2015年7月1日 17時0分 |
具体的なサービスと料金 |
なぜ、個別相談が有料なのか? かつては個別相談を無料で実施していました。無料で相談を行っている金融機関や保険会社、証券会社、不動産会社は数多あります。 しかし、この「無料」という二文字をじっくりと考える必要があります。当事務所のブログにせっかくお越しになったわけですから、「無料相談」を一緒に考えてみましょう。 まず「無料相談」の実態は集客パンダ的な扱いであり、「無料相談」とうたいながらも、「有料の保険商品や金融商品、証券、不動産」を販売するツールの一つとして、無料相談を開催している、否、利用しているといっても言い過ぎではないでしょう。 高額な金融商品や保険商品、不動産(いま流行りのアパート)を販売すれば、元が取れるから無料相談を行うわけで、それがお客様の家計改善や財産形成にとってベストな選択、ベストな商品ミックスかといえば、必ずしもそうなっていないのが現実ではありませんか? 1.無料(タダ)の相談は、その後に何かを売りつけられる、買わされる。勧誘もしつこい。 2.お客様からの問い掛け(質問)に対する回答が無責任、ピントがずれていたり、説明を行う側も内容的に消化不良で、聞いている方は全く分からなかったりして、あまり役に立たない。何かあっても相手に責任すら問えない。 3.自社商品販売の集客手法の一つ。上記の説明の通りです。 4.何かと自社商品のよさばかりを強調して、自分のニーズに合っているのかどうかも判断がつかない。 ――これらが「無料相談」の実態ではありませんか? 私たちの事務所は、お客様の家族構成から資産構成を十分に理解し、「今後の人生」への考え方や思いにじっくりと耳を傾け、課題点の整理を行ったうえで、ベストな提案を行うように日々努力しております。 ほんのわずかなケースですが、「何もしないのが一番。いまのままでいいんです」という答えもありますが、それはそれで「迷っていたお客様の心」に「あなたの判断はプロから見ても正しかったのですよ」というメッセージになり、お客様の今後の自信にもつながります。 プロとしての経験と感性で対応する個別相談は、一度受けていただいたお客様からは「聞いてよかった!」とご満足いただけると自負しています。 プロとしての自信があるからこそ「有料」なのです。 家計見直しは生活の基盤を、事業承継は経営者だけでなく従業員を含めた生活の基盤をそれぞれ守るための戦略が必要です。また、相続対策や不動産の有効活用策には数千万円から数億円の投資とリスクを伴います。 「相談」という初期の適正な判断に、どれくらいのお金と時間を掛ける必要がありますか?」――言い方を代えれば、初期の段階で適正な判断のもとになる的確な資料があれば、オーバースペック(過剰投資)に陥らなくても済むわけです。不動産の有効活用であれば、投資額の1%程度で的確な判断材料が手に入るわけです。 その「転ばぬ先の杖」たらんとする役割こそが、当事務所の使命だと考えています。 |
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