会津が大雨と大風に襲われておる・・・」
 秋元泰全は、瑞法の説明に聞き入っていた。
「泰全殿、上様にお伝えしてくだされ。天海僧正の結界が崩壊すると・・・詳しくは、書状にしたためるが・・・これは、恐ろしいことだ・・・」
 秋元泰全は、佐藤瑞法の話を全てそらんじる。根来に伝わる記憶の術であった。
佐藤瑞法は、天海僧正の結界が崩壊することを案じた。この大雨と大風が江戸城と日光東照宮、そして、会津を集中的に襲っていた。
 それは、天海の結界に守られた聖域を襲うことであった。浅草寺から寛永寺、そして、日光東照宮は、直線上にあった。その先には、会津がある。
 天海僧正の生誕の地が会津であった。日光東照宮を背後で支えるのは、天海僧正の産土神や土地神であった。
 まさに、その大事な領域に災いが起きていた。瑞法は、少し先のことを陰陽五行で占っていた。
 日光は、男体山を信仰の対象とし、観音の聖地である補陀落山(ふだらくざん)を併せ持っていた。補陀落山は、二荒山(ふたらさん)と変わった。
天海僧正は、観音への誓願によって、徳川幕府を守る結界を作った。自らの生誕の地である会津に結界は続いていた。
 二荒山は、天海にとって産土神(うぶすながみ)のような特別の神だった。そのため、日光に神君家康の眠る東照宮を建立したのであった。
 家康は、自分が死んだ一年後には、日光に小さな社を築くように遺言をした。久能山に葬られた家康の遺骸を日光に改葬したのは、天海僧正であった。
 北方を守る玄武が危なかった。亀に蛇が巻き付いたような姿をした玄武は、二百十日の大風と大雨によって、攻められていたのであった。
 北方を守る玄武が攻められれば、溢れた濁流は、鬼怒川から東方の青龍である利根川を襲うことになる。
 土石流は、奥鬼怒の村々を襲い、大洪水となって多くの人の命を奪うのだった。収穫前の稲は、壊滅状態になり、飢饉や疫病が流行る。
 佐藤瑞法は、陰陽五行の占いを続けた。そして、一番恐れるのは、元禄の大地震のように江戸湾一帯が大地震による大津波によって壊滅することであった。
 南方を守る朱雀が、壊滅すればそれは起こる可能性があった。玄武、青龍、そして、朱雀が壊滅すれば、西方を守る白虎も疲弊する。
 その時、東海道から、関ヶ原の戦いの怨念を抱く魔界の者たちが江戸を攻めたてるのだった。
 西から攻めてきた大軍の旗頭は、大一大万大吉の六字紋が描かれた旗であった。それは、関ヶ原の戦いで敗れた石田三成の紋であった。
 幽鬼と化した石田三成は、大白牛車(だいびゃくごしゃ)に乗っていた。白い牛が引く車だった。東海道を疾風のように駆けてくる。
 関ヶ原の戦いの怨念を抱く怨霊は、徳川幕府の結界を破る進撃を始めた。
「石田三成の旗頭が・・・東海道を下って来る・・・西方を守る白虎が崩壊すれば、徳川幕府は壊滅するのか・・・」
 佐藤瑞法は、そうつぶやいた。
 秋本泰全は、瑞法の命を受けて、雨が音を立てて降る中を走った。泰全は、天海僧正の結界が崩壊することを将軍吉宗に知らせるためであった。
「筑摩江や 芦間に灯す かがり火と ともに消えゆく 我が身なりけり・・・」
 佐藤瑞法は、六条河原で首を刎ねられた石田三成の辞世の句を口にした。
 石田三成は、大願である豊臣政権の主導権を握ることができなかった。味方の武将の裏切りにより、敗北したのであった。
 関ヶ原の戦いの怨念は、百年以上も時が経っていたが消えてはいなかった。石田三成は、魔界の者たちを引き連れて、徳川幕府に挑む。
 宝永の富士山大噴火を言い当てた陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法は、腕組みをしていた。隣の部屋で、赤子の泣き声がした。
