モニターリーディング結果のご紹介 | |
2014年8月20日 18時38分の記事 | |
私のリーディング技術は、すべてワークショップ等で公開しています。 出来ることなら、多くの皆様に、自分自身でリーディングしていただき、人生について、生きる意味についてご自身で考えていただきたいなと思っています。 なぜなら、最終的には人生で自分に起きることはすべて自分自身で解決していかなければならないことが多く、人の人生ではなく、自分の人生だからです。 そういった意味では、私のリーディングは参考程度にしかなりませんが、それでも、少しでも多くの方を勇気づけたり、励ますことが出来たらいいなと思い、日々リーディングと向き合っています。
人生において直面しうる問題で、自分自身の力で解決できないことはないとされています。 必要なメッセージはすべて、自分自身の中心にすでに存在しています。 それを念頭に置きつつ、多くの皆様に置かれましては一つの物語として、以下のリーディング結果をお読みいただければ幸いです。 今回は、モニターリーディングを受けられた方のリーディング結果をお送りしています。 今回ご紹介する方も、お名前と、お写真、生年月日だけをもとに、魂の深い所からリーディングさせていただいたものです。 <過去世について> まず、感じられてきたのは、19世紀中ごろのイギリスにいた頃の転生です。 女性として生まれています。 当時、Mさんは、農業に携わっていました。 3人兄弟(姉妹?)の末っ子として生まれたんですが、結婚後、農家に嫁ぎます。 大麦の栽培をしていたみたいです。 大型トラクターなどない時代ですから、全部手作業だったと言います。 旦那様と、近所の人総出で、刈り取りの時期には皆で協力し手仕事をしていました。 当時の楽しみは、感謝祭(たぶん、作物の収穫後に行ったのだと思います)の時にふるまわれるご馳走でした。 私には、羊の肉がふるまわれているのを感じます。 羊を丸焼きにして、それを皆で分けて、もらった肉に塩をかけて食べているような印象を受けます。 この人生では、コツコツと努力した結果得られる実り(収穫物)を手に入れる喜びを学んだと言います。 別の転生では、Mさんはフランスにいました。 18世紀の終わりごろの激動期です。 フランス国王の血を引くものとして生まれているのが感じられてきます。 二つの蓋然的現実が見えてきます。 一つは男性として生まれた人生。 もう一つは女性として生まれた人生です。 男性として生まれた人生を見ていくと、王位継承権はなかったものと思われます。 おそらく、三男ぐらいとして生まれたようです。 ですが、このことが、のちの人生に決定的な影響を与えていきます。 三男でも、れっきとした王族ですから、王の子として丁重に扱われ、小さい頃はかなり贅沢な暮らしをしている印象があります。 ところが、フランス革命がおきます。 最終的には、王はギロチンによって処刑されますが、当時のMさんは処刑は免れたみたいです。 しかし、王族の制度自体が崩壊しますから(おそらく共和政に移行したものと思われます)、革命以後は、普通の民衆の一人として、労働して汗を流して賃金を得て、暮らしを立てるという生活をしていくことになります。 ですが、これが当時のMさんにとって何よりも新鮮なことでした。 今までの王族の生活とは180度異なり、見るものすべて、体験するものすべてが新鮮だったからです。 そして、普通の民衆として生きることの中に、人間として生きているという実感を得て、何とも言えない喜びに似た感情を感じていたみたいです。 他方で、女性として生まれた場合を見てみますと、成人してからは貴族の家に嫁いでいて、王族の地を引いてはいたものの、王宮の外に出ています。 革命時に、当時のMさんは嫁いだ先の家に貴族であった旦那さんと共にいたんですが、ある時、兵士がやってきて、当時のMさんを引き渡すように要求してきます。 しかし、旦那様がそれを拒んだために、事なきを得ました。 つまり、この転生では、男性として生まれても、女性として生まれても、王族であることからくる悲劇的な結末を避ける運命にあったみたいです。 ですが、男性として生きたほうがよりアグレッシブに生き、霊性の観点から深い気付きをもたらしたという印象があります。 最後にご紹介するのは、中国は明の時代に、四川省というところに生まれた転生です。 男性として生まれています。 当時、明の国は、地方ではまだまだまとまりが弱かったみたいですが、当時のMさんは地方の役人兼兵士をしていたみたいです。 明の国自体のまとまりが弱かったからなのか、時々戦地に赴いていくさをしているように感じられてきます。 ですが、いくさとは兵士にとって単なる仕事みたいなものですから、それ自体に面白味はなく、当時のMさんの楽しみは、いくさの後のうたげでした。 このうたげでは、牛の丸焼きが出されているのが見えてきます。 兵士は、自分自身を鼓舞するために、あえて血をすするようなものを食して勢力をつけたという印象があります。 当時のMさんも、そのために、牛の内臓部分を食している様子が感じられてきます。 前の転生でもそうでしたが、Mさんは「食」について、転生の中に伏線を持っているみたいです。 これは、今世の可能性レベルにおいて、食に関係した職業ないし社会的地位につく可能性があったことを示唆しているように感じます。 当時のMさんには、三人の正妻がいたと言います。 これはおそらく、兵士として巡業して回る先に長期間滞在することが多かったので、「その行く先々に妻をめとり、そこでの暮らしをしていたものと思われます。 当時は一夫一婦制ではないですから、この辺はおおらかだったんでしょうね。 また、妻をたくさんめとることが出来るというのも、男性の力を誇示する一つの要素だった可能性があります。 