ケッシュMAGRAVS進展状況について | |
2016年3月9日 21時14分の記事 | |
最近は、すでに稼働中の我が家のMAGRAVSのデータ計測に集中しています。 現在、4台のMAGRAVSを稼働させていて、そのうちの2台で測定したデータを今回はご紹介したいと思います。
ナノ化が進むとMAGRAVを通さなくても消費電力が下がっていると思われる現象が起きました。 家の1階にさしているコンセントはMAGRAVからきているものですが、上の空いているところに同じルームランプをさしてみると、MAGRAVにさしているときとほぼ同じ挙動を示しながら消費電力が推移します。 比較対照として2階の別のコンセントにMAGRAVなしでさしたデータが次の写真です。 つまり、マグラブを稼働させていると、そのうちにマグラブがなくても消費電力が少なくなるということなんだろうと思います。 電源まわりをナノ化していく現象に驚いています。 下は、最近とったデータです。 事務所(スペース空)にはルーシー2号、我が家にはSマグ君1号とルーシー1号、私の愛車にはSマグ君2号が稼働中です。 ルーシー1号は先日改良を加えましたので、現在負荷なしの通電期間です(明日から20Wの負荷をかけていきます)。 車のMAGRAVも、負荷なしです(車は連続して通電するのが難しいですので、気長にナノ化されるのを待とうと思っています)。 ですから現在データが取れるのは、ルーシー2号と、Sマグ君1号です。 まずはルーシー2号です。 これは、Config4という回路を初めて採用したもので、キャパシターの極性がケッシュの製品版と逆になっています(この極性を逆にするというのは、ケッシュ財団テクニカルサポートのアドバイスに従っています。)。 最初の写真が壁直結データです。 チェッカーを壁にさした状態でMAGRAVをつなぎ、MAGRAVとルームランプの間にもう一台のチェッカーをつないで測定しています。 その結果が次のグラフです。 まだ慣らし運転期間中(7日目)ですが、平均約9.6%(最大で約10.4%)の消費電力の削減率となっています。 ルーシー2号の特徴は、 Config4を採用していること、 キャパシターが6個あること、 キャパシターの極性が製品版と逆であることです。 ルーシー2号のデータの特徴は、非常に安定していることです。 消費電力が波打つように変化せず、一定の状態を保っています。 これはおそらく、キャパシターの極性が功を奏していると思われます。 Config4の効果のほどは、現段階ではよくわかりません。 これと対照的なのが、Sマグ君1号のデータです。 Sマグ君は、キャパシター3つ、キャパシターの極性は製品版と同じになっています。 Sマグ君に負荷をかけているループランプ2つの壁直結データは77Wです(MAGRAVを使っていない2階のコンセントで採取したデータです)。 Sマグ君は最大で17.3%の瞬間最大の消費電力削減を実現しています。 この65Wという数値は、壁直結データです。 これにSマグ君を接続していて、Sマグ君とルームランプ2つの間にもう一つのチェッカーを置いています。 つまり、65Wという数値は、MAGRAVを介していない数値なのです!(ちなみに2階の壁直結データは同一のルームランプ2つで77Wです) ただ、キャパシターの極性や数の少なさ等により、消費電力削減が波打つように変化しているために、総合的な消費電力削減では約3%にとどまっています。 キャパシターがいかに大切かがわかると思います。 安定した消費電力削減を引き出すには、電源回りのナノ化を徹底的にしていくことと、このキャパシターの極性と配置の工夫が大切だと感じます。 | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. naggao 2016年3月9日 23時26分 [返信する] データが興味深いです。 ルーシー2号に接続のワットチェッカー2台、入口と出口とで同時リセットして計測開始した場合の1時間稼働データの積算電力量(料金換算値)に差は見られますか? 私の方はといえば、ガンズ製造に手間取っている状況で、3種混合が完成するのはまだ先になりそうです。 あとは銅線の品質にも多少難がありそうです。ブタントーチ法では酸化皮膜の剥離が生じるため、苛性ソーダ法を試してみるかもしれません。無酸素銅線は入手が難しそうなので。
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