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リーディング結果のご紹介
 
2014年4月2日 0時53分の記事

今回は、僧侶の方からハイアーセルフ・リーディングのご依頼をいただきましたので、ご本人(仮にFさんとします)の承諾の下、リーディング結果をご紹介したいと思います。

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<ご質問について>

●真言宗の僧侶をしています。独身です。
ハイアーセルフにお聞きしたいことは、過去生のことです。自分は、過去にどのような人生を経てきているのか?また、今回の人生の目的といいますか、僧侶となったことの意味、過去生からどのような課題があって、僧侶という職業を選んだのか。過去生でも、やはり僧侶をしていたのか?ということ。


ハイアーセルフによれば、今生では、人生を俯瞰的に眺めることが重要だと言います。

そのために僧侶という地位・立ち位置にいるのだというのです。

僧侶というのは、俗世間からみれば一定の距離間を保つことのできる職業です。

例えばサラリーマンですと、日々のノルマに追われていたり、家族を養わなければならなかったり、自分の人生にどっぷりつかりすぎてしまうがために、自分自身が見えなくなってしまいます。

ところが、僧侶というのは、組織や慣習、文化によって守られている側面があります。

もちろん、僧侶として学ばなければならないことはたくさんあるでしょうけれども、物事の諸相を俯瞰的に、一歩引いた形で見えやすい立ち位置にあるというのです。

もちろん、そうしようと決めたときに、ということなんでしょうけれども。

どの地位にいても、その人の考え方によって様々な生き方が可能ですから。

ですから、まとめますと、Fさんは人生を俯瞰的に見る段階にすでに来ていて、今生ではそのために僧侶という立ち位置を選んだのだということになります。

あとは、自由に生きなさいと言ってきています。

自由にやりたいように。その中で、自分自身の本当に進みたい方向性を見定めていくようにといったニュアンスを投げかけてきます。

それは、Fさんとつながりの強い過去世の生き方とかかわってくるのですが、Fさんはどちらかというと、今生のFさんとつながりの強い過去世において、その時代の規則というかルールに縛られて生きていました。

でも、今生においては、社会生活上の一定のルールはあるにはあるのですが、それに縛られない生き方ができるみたいです。

あるいはすでにされてきたのかもしれません。

その自由を満喫しつつ、自分のやりたいことをとことんやりつつ、自分自身の真に進むべき方向性を見定めるために今生生まれてきたのだと伝えてきます。



●妙見菩薩という、北極星の仏様をおまつりしています。自分と、北極星との関連について、また他の星との関連についても知りたいです。私の起源は北極星なのでしょうか?

ハイアーセルフ曰く、妙見菩薩というのは、人によって、具体的に言えば、多くの人の信仰によって生み出されたものみたいです。

ただ、妙見菩薩の背後に北極星があるのは確かです。

それはなぜかというと、北極星というのは、今の時空において、すべての意識の大元を象徴する星系だからです。

そこには本来は名前はありません。

人によっては、天御中主神だというかもしれませんし、別の人は妙見菩薩だというかもしれません。

しかし、呼び名は重要ではなく、あらゆる意識の大元であるという点が重要です。

特に、シリウスから見れば、北極星はツインのように君臨します。

Fさんはシリウスとも関係がありますから、シリウスから見れば、北極星は大元の意識の起源である、こういうことになります。



●以前、あるヒーラーからリーディングを受けた時に、私はイエスキリストをチャネルしてるといわれました。このご縁は、イエスが処刑される2年ほど前、イエスのもとで修行していた僧侶に育てられていた孤児だったことがあり、当時は5歳くらいだったそうです。この情報は本当なのかお聞きしたいです。

過去世というのは、可能性レベルで存在しているものであり(この現実世界もそうです)、絶対存在するとも言えませんし、存在しないとも言えません。

大切なのは、今の自分とのつながりの強さです。

Fさんは、魂の起源ではイエスとのつながりは強いですし、この後お話しする太陽系内の惑星とのかかわりにおいてもイエスとのつながりは 強い方です。

あとは、Fさんご自身がどのような方向性に進んでいきたいのかを見定めて、その方向性に行くことを意図されることが重要だと思います。

その上で聞いていただきたいのですが、Fさんは確かに、イエスと同年代に生まれているようです。

イエスが生まれる前年だと言います。

母親は、イエスの実の母親を慕っている女性で、慕っているというか、尊敬している、そんな印象を受けます。

イエスの母親と懇意にしていた人物のようです。

その母親から当時のFさんは生まれています。

ところが、Fさんは、イエスとは対照的な生き方を選びました。

イエスはどちらかというと、人間とはいかにして生きるべきかといった、精神的な感化を行っていたと感じます。

しかし、当時のFさんは、もっと地に足の着いた、労働をして汗を流して働いて、それで得たお金で家族を養って、・・・といったように、普通に生きることを是としていた人物でした。

