アベノミクスの先にあるもの | |
2014年11月18日 23時4分の記事 | |
安倍首相:消費増税先送り、21日解散を表明…記者会見 毎日新聞 安倍晋三首相は18日夜、首相官邸で記者会見し、来年10月に予定していた消費税率10%への引き上げを2017年4月に1年半先送りすることと、衆院を21日に解散し衆院選を断行すると表明した。
来年の増税の是非を問う解散であれば、大義名分は明らかです。 しかし、増税を延期するのであれば、大義名分はなさそうです。 ちなみに、アベノミクスの是非を国民に問うても、国民は現時点ではマイナス要因しか見当たらないので、一見すると大義名分になりそうにも思えます。 しかし、真意は違うと思います。 では、安倍さんの真意はどこにあるのでしょう? これはもう、民主党の代表の方が言われているように、集団的自衛権の法整備について民意の裏付けをとりたいのでしょう。 私は政治には詳しくはありませんが、今の国際情勢は多くの人が考えているほど甘くはないと感じます。 リーディングでは、今後10年以内に、北朝鮮や中国とのからみで日本が紛争的状態におかれる可能性を感じます。 先日もちょっと書きましたが、もっと言うと今後5年以内に起きる可能性のある紛争状態が感じられてきます。 もしそうなると、アベノミクスは成功しても、失敗しても、国民はそれどころではなくなる可能性もあります。 安倍さんは一見、アメリカの言いなりになっているように見えますが、いまのところ、日本が安全保障で最も安定する道は、アメリカと歩調を共にする道が最善策だと思います。 ですから、安倍さんとしては、数年以内に起こりうる最悪の状態に備えて準備しているのかもしれません。 ちなみに、もし今回の衆議院選挙で自民党が大敗し民主党が議席を確保して政権をとるようなことになった場合、数年後はどうなるのでしょう? 私は、今の安倍政権よりも経済も安全保障もひどくなっていると感じます。 経済では、どの政権がとっても大差ないです。 時機をみて、いずれ増税しますから。 問題は、安全保障のほうです。 民主党では、アメリカの後ろ楯は得られにくくなると感じます。 日本は、誰が政権をとってもいいのですが、現行のアメリカの政権のうちに集団的自衛権等で法整備をして追従しておくことが、 仮に次期アメリカ政府がどうなったとしても、最低限の後ろ楯を得ることができ、安全保障上のメリットがあるように思います。 今の国際関係では、たとえ日本がどういうスタンスをとっても、アメリカに何かが起きれば日本はその影響を受ける可能性が高いです。 ならば、今は様子見で、アメリカと歩調を合わせていき、今後10年以内に起きる可能性のある国際紛争を乗り切るのが先決だと感じます。 こんなことスピ系のブログで書いていいのか?(笑) Some rights reserved by utpala ॐ | |
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