 妻の静が子供をあやしていた。佐藤瑞法は、三十歳の年の差のある秋元泰全の娘静と夫婦になり、女の子が生まれたのだった。
 静も又根来衆であった。静は、隣の部屋で、夫瑞法と父泰全の会話を聞いていた。ただならぬものを感じていた。
 佐藤瑞法が病で危篤になった時、身命を賭して看病したのが静であった。
陰陽五行の天才占い師として、吉宗に期待されていた瑞法は、死線をさまよっていた。冥界に旅立とうとした時、自分の手を握る温もりを感じた。
 その温もりは静であった。冥界に落ちようとする瑞法を支えたことは確かであった。一晩中、瑞法を案じていたのは、静であった。
 静は、熱にうなされる瑞法の手を握り、夫婦になるのなら、この人しかいないと思っていた。
 二人は、待乳山聖天社で身内だけの式を挙げて、夫婦になった。瑞法と静は、現世安穏を祈念して歓喜天と毘沙門天に手を合わせた。
門前にある八百屋の三太は、近在の村から仕入れた二股大根を聖天社に奉納して、二人の幸せを願った。
 三太は、吉原の遊郭に青物を届けていた。苦界に沈む薄幸の遊女たちに新鮮な野菜を食べてもらいたいとの思いだった。
信心深い三太は、浅草寺の観音様と待乳山聖天社の歓喜天に、毎日欠かさずに参拝をしていた。
 それは、六年前のことであった。三太は、吉原遊郭の扇屋の台所で働く足の悪い娘と出会った。娘は、霞と言った。二人は、次第に魅かれ合った。
 妻子のいる三太であったが、薄幸の娘の境遇を哀れみ、やがて消すことができない情念の炎となった。
 二人は、前世から心中を繰り返していた。霞は、流行り病で死ぬと怨霊となって、三太を連れて、冥界に旅立とうとした。
 それを救ったのは、金龍に乗った仏の化身だった。金龍は、浅草寺の観音様を守護していた。
「男と女の交合(まぐあい)は、最高の喜びではない・・・それが、分かるかな・・・おまえたちは、何度も生まれ変わっては、そうして、心中をしているのだ。それを悟れば、歓喜天の教えに近づくのだ・・・わっははは」
 仏の化身は、心中をしようとしていた三太を救うと、そう言って笑った。
 三太は、その言葉を噛みしめていた。
 三太は、毎日、待乳山聖天社に良縁を祈願する男や女を見ていた。三太の店で、大根を買い求めると待乳山聖天社の石段を男や女が登って行く。
 三太は、佐藤瑞法と静の幸せが続くことを心から願っていた。それは、男と女の出会いは、過去からの因によって生じることを知っていたからであった。
佐藤瑞法は、赤子の声を聞くと、我に帰った。そして、今、何をすればよいのか、思案に暮れるのであった。
 瑞法は、床の間に飾った吉宗から送られた星宿図を見た。天空の壮大な動きがそこに広がっていた。


(二)筑波山神社を訪れた白蛇の化身

 天地開闢(てんちかいびゃく)の剣の使いである田中主水は、筑波山神社本殿の鳥居から、江戸城の方角を見ていた。雨が音を立てて降り続いていた。
 この日も早朝から、将軍吉宗から授けられた生死一大事の神剣で、鬼門を守るために天地開闢の剣を奉じたのだった。
 江戸の鬼門を守る筑波山神社は、江戸城を向いていた。そこで、鬼や魔を神剣で封じていたのだった。
 田中主水は、ずぶ濡れになった白装束を脱ぎ、着替えをしてから本殿に参拝した。神社の従者が急いで来て、田中主水に来客を告げた。
 来客は、本殿の客間に通されていた。田中主水は、色の白い女かと見間違うほどの若侍がそこに座っていた。
 対面した田中主水は、目の前の若侍から生臭い匂いがするのに気づいた。男は、自分の名を名乗った。それは、まるで女の声のようであった。
「下総布川の豊島一馬でございます・・・布川城を預かり、後北条家が主君でございます・・・秀吉方の大軍に攻められた時、主君の後北条家に忠義を尽くすために負ける軍でも、戦うことを選んだのです・・・」
