思考の枠組みからの解放 | |
2014年3月2日 23時7分の記事 | |
前回のセスの話の要点はだいたい次の通りです。 (わかりやすくまとめてみました。)
1.我々は、我々の別側面の自分(過去世の自分)と相互交流があり、我々の本質(山)は、過去世の自分(岩の層)とは別物である。 2.我々のような思考や母音に影響されない伝達手段というものが存在していて、植物や動物、胎児、あるいは細胞レベルにおける細胞は、未来のそれが過去のそれから情報をダウンロードして自己成長する。 3.細胞は、自分自身の未来の姿に気付いているし、また未来は不確定なものであり、一つではないということを知っている。 4.我々は、未来を変えることもできるし、過去も変えることができるが、それを説明するには、言語上の制約がある。 5.言語上の制約があるゆえに、宇宙の遠いところにある銀河は過去の産物だと科学者は思っていたり、輪廻しているのは過去の自分だと我々は思っているが、本当はそうではない。 セスは、過去世というのは、蓋然的な自分であるといろんなところで言っています。 ここでいう蓋然的な自分というのは、多くの人の感覚に照らすと、パラレルワールドに最も近いです。 つまり、セスによれば、過去世とはパラレルワールドにいる自分だと言うことになります。 そうすると、セスの考え方に基づくと、現在の自分を変えると、過去世の自分も変わる(少なくとも影響を与える)ということになります。 現在とつながりの深い蓋然的自己が変化するからです。 この点、バシャールのパラレルワールドの説明のように、最初から出来上がったパラレルワールドが無数に存在しているわけではないという点に違いがあります。 常に、何かになろうとしている状態であり、何になるかは可能性レベルでしか把握できない、こんな感じかもしれません。 最近いろんな人のリーディングをして気付いたのは、過去世の自分というのは、今生の自分とどこか似ている側面を持っていることが多いということです。 それは、ご本人から事情をきいて初めてわかる場合もありますし、またお会いしたりお話して確かにそうだなと感じられる場合もあります。 そうすると、過去世も、その人を取り巻く状況によって、また年代等によって、見えてくるものが変わってくる可能性があります。 また、過去世がないという人もたまにいたりしますが(私はまだリーディングでは出会ったことがありません)、ぶっちゃけ、なくても全然かまわないんでしょうね。 また、最近まで知らなかったんですが、作られた過去世というのもあるみたいです。 私がリーディングした人の中にも、かつてそういう人がいました。 つまり、本当は地球上で転生したことがほとんどないのだけれど、より大きな「自分」から地球で経験したという情報を与えられた結果、数十あるいは数百の過去世があるように見えるというパターンです。 ただ、過去世も蓋然的自己だととらえると、可能性レベルでどのような自己が存在していても、していなくてもかまわないわけで、いろんな側面があってしかるべきだと考えるほうが自然な気がします。 我々はどうしても、それは事実なのか、事実でないのか、白か黒か、そこのところをはっきりさせてもらいたいと考える習慣があります。 その意味では、白でも黒でもない、グレーという考えをとりにくいのですよね。 でも、思考の柔軟性というか、価値観の転換というか、意識の転換、パラダイムシフトというか、言い方は何でもいいんですが、 いままで当たり前だと思っていたことをちょっとだけわきに置いてみるということが、これからの時代には必要なのかもしれません。 Some rights reserved by Luke,Ma | |
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