<ケッシュMAGRAVSの理論的理解についての一考察> | |
2016年3月15日 11時50分の記事 | |
ケッシュ財団の出している資料の中に、MAGRAV POWER=”Power Factor Corrector Device”という記述があります。
これを日本語にすると、「力率改善装置」になります。 これは要するに、見かけ上の電力(皮相電力)と有効電力との差(=力率)を上げることのできる装置という意味合いになります。 そこで、皮相電力とは何かが問題になりますが、電力会社からきている電気は、多くの電化製品ではすべて利用できているわけではなく、利用できていない部分があります。 それが無効電力で、見かけ上の電力(皮相電力)には、この無効部分も含まれています。 無効部分をなくす方向にいけば、結果として力率を上げることができる、より電力利用上、効率がよくなる、こういうことになります。 ですから、一部の例外を除いて、家庭で使われる電化製品の大部分はこの無効電力を生み出しています。 そういった無効電力を拾い上げる働きをしてくれるのが、コンデンサとして機能するMAGRAVである、こういう見方も可能だと思います。 じゃあ、どうやって無効となるはずの電力を拾い上げるのか、この部分において、例えばコイルの巻き方だったり、ナノコーティングだったり、ガンズコーティングだったり、キャパシターといったMAGRAV独自の技術が生きてくるのではないかと思います。 なぜMAGRAVが消費電力を減らすのかについては、上でご紹介したような科学的・電気的な理解も有効かなと思います。 でも、それだけでは説明のできない状況も起きています。 例えば、ほとんど電力を使用していない早朝において、稼働中の3つの電化製品(デスクランプ、ルームランプ、セラミックヒーター)の消費電力が最大で50%オフにも達するという現象や、他の方が報告されているように、MAGRAVが置かれている環境がナノ化されるつれて、環境内にあるものがエネルギーを発するようになる(電源チェッカーが点灯する)という現象などです。 現在、我が家でMAGRAVSを稼働している状況においては(慣らし運転中ではありますが)、MAGRAVSは平均して8〜10%、最大で50%の消費電力削減をもたらしています。 日本の電気メーカーが出している力率改善装置を買うと何十万もしますから、それを考えると、MAGRAVを力率改善装置として使う費用対効果は相当に大きなものになります。ぜひ企業なんかで活用してもらいたいなと個人的には思っています。 http://d.hatena.ne.jp/YukioSakaguchi/20110419/1303282538 <ケッシュ財団によるMAGRAVSの説明> <500W以下の負荷6日目45分間の負荷の様子。目測ではだいたいこのくらいは常に落ちています(354W/380W 約7%削減)。左が家側のモニターで稼働中の電化製品全体の消費電力、右がMAGRAV側の計測モニター> <オーブントースターをつけると、だいたいこのくらいまで落ちます(約48%削減)。左は家側のモニターで全体の消費電力、右側はMAGRAV側のモニターでデスクランプとルームランプのみの消費電力の様子です。これによるとセラミックヒーターは126.8Wで動いていることになりますが、定格消費電力が300Wのセラミックヒーターですから、通常は考えられません。セラミックヒーターには温度やワット調節機能はないタイプです。オーブントースターはSマグ君(MAGRAV)から2mくらい離れていて、もちろん別電源です。Sマグ君とはつながっていません。> <トースターの接続口> <Sマグ君の接続口> <自宅リビングで稼働中のSマグ君> <2階の仕事部屋で稼働中のルーシー1号。現在、80W以下の負荷をじっくりとかけています(LEDライト+扇風機(強))> | |
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