どちらかというと、現代のサラリーマンのような生き方です。

これは、前述したように別の過去世にも表れています。

そのバランスをとるために、以前にも述べたように今生のFさんの人生があると言っても過言ではありません。

物質世界に根差した人生と、精神的・霊的進化を追求する人生。

この二つが、Fさんという人格存在を観させていただいたときに見えてくる二つの真実です。





<ハイアーセルフの概観>

Fさんのハイヤーセルフは女性性が強く出ています。

普通、男性の場合、男性が現れやすいのですが、珍しいです。

この方は過去世でありガイドである可能性があります。

身分の高い尼僧のようないでたちです。

紫色の着物を着ていて、頭に布のようなものをかぶっている印象があります。

この方にいろいろ聞いていきました。





<過去世について>

まず、感じられてきたのは、幕末の頃の日本です。

男性として生まれています。

新潟県で、農家の家に生まれています。

家は割と大きな農家だった印象があります。

19歳で一人前として認められて、一人立ちします。

その時に親から与えられたのは、1反の田んぼだったと感じます。

そんなには大きくない感じで、農家としては本当に小さなスタートといった感じです。

家で例えるならば、4畳半の小さな部屋からすべてが始まると言った感じでしょうか。

でも、当時は、努力すればやがて収入が増えて田んぼが大きくなって・・・という感じではなかったのかもしれません。

私には、どれだけ裕福になれるかも、親の持っている土地をどれだけ自分が分けてもらえるかによって決まるような印象が若干感じられてきます。

現代の感覚でいうと、出世できるかどうかは生まれたときから決まっているみたいな感じです。

同じ農家でも、家によってずいぶんと貧富の差があったのかもしれません。

そんな状況の中、希望に満ちて農家としての第一歩を踏み出し、25歳で結婚します。

18歳ぐらいの女性を嫁にもらっています。

その時のお祝いに、さらに親から土地を分けてもらっている印象があります。

3人の子供(男2人、女1人)を授かり、男の子の名前には「虎」の文字にかかわる名前を付け、女の子には「咲く」の文字にかかわる名前を付けたみたいです。

「とら」、「さく」に関係する名前です。

これは、虎は当時、縁起がいいと考えられていたみたいで、咲くというのは、花のように美しく咲いてもらいたいという願いがこめられていたみたいです。

新潟は雪国で冬などは大変ですが、平和で実り豊かな人生を送ったようです。





次に感じられてきたのは、僧侶の過去世がないかということでしたので探してみると、ありました。

おそらくは何度かの過去世で僧侶をされている可能性があります。

私に感じられてきたのは、男性だった時です。

15世紀頃だと思います。

場所は四国です。

真言宗の僧侶をしていたみたいです。

若い頃、一心不乱に修行に明け暮れていました。

当時主流だったのかどうかわかりませんが、密教を熱心に信仰していました。

しかし、30代ぐらいの時に、道半ばで悟りへの道に挫折している印象があります。

もしかしたら、体調を崩したとか、物理的な原因があったのかもしれません。

それから一転して、顕教の道へと進んでいっています。

晩年、京都に住んでいる印象を感じます。

当時の僧侶の地位はかなり高く、どこに行っても食べるのには困らないと言いますか、現代の感覚でいうと仕事にはつけたみたいです。

Fさんも、若い頃の密教の修行経験があり、それが僧侶の間では高く評価されていたんだと思います。

ただ、自分の寺はもっていなかった印象があります。

どこかのお寺に所属して、そこで一生を終えているような感じです。





次に見えてきたのは、日本の江戸時代中期のようです。

今の岐阜県のあたりに町人として生まれています。

男性です。

何か佃煮のようなものを売っているお店だったみたいです。

7人ぐらいの兄弟の長男だったと感じます。

成人して、好きな女性と結婚して、子供をもうけ、家庭を築きます。

この時代、どちらかというと、Fさんは自分のためではなく人のため(家族のため、お店のため)に生きました。

ずっとそうやって生きていたんですが、ある時、ふと振り返ってみると、そうやって自分が家族やお店のために尽くしてきたこの人生も、まんざらではないなと思うようになります。