 若侍は、下総布川の布川城主の跡取りだと言った。
 布川城の豊島氏は、太田道灌によって一度は滅亡した。やがて、豊島一族は、後北条家の後ろ盾によって、再興することができたのであった。
 だが、布川城は、豊臣秀吉方の大軍により、百年以上も前に落城していた。
布川城跡には、吉宗から信任が厚い白隠和尚が住職を務める徳満寺がある。
田中主水は、男の口から、蛇のような赤い舌が見えるのに気づいた。その吐く息は臭かった。
 この時、田中主水は、男がこの世の者でないことを見抜いていた。見破ると男の顔に、鱗が見えた。
「田中主水、さすがである。私を見抜きましたな・・・」
 若侍は、白蛇の化身であった。見る間に、白蛇に変わっていく。
 田中主水は、本殿を汚すことを恐れた。そして、生死一大事の神剣を手に持って、蛇の化身を外に追いやる。
 白蛇身は、ざあざあ降りの雨が降る境内で、本殿の屋根をしのぐほどの大蛇の姿になった。
 大蛇は、大雨の中で霊力を強めていた。田中主水の前には、小牛ほどもある四六のがまがいた。がまは、耳線から毒を出して、目の前の大蛇に向かっていった。
 田中主水は、生死一大事の神剣を抜いた。毒を浴びた大蛇は、神剣の一閃に叫び声を上げた。
「田中主水よ、お主は、後北条家の重臣の血を引いておるのだ・・・寄居の鉢形城で北条を 裏切ったのは、姻戚関係である徳川家康であるぞ・・・だが、徳川幕府は、間もなく滅びるのだぞ」
 大蛇は、そう叫ぶと雨の中に姿を消した。
 田中主水は、徳川幕府がまさに滅びようとしていることを知った。田中は、降り続く激しい雨と重く垂れこめた雨雲を見ていた。
 河越夜戦に勝利した後北条家は、関東を制した。そして、江戸も又、後北条家の管轄であった。
 田中主水の先祖は、荒川が秩父山地から関東平野に流れる場所に作られた要害の鉢形城にいて、豊臣秀吉の大群に取り囲まれながらもひと月あまりも戦い続けた。
 後北条家と縁戚関係あった徳川家康は、敵方についていたのだった。名門である後北条家は、豊臣秀吉によって、関東の盟主から引きずり下ろされた。
 田中主水は、雨の中で、天地開闢の剣を奉じた。大蛇によって、汚された聖域を清めるためであった。
 田中主水は、将軍吉宗の温かな眼差しを思っていた。無名の侍に、徳川家の名刀を与えた吉宗の思いに感謝の念が湧くのだった。
 鉢形城で籠城していたのは、北条氏邦であった。氏邦は、家臣の助命を嘆願して、鉢形城を引き渡した。
 北条氏邦は、高野山に追放されたが、やがて許されて、家名を断絶せずに済んだのであった。
 田中主水は、下総布川の徳満寺を訪ねることにした。豊島一馬と名乗った白蛇が気になっていた。田中は、従者を呼び、馬の用意を命じた。
 暗雲は、帯のように南北の線上に延びていた。大雨は、利根川の下流から上流に降り続いていた。すでに、利根川や鬼怒川では、洪水が起こっていた。
 香取の海があった頃のように、下総布川一帯は、湖のようになり、田畑や家々は水に浸かっていた。
 田中主水は、小降りになった空を眺め、馬を降りて舟を雇った。船頭が漕ぐ舟は、水
の上に見える島のような森を目指していた。
 そこが、下総布川の徳満寺であった。田中主水は、四つ木八幡の風の喜八に徳満寺の白隠和尚のことを聞いていた。
 舟を降りた田中主水は、坂を上がって境内に行く。徳満寺の立派な本堂から読経が聞こえてきた。
 白隠和尚であった。田中主水は、蓑を脱ぐと本堂に入った。徳満寺には、浸水した家々から逃れてきた人たちが本堂にいた。大雨で利根川の堤が切れたのだった。
寺の庫裏では、避難をしてきた人たちのために、炊き出しが行われていた。白隠は、お輪(りん)を鳴らすと読経を終えた。