つまり、妻が3人いるということは、当時のMさんが兵士として優秀だったことを示唆しています。 <ライフシールについて> これは、エドガーケイシーの提唱したもので、その人物の今世の目的、課題などが象徴的におさめられている霊的な本のことです。 Mさんの場合、今世の目的は「喜び、悲しみ、怒りから、平和に満ちた人生へ」ということを実現することです。 つまり、紆余曲折あり、苦難があって、いろいろあるけれども、そういったことを乗り越えていく中に本当の意味での幸せがあるといったような、壮大な人生のテーマをお持ちで、それを経験するために生れてきている印象があります。 人生の課題は、人間関係でもっと円滑に人と接したりするようにといった印象がきます。 ライフシールの表紙には、アマリリスの絵があり、その意味するところは、「豊潤さをもたらす蜜のような人生は、苦難の果てにある」ということを暗示しているようです。 まさにMさんが転生を越えて経験してきたのも、これを実現することにありました。 今世においてもそうです。 人生においては、いろんな出来事があります。 決して楽しいことばかりではありません。 でも、そういったことすべてが貴重な経験であり、苦難の後のほうが喜びはひときわ大きなものとなります。 その喜びを得ることが、霊性の発現につながっていきます。 <魂の起源について> Mさんの魂の起源は、プレアデスにあると感じます。 プレアデスは、愛と美を基調とする星系で、人類の起源のうちの一つとされているところです。 プレアデスのアルシオーネというところにいた可能性があります。 プレアデスを出た後は、アークトゥルスにもいた可能性があります。 これは、アークトゥルスがプレアデス同様、愛や美などといった感性の表現に優れた領域だからだと感じます。 もともとMさんは、理性よりも感性に生きるタイプだったみたいです。 一つの可能性として、今生でも、そういった感性は特に五感を使う部分に生かされている可能性があります。 特に、味覚、臭覚などが発達しているならば、それはプレアデスの感性からきている可能性があります。 例えば、趣味で料理なんかをされると、大いに感性を刺激するので良いと思います。 <リーディング後の感想> この度は、モニターリーディングありがとうございました。 お礼が遅れましてすみません。 初めての経験でしたので、大変興味深く何度も読み返していました。 いずれの転生も今世での様々な出来事とオーバーラップしており、今世の自分の人生とともに現在進行形であるような感じがしました。 今を意識することで、蓋然的自己とも繋がりながら、人生を自ら創り出している。と、頭ではイメージできるのですが・・・。 こうした多次元的自己を感じ取れるよう、たまに意識を向けてみたりしていますが、物質的現実への執着を断ち切れない火星の性質の影響でしょうか、中々突き抜けられない感じがするのが私の現状です。 とはいえ、こうしてリーディングしていただいたことで、何か一歩近づいたような感覚があります。 「苦難の果てにある本当の幸せ」という人生のテーマは、まさしく私の人生を一言で表していると思います。 人や社会の流れから外れてしまい、そのことが苦労や障害を生み出しましたが、それでも生きるエネルギーはいつも自分なりの”本当の”という感覚でした。 人生は意識的に創るものだとセスの本などで読んだのはつい最近のことで、それまでは、不幸である前提に何かを見出そうとしていたようなものです。 あまりにも現実的な観念に囚われているんですね。 「食」についての伏線は、私の人生を修正し、軌道に乗せる役割を果たしてくれているように思えます。 若い頃、焼き肉屋の厨房で働いた時ですが、楽しい職場というのを初めて知った事を今でも覚えています。 現在は、シフォンケーキの製造販売店を一人で自営していますので、「食」ですね。 仕事を始める前はどん底で幽閉生活のようでしたが、一人でこの店を経営するようになってから人生が改善しはじめました。 人間関係でもっと円滑に人と接したりするようにという課題は、他人事のようですが、本当にそうだと思います。 これまで人との縁があっても長続きせず、独身で、友人もなく、両親、兄弟、親戚とも疎遠になっていることが物語っています。 自分でも恐ろしいほど孤独さを感じる時があります。 imimiさんのおっしゃるように、金星的な部分を養うことは大切だと思いました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回1年越しでリーディングのメールを頂いたタイミングは、私にとってターニングポイントのように受け止めています。 最近常々、誰か仕事を一緒に手伝ってくれる人が欲しいと本気に考えていたところです。 それが出来なくても誰かとの生活が必要だと思うようになっています。 結構深刻で、自分のためにも店の発展のためにも力が必要な時だと分かっているのに、自分にやる気が起きないからです。 いろいろ考えた結果、現実的にはいろいろと問題があるので無理だなと、なす術もなく消沈しながら過ごしていたのです。 リーディング内容にある、人間関係における自分の課題というのは、具体的にこうした現状をもって突きつけられると思うと、さらに厳しさを感じます。 いつもだめになりそうな時には自然に誰かが現れて励ましてくれるのです。それは近所のおばあさんであったり、お客であったりですが、そんな時はいつも、「やれるんだからやれ」というような声無き声を感じ取り、目が醒めたように力が出たのです。 しかし今回は、「誰か良い人が見つかるさ」のようで、自分次第のような感じです。 | |
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