その中でFさんは、人生の価値というのは、こうやって人にやったことで喜んでもらえるその充実感からくるのではないかと感じるようになります。

この人生も、あとでご紹介するイエスの時代に生きた人生と同様、物質世界にどっぷりと浸っていた人生で、精神的なこととは無縁だったと感じます。

どこか物質世界に浸りきることに対するむなしさを感じているようですが、でも、当時のFさんは、現実的なものの考え方を好みますし、そのようにして現実世界に浸りきって生きることを是としていました。

そのバランスをとるために生まれてきたのが、今生のFさんです。





<魂の起源について>

Fさんのハイアーセルフ(紫色の着物を着た尼僧。ガイドでありハイアーセルフの中心的人物)によれば、Fさんの魂の遍歴は少し複雑なのだとか。

もともとは、Fさんは、アルデバランという星系に起源をもつ人です。

このアルデバランという星系は、実はあのイエス・キリストとも関係があります。

イエスキリストの意識の起源は、シリウスAにあると感じますが、イエスは他の星系、具体的に言えばアルデバランで修行をしています。

星系には本来、レベルの違いはないのですが、イエスが修行をするぐらいですから、このアルデバランという星系は重要な役割を持っているということになります。

その役割は、一言でいうと、魂の調整をするということにあります。

多くの意識は、それぞれの星系でそれぞれの進化・成長を遂げていきますが、最終的には中庸すなわちトータルな点でバランスの取れた形に収束していきます。

ですから、その点から言えば、魂の調整とはすなわち中庸に至ることにほかなりません。

ですから、最終的に調整された魂が立ち寄る場所が、アルデバランであるという言い方ができると思います。

Fさんはこのアルデバランを起源に持ち、逆にイエスの故郷星であるシリウスにも立ち寄っています。

ですから、たどった順序が逆ですが、イエスとFさんは、魂の起源から見れば非常に近しい関係にあるということが言えます。

非常に近い時代に生きていたことがあるのはあるのですが。

私に感じられてくるのは、上でお話した魂の深い部分でイエスとの交流があるという点です。

今生で僧侶をされている関係から、キリスト教とは無縁というか距離を置いてきたように見えますが、魂の深いところではイエスと深い関係にあるということなんだろうと思います。

ですから、以前見てもらった方には、過去世でイエスとつながっていたと言われ、私(imimi)からは、魂の深いところでイエスとつながっていると言われているわけです。

それぞれ見方は異なりますが、それは独自の視点・認識の仕方で見ているだけです。





<転生間惑星滞在について>

これはエドガーケーシーが提唱したもので、人間は転生と転生の間に、太陽系内の惑星に赴き、そこで様々な経験をすることによって次の転生に備えたり、さらなる転生の準備をするとされているものです。

Fさんの場合、太陽とのつながり強いです。

太陽は惑星ではなく恒星ですが、霊的に見ればすべての星は意識領域としてつながっていて、太陽系においても太陽は重要なまとめ役としての地位にあり、そこでの滞在経験も重要だということになるようです。

Fさんは、我々の時空の認識からすれば、遠い未来(未来世)において、太陽人として生き始める人です。

そこは、イエスとのつながりも深いところです。

太陽というのは、生命の母体であり、北極星が全宇宙の中心に君臨しているのと同様、太陽も太陽系内のすべての惑星の中心に君臨しています。

それは、見た目だけではなく、霊的にもそうだということです。

もちろん、太陽との結びつきが強いということは、他の太陽系内の惑星のすべてとも結びつきが強いです。

様々な惑星の叡智を引き出すことができるはずです。

様々な惑星での経験があるからこそ、太陽との結びつきが強いんだと思います。

あとは、生まれ持った宿命的なものもある可能性があります。

いずれにしても、Fさんは、今までも僧侶としてそうされてきたかもしれませんが、これからも人(意識)を導いていく可能性があります。

(・・・以下省略・・・)