 白隠和尚は、御本尊の前で村人に向かって、手を合わせていた。
 そこには、五十人ほどの村人がいた。村人は、洪水をたびたび経験して、家々に船を用意していた。だが、これほどの洪水は、経験したことがなかった。
 収穫前の稲は、水の中に沈んでいた。そして、鶏や牛も濁流に流されていた。家ごと流されて、行方が分からない人たちもいた。
 田中主水は、地蔵堂に通された。
「田中殿の天地開闢の剣を江戸城で拝見いたしましたぞ。田中殿は、まるで不動明王の姿のようであった・・・」
 白隠和尚は、江戸城で田中主水の剣を見ていた。神剣の美しい輝きを、今でも思い出すことができた。
 田中主水は、地蔵堂で豊島一馬のことを白隠に話した。大蛇と化した豊島一馬は、何者であるのか、田中は白隠の言葉を待った。
 白隠和尚は、田中主水の背後にいる、がまに気づいていた。がまは、従者のように田中主水に従っていた。
 白隠には、がまの姿を見ることができた。田中主水は、気づいていないようであった。がまは、地蔵堂の本尊の下をしきりに気にしていた。
 白隠は、がまの気にする場所を小僧に確かめるように命じた。地蔵堂の扉を開けた小僧は、悲鳴を上げた。
 白隠和尚は、小僧が指し示す場所を蝋燭(ろうそく)の灯りで照らした。そこには、息も絶え絶えの干からびた白蛇が、大きながまとにらみ合っていた。
 二匹は、憔悴したまま動くこともできずにいた。田中主水は、そのにらみ合いを生死一大事の剣で祓った。
 二匹は、ゆっくりと自分の住処(すみか)に戻って行く。
「田中殿、筑波山神社に現れた豊島一馬は、この白蛇のようですなぁ。蛇は、貴殿にがまとの死闘を止めて欲しかったようです・・・わしを頼らずに、天地開闢の剣の使い手で名を馳せている田中殿に頼ったのですな・・・」
 白隠和尚は、そう言うと豪快に笑った。そして、二人は、地蔵堂を出た。
 徳満寺からは、水没した村が見える。徳満寺の境内には、子どもたちが遊んでいた。久し振りに陽が射してきた。
 白隠和尚は、水神みずちを祀る由緒ある神社のことを田中主水に話した。それは、徳満寺から見える水面に突き出た聖なる森にあった。
 大昔から、香取の海に突き出たその森は、その連なりの様子から、水面を泳ぐ大蛇のように見えるのだった。人々は、その姿に畏敬の念を抱いた。
 聖なる森に社をまつり、多くの参拝客が社を訪れていた。延喜式にも書かれている由緒のある神社であった。
「利根川が銚子口に付け替えられる前は、このような景色だったに違いない・・・」
 白隠和尚は、聖なる森をしばらく見ていた。
 田中主水は、徳満寺の本堂が、江戸城を向いているのを白隠から教えてもらった。富士山が右手に見えていた。
 田中は、白蛇の化身の豊島一馬の言葉を思っていた。下総の要衝の地で、後北条家のために命を懸けた武者たちがいたことを知った。
豊島一族は、秀吉方の大軍に対して、忠義のために死を選んだのであった。田中主水は、本堂に向かって手を合わせた。
 そして、明日の朝には、恒例の天地開闢の剣の舞を徳満寺の境内で行うことを決めていた。
 徳満寺の本堂では、村人たちが読経をしていた。水が引いて、また穏やかな生活が送れることを祈っていた。ねたきりの年寄りや幼児には、疲れが見えていた。
 田中主水は、寺の小僧と共に村人たちの世話をした。子どもたちは、雨が上がった境内で歓声を上げて、仲良く遊んでいた。


(三)日光東照宮に迫る土石流

 将軍吉宗は、未明に知らせを受けた。それは、日光東照宮の北にある五十里湖(いかりこ)が決壊した知らせであった。
 土石流は、鬼怒川沿いを襲い、多くの死者がでたということだった。
吉宗は、幕閣たちの参集を命じ、陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法にも城に上がるように使者をつかわすのであった。
