卑弥呼と邪馬台国についてのリーディング | |
2014年9月18日 0時9分の記事 | |
前々回の安徳天皇陵(=台与の墓)の話に続き、今回は卑弥呼と邪馬台国についてのリーディングです。 夢物語として読んでください。
まず、卑弥呼についてからです。 卑弥呼という漢字を用いずに、ヒミコという書き方をしたいと思います。 なぜなら、リーディングでは漢字の印象が全くこないからです。 おそらくは日本では漢字表記は後世になってからされるようになったんだと思います。 まず、ヒミコと我々が考えている存在には、2種類の人物系統があるらしいです。 一つは、ヒノミコ。 もう一つは、ヒメミコです。 前者が男性の王で、後者が女王です。 我々が歴史上知っているのは、後者のヒメミコだけです。 ですから、リーディング中、高次は常にヒミコのことを「ヒメミコ」と呼んでいました。 (今回は、サイキック・リーディングではなく、スピリチュアル・リーディングを多用しています。サイキック・リーディングは透視に近く、スピリチュアル・リーディングはチャネリングに近いです。) 次にヤマタイ国の位置についてです。 邪馬台国も、あえてヤマタイ国と書きます。 (クニ(国)の字は、読みづらいので漢字表記にします。) ちなみに、邪馬台国の「台」の字は台与の台であり、邪馬台国が魏の国に知られたときにはすでに、女王台与(トヨ)による治世であったことを暗に示している可能性があります。 ヤマタイ国の位置ですが、2種類の可能性があることを示してきます。 一つは、九州です。 もう一つは、畿内です。 つまり、ヤマタイ国を示す場所として、魏志倭人伝が示しているのは、九州でもあり、畿内でもあるのです。 以下、その意味するところについて書きます。 ヤマタイ国に関連して、ヒメミコ(ヒミコ)は、2つの時代に2人の人物が存在していたと指摘してきます。 1人は、九州のヤマト国にいたヒメミコです。 こちらは伝えられているよりも古く、AD15年頃だと感じます。 (世襲制だった可能性があります。つまり、ヒメミコは役職名であり、何代か続いた可能性があります。) もう一人は、ヤマト国の分国として発生した畿内地方のヤマタイ国にいたヒミコです。 魏志倭人伝の記録は、倭人(日本人)から聞いた話を書き綴ったもので、事実が起きてから100〜150年以上たってから書き記されている部分があります。 つまり、口伝によって倭人が記録として残していたものを、魏の役人が伝聞形式で聞いたものを書き記したものが魏志倭人伝の記録であり、いろんな時代のものがごっちゃになって記述されている可能性があります。 倭人は、九州にもともとあったヤマト国から畿内地方に分国として誕生したヤマタイ国までの変遷を