自分に正直に生きる | |
2013年10月6日 8時43分の記事 | |
最近、読者の方でよくメッセージをくださる方がいらっしゃいます。 お会いしたことはないんですけど、とても温かみのあるメッセージで、なんとなく心が温まります。 その方がメールの中で、与えたものが返ってくるというバシャールの言葉と、マザーテレサの言葉とを引用してくださいまして、それを読んで思ったのは、両者の発言がとてもよく似ているなと思ったことでした。
まずはバシャールの言葉なんですけど、これです。 「あなたの与えるものがあなたの受け取るものです。 それが《創造》のたったひとつの法則です。 どの次元でも、どの場所でも、誰に対しても当てはまる法則はそれひとつです。」 次に、マザーテレサの言葉です。 「人は不合理、非論理、利己的です。 気にすることなく、人を愛しなさい。 あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。 気にすることなく、善を行いなさい。 目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。 気にすることなく、やり遂げなさい。 善い行ないをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。 気にすることなく、し続けなさい。 あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。 気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。 あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。 気にすることなく、作り続けなさい。 助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。 気にすることなく、助け続けなさい。 あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。 けり返されるかもしれません。 でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。 最後に振り返ると、あなたにもわかるはず、 結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです あなたと他の人の間であったことは一度もなかったのです。」 マザーテレサの言葉は長いんですけど、要は「あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。」ということですよね。 ただ、マザーテレサは、最良のものを与えると、すべていいことが返ってくるとは言わないんですよね。むしろその逆が起きることすらあると言っています。 マザーテレサは、起きることはすべて「自分」(=神)との間でのことなんだということですよね。 だから、何が返ってくるかどうかは、気にしていないのかもしれません。 それよりも、最良のものを「与える」ことにフォーカスしているように思います。 一方、我々が先ほどのバシャールの言葉を読むとき、無意識にこう読んでいないでしょうか。 「自分にとって好ましいものを『受け取るためには』、自分にとって好ましいものを『与えなければならない』」と。 これって、バシャールのいう、やってはいけない条件付けですよね。 でも、マザーテレサはここが普通じゃないところです(もちろん良い意味で(笑))。 要は、無条件に与えなさいと言っているわけです。 改めてマザーテレサの素晴らしさを感じます。 私は、フェイスブックの自己紹介文で、こう書いています。 「現実世界での偉人では、マザーテレサを人間として尊敬します。誰に何と言われようとも、自分の信じるところを『行為によって』貫いた人だからです。」 世の中に何が正しいとかはないのかもしれません。 しかし、もし仮にあるとすれば、自分らしさを貫くことかもしれないなと思います。 もっと人間臭く生きたらいんんじゃないかなと思ってます。 聖人君主じゃないんですから。 好きなように生きたらいいんです。 それによって相手の心が傷つくかもしれない。 でもそれは、お互い様です。 傷つけるとういうことは、自分も傷つくということです。 巡り巡って自分に還ってきますから。 だから、長い転生の中で1個や2個、そういった連鎖ゲームが増えたからって、ある意味多次元的にはどうってことないともいえます。 それよりもむしろ大事なのは、自分に正直に生きることではないかと思うんです。 自分を偽らずに。 それはもう、正直に生きたもん勝ちですよ。 自分の感情を偽らないことが、自分の感情を知る上でとても重要な視点になってきます。 自分にはこういう感情もあったんだとわかることが、自分自身を知る上で重要な点になってくるからです。 与えたら与えたものが返ってくる、それはそうなんですけど、無意識に条件付けをしていませんかということと、 まずは自分に正直に生きてみませんかというのが、今日私が言いたかったことでした。 Some rights reserved by T.Kiya | |
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