 佐藤瑞法は、使者の知らせに飛び起きた。瑞法は、それを言い当てていた。
八月の大雨と大風は、南北の線上に湖一杯分の雨をもたらした。南北の線上を襲った
大雨と大風は、徳川幕府の結界を崩すものであった。
「これは、天海僧正の結界に危機が訪れておる・・・江戸城から北に向かって、東照大権現様の日光、そして、会津が大雨と大風に襲われておる・・・」
 佐藤瑞法は、そのことを秋元泰全に命じて、既に吉宗に言上していた。
「天海僧正の結界が崩壊したのか・・・恐ろしいことだ・・・」
佐藤瑞法は、日光東照宮がどうなっているかが気がかりであった。
 五十里湖が決壊すれば、その勢いで日光の山々を崩し、東照宮もまた土石流に押し流されてしまう恐れがあった。
 江戸城の松の間では、幕閣たちが参集していた。次々と今回の災害の報告があった。会津西街道は、土石流に埋まっていた。
 幾つもの村が、土石流に埋まった知らせが入った。吉宗は顔を曇らせていた。
 土石流は、宇都宮の手前まで来たということだった。幸いにも、日光東照宮は、無事だという知らせが入った。
「神君家康公は、北辰(北極星)にいらっしゃるのだ。未曽有の大災害であるが、徳川幕府は、東照大権現によって、守護されているのだ」
 将軍吉宗は、幕閣を前にして声を上げた。日光東照宮が被害を受ける最悪の結末までには、至らなかった。
 吉宗は、幕閣に命じて、雄藩の力を借りて、災害に襲われた藩への援助に向かわせた。 そして、江戸を守る天海僧正が配置した寺社には、現世安穏の祈りを上げるように命じたのであった。
 東を守る青龍の利根川も氾濫していた。ここで、江戸湾に大地震と大津波が起これば、江戸は壊滅するのだった。
 陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法は、江戸城の書院に呼ばれた。
「佐藤瑞法よ、何か思いついたのだな・・・」
 吉宗は、耳まで紅潮した佐藤瑞法を見つめた。
 この時、吉宗は、天海僧正の結界が壊れた後の新しい結界を必要としていた。佐藤瑞法は、かつて、日光東照宮に参拝した時に東照宮の真上にある北辰(北極星)に気づいていた。
 神君家康公は北辰にいて、徳川幕府を守護している。それは、天海僧正でも天の動きまでを詳細には、つかんでいなかった。
 佐藤瑞法は、ようやく、中国の二十八宿による新しい結界にたどり着いていた。二十八宿は、天の宿を太陰(月)が一日に一宿ずつ宿ることを基にしていた。
 同じ時期に、吉宗も又、天体を観測させながら、天の動きを取り入れた結界を考えていたのだった。
「本年は、陰陽五行では、癸卯(みずのとう)でございます。陰陽五行では、木は水によって成長する相生(あいおい)でございます」
 佐藤瑞法は、そう吉宗に言上した。
 二百十日の大雨と大風で、川が氾濫した。だが、水は木を生じる本年は、災い転じて福となす年にあたるのだった。
 吉宗は、太陰の動きに思いを馳せていた。そして、日食や月食が当たらなくなった暦を改めたいと考えていた。
「天の動きを知ることで、政(まつりごと)が行き届いた穏やかな世を作ることができる。瑞法よ、新しい暦を作る時が来たのだ」
 それは、新しい結界を作る上で、欠かすことのできないことであった。吉宗と瑞法は、目的に向かって、動き出そうとしていた。北辰は、日光東照宮の上で、その輝きを増していた。


(四)中秋の名月が江戸を照らす

 二百十日の豪雨の後、ようやく天候が回復した。花川戸のむじな長屋では、八月十五日の仲秋の名月を眺める支度で忙しかった。
 長屋には、醤油の焦げる匂いがしていた。十五夜に食べる団子を作っていたのだった。「蛤(はまぐり)をもってきやした。今宵のお月様に供えましょう」
