「体験」と「気のせい」は紙一重の感覚〜ヘミシンクで体験を深めるコツ〜 | |
2013年8月31日 0時20分の記事 | |
今日は、ヘミシンクの話でもしようかなと思います。 29日にへミシンクCDを使った個人向けセッションをおこなったんですが、使ったのは、ゲートウェイシリーズのWAVE1「オリエンテーション」という一番最初のCDでした。 このCDは、ヘミシンクの原理を説明するところから始まり、フォーカス3という意識状態を体験します。 このフォーカス3というのは、ほとんどなじみがない意識状態ですが、ナレーションによれば、心と頭が同調する意識状態なのだとか。 (数年ぶりにこのCDを聞いてみて、フォーカス3に関する現段階の私なりの明確な感覚を得たんですが、感覚は人それぞれですので話してもあまり意味がないために省きます。聞きたい方はミニワークショップの時にでも聞いてください) 私がヘミシンクを習い始めた頃、最も熱心に聞いていたのは、この「オリエンテーション」でした。 実は、この「オリエンテーション」に、体験を深めるエッセンスが詰まっています。 何か未知のことを体験するには、今までに自分がもっていた経験や知識をいったんわきに置いてやる必要があることがあります。 ヘミシンクでも、それが当てはまったりします。 「振動する波のエネルギー」、ナレーション中のこの言葉にすべてが集約されています。 我々が誰かと話している時、言葉は波のように伝わるエネルギーとしての本質を持っています。 それは、音的にもそうですし、非物質的なエネルギーとしてもそうです。 音、言葉にも、エネルギーとしての側面があるからです。 我々の心臓の鼓動や、体の活動にも、エネルギーとしての本質があります。 つまり、我々が体として認識しているものや、体から発せられた音として認識しているものにも、実はエネルギーとしての本質があるのだということを知ることによって、今まで数十年にわたって信じてきた観念体系がいったん壊れ、あらたに再構築されます。 その時に、例えば体外離脱などの今までになかった体験が生じたり、あるいは今までに見えなかったものが見えたり、聞こえたりといった、いわゆる非物質的体験が生じてきたりするのです。 しかしこれも、人によって非常に差異があります。 今から思えばですけど、私の場合、かなり初期の頃から、通常の意識状態ではありえない体験というのをヘミシンク中にしていました。 例えば、上でご紹介したような、まさに体中が波打つように揺らいでいるような感覚だったり、 あるいは意識の一部が部分的に体外離脱して、現実世界とそっくりなんですが微妙に異なる世界にいる自分があったり、 あるいは、私は肉眼の視力が非常に悪いので、裸眼ではほとんど何も見えないんですが、ヘミシンク中に裸眼で何かのヴィジョンをハイビジョン映像のようにくっきりと見たりといったことがありました。 ですが、これはまだ自分の意識状態をコントロールできていない状態でして、体験を深めるにはこの次の段階が私の場合必要でした。 それが、今までにさんざんお話してきた、非物質界をどのように知覚するか、また知覚していることに気づくかといった部分です。 一言でいうと、「なんとなくそんな気がする」という感覚、直観を大切にするということになってくるのですが、人によってこれをすんなりできる人と、できない人がいます。 その手助けとなるのが、検証作業だったりします。 共同探索なんかで、他人と体験を比較することで確かに自分も体験していたのだと自分自身で納得する作業です。 あるいは、普段現実世界で生活している時に、暇なときに直観力を使う練習をします。 別になんてことはない場面で、ゲーム感覚で、直観力を使って例えば午後からの天気を予想したりといったように、検証できることを前もって予想したりするのです。 この時に便利なのは、例えばワンブレス・テクニックです。 大きく深呼吸して12と心の中で数え終えた時、例えばフォーカス12ならフォーカス12の意識状態にいることに「します。」(フォーカス15なら15と心の中で唱えます) フォーカス12の意識状態であることに「する」わけです。 でも、実際にフォーカス12であるかどうかは、どうやって検証したらいいんでしょうか? いえ、違うんです。発想が逆です。 自らフォーカス12の意識状態である自分をたった今創造することで、自分から見える世界の見え方のほうを変えてやるわけです。 自分自身が主観的に変わっただけですから、検証などする必要がありません。 ですが、主観的な認識の変化が、実際に現実的に効力を持ってくるというのがポイントです。 それを補助するのが、「オリエンテーション」の中に収められている、万物はエネルギーによってできているといった信念体系の転換であったり、セッションの前に必ずする、アファメーションであったりします。 今は、ワンブレス・テクニックを使うコツをお話しているわけですが、これを、日常生活のレベルで何度もノンへミ状態で練習するわけです。 ヘミシンクに頼らずに。ここがポイントです。 ヘミシンクという枠組みをいったん打ち破ることが、逆にヘミシンク体験を深める契機になるのです。 言葉で書くと、伝わりにくいですし、難しく感じますよね。 でも実は、簡単なことなんです。 実は、体験を深めるコツというのは、あなたのすぐ隣にあって、あなたがそれに気づくのを待っている、こんな感じです。 この辺のコツをもっと知りたい方は、ぜひ11月の東京ミニワークショップに出てみてください。 ヘミシンクCDに頼りすぎないというのが、ヘミシンクの体験を深める最大のコツなんですが、そこにいかに早く気づけるかどうかです。 体験というのは、遠くにあるものではなく、もっと足元にゴロゴロ転がっているようなものなんだということを、ぜひ多くの方に実感していただければなと思っています。 11月の東京ミニワークショップへの多くの方のご参加をお待ちしています。 ☆11月16日(土)第1回ミニ・ワークショップ(東京)☆ 一部:講義 10:00〜12:00 リーディングのついての概要説明 二部:体験ワーク 13:00〜16:00 ワーク(休憩あり) 16:30 質問タイム <場所> 東京某所 <料金> 一部3000円、二部4000円(一部二部共お申込みいただいた方は通しで6000円) <お申込み先> imimi369369@gmail.com 東京ミニワークショップの詳細については、 http://blog.kuruten.jp/imimi/264323 なお、東京個人セッションについては、定員オーバーとなったため、現在募集枠を拡大する方向で調整中ですが、そろそろ募集を締め切ります(あと1名程度)。 個人セッションの開催は、11月15日(金)と17日(日)に行う予定です。 Some rights reserved by amy paterson 最終編集日時:2013年8月31日 12時45分 | |
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