クライアント様から、リーディング終了後に次のような感想をいただきました。





imimi様


こんばんは。

ご丁寧、かつ詳細なリーディングを有り難うございました。

自分自身、漠然と感じていたことが具体的な事柄として、改めて納得できる内容でした。

ハイアーセルフは尼さんとのことですが、以前にまるの日圭さんにガイドを見て頂いたときの人物でした。すっかり符合して驚きました。

ハイアーセルフとは、高次の自分だと思っていましたが、自分自身がガイドということもあるということなのでしょうか。

今回の人生は、自由に生きることが課題とのこと、私は今まで漠然と「自分は、結婚して子供が生まれて幸せな家庭を築きたいというような、世間一般の願望は、自分の人生ではない。」と、感じておりました。

人並みに恋をして、愛する人と一生をともにしたいという願望はありましたが、一方ではそれを拒む自分がいました。

これは、前世でも僧侶で、独り身の生活が身についてたためと思っていたのですが、私にも人並みに家庭をもっていた過去世があったことは意外でした。




幕末に生きていたことは意外でした。

新潟で生きていたことがあることは、以前にある人から受けたリーディングでも示されて一致しました。

しかし、子供のころに病死してると言われました。

何度か、長岡を訪れたことがありますが、何となく懐かしさを感じたのは、遠い過去の記憶なのでしょうか。

岐阜の過去世は、初めて知りました。

やはり、20代の頃、ある先生について瞑想を学びに高山に1年ほど通ったことがあり、何かの縁を感じていました。




僧侶の前世ですが、また別のリーダーからリーディングを受けた際に、求聞持法を修行してたことがあると言われましたが、それが四国にいた頃なのかもしれません。

京都の寺で修行してたことも一致してました。

また、関東へ赴き、親鸞の教えに傾倒したとも言われたのですが、それがきっと、密教から顕教へ転向したということなのかと、勝手に解釈しています。

ただ、15世紀というと、ちょっと時代のずれがあるので思い込みかもしれませんが。




星の滞在も過去に聞いたことがあります。

主に、木星と土星に長くいて、金星と水星にもいたとのことでした。

そして、太陽の影響がもっとも強いと言われ、まったく一致しておりました。

今は、朝に太陽の瞑想を、夜に北極星の瞑想をしていますが、このやり方も自信がつきました。



イエスとの関わりですが、以前ある人から受けたリーディングで、

「あなたは、僧侶でありながら、イエスの思いと一致することを、人に話すとき、サポートされてます。

そういうとき、あなたの言葉には説得力があります。

しかし、まだまだ人間として未熟なので、イエスの膨大なパワーを受け入れることが出来ないでいます。」

というような内容を突然言われて、自分自身意外だったのですが、やはり関わりがあったということで驚きと嬉しさを覚えます。

 

>過去世というのは、可能性レベルで存在しているものであり(この現実世界もそうです)、絶対存在するとも言えませんし、存在しないとも言えません。

絶対存在するものでもなく、存在しないものでもないというのが、正直よく理解できません。

観念的なもので、実態がないということなのでしょうか?

前に述べた、ハイアーセルフでもあり、過去世でもあるということにも似ている気がします。

なかなかイメージしずらい世界です。




お示しの通り、今の自分は世間一般の人より、わりと優遇された立場にあると思います。

子供のころから束縛を嫌い、自由に生きたいという漠然とした思いが強いのも、このたびのリーディングで納得できたように思います。




それから、ヘミシンクですが、数年前に買ってしばらく熱心に聞いていましたが、劇的な進歩もなく、何となく雑念めいたものが浮かんでくるだけで、進歩もないとういのが辛くなってきたので、いまは手つかず状態です。汗

自分の勝手な期待が邪魔して、進歩に気づいてないのかもしれませんが。。

やはり、セミナーとか、個人セッションのようなものに参加しないとダメなのでしょうか?

仕事柄、土日祭日は忙しいので、なかなか参加できません。


このたびは、本当にありがとうございました。

今後の生き方の指針とさせていただきます。

長々と失礼しました。





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◆この記事へのコメント(投稿順)
1. 王蟲 2014年4月7日 17時34分 [返信する]
imimiさん、いつも興味深くブログ拝見しています。

Fさんのように、自分の過去世がガイドになることもあるようですが、一方で、過去も現在も未来も同時に存在する、とセスは語っていて、ごく単純に考えると矛盾していなくもないように感じられます。
過去世がガイドになることもあるとすれば、現在の自分も(無意識部分では?)未来世のガイドになっていたりするのかな?と思ってしまうのですが、この辺り、imimiさんはどのように解釈されていますか?
前々から気になっていましたので、もしよろしければお願いします。
(素朴な疑問であって、決して疑う訳ではありません。)

 


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