 俸手振りの三太は、俸手振りの正太が夕方になって、蛤をおかみさんたちに配っていた。
「さぁ、蛤で潮汁を作りましょう。マスさん、昆布を分けてくれないかね?」
 長屋の左奥に住む飲兵衛安のおかみさんのトラは、向かいのおかみさんに声を掛けた。 その声を聞いた真向かいのマスは、昆布を手に持ってトラに届けた。
飲兵衛安は、月見の縁台をこしらえていた。それが終われば、宵の月を祝って、先ずは一杯と決めていた。
「この人は、また、飲んでいるね。まだ、宵の口だよ」
 トラは、亭主の飲兵衛安が、酒を口にしているところを見つけた。
「宵の月を祝っているのよ。いい月が出ているじゃねぇか。日光東照宮の大権現様がご無事で何よりだ」
「いいご身分だねぇ、あんた、少しは手を動かしなよ」
 安は、お月様に手を合わせていた。トラは、呆れ顔で徳利を取り上げた。
潮汁は、昆布でだしをとる。ふきんで昆布の表面を拭って、大なべに入った水につけておく。
 月見団子は、三味線の師匠のお滝が作っていた。醤油の焦げる匂いが長屋中に漂っていた。
 近江屋の倅の小太郎が、大川の川岸からすすきを刈ってきた。長屋の住人たちに配るためだった。
 江戸が栄える前は、武蔵野はすすきが茂る湿地帯であった。徳川幕府は、洪水を起こす利根川を銚子口に付け替え、今のような江戸の町を作ったのであった。
 仲秋の名月には、すすきを供えて、かつての武蔵野を思うのであった。お月様に供えた蛤や団子をいただき、安穏な世に感謝を捧げる。
 近江屋の権助と倅の小太郎は、昼は四つ木八幡宮の大祭で白帆の船を出した。八幡様の例大祭もこの日に開催した。
 八幡様の氏子たちは、昼は例大祭で夜は月見で大忙しだった。
佐藤瑞法の家族は、浅草寺から戻って、長屋の月見の会に顔を出した。秋風が吹いて、虫の鳴き声が聞こえていた。
 そこに、柏富士が樽酒を手にして顔を出した。若い力士を従えていた。今では、蔵前の 神明神社の横にある牛尾部屋を継いでいた。
 新明神社の月見の前に、懐かしいむじな長屋の月見の会に顔を見せたのだった。
 長屋の住人たちは、二百十日の大雨が続く中、雨漏りのする長屋で、ため息ばかりついていた。
 男たちは、長雨で仕事に行くこともできずに、せんべい布団に横になっているだけだった。
「親方、江戸で評判の力士とくりぁ、柏富士、相撲甚句をうならせてもらいやしょう」
飲兵衛安は、そう言うと相撲甚句をうなった。宵の口から飲んでいたので、陽気にはしゃいでいた。
「はぁーえー あー どすこい どすこい、津軽いいとこ 岩木のお山に柏富士 あー どすこい どすこい」
 甚句によって、津軽から江戸にやってきた柏富士の人生が謡われていく。
 柏富士が江戸に来て、金子が底をついた。知り合いもいなかった。飢える寸前で握り飯を持ってきてくれたのは、むじな長屋の住人たちであった。
 柏富士は、あの時のことを思うと涙が溢れる。若い力士は、相撲甚句を謡い続けていた。仲秋の満月がむじな長屋の住人たちを照らしていた。
 むじな長屋の住人たちは、月見団子を食べ、潮汁を吸って、誰もが皆、笑っていた。
 佐藤瑞法は、江戸幕府最大の危機が去って、安堵していた。新しい結界の構想も見えていた。
 佐藤瑞法は、仲秋の名月を見ていた。太陰(月)の動きに合わせて月日が正確に刻まれていく。
 瑞法は、陰陽五行の占いに、太陰の動きに合わせた二十八宿を取り入れようとしていた。
 江戸城では、吉宗が中秋の名月を見ていた。太陰の動きに合わせた新しい暦を作ることを満月に祈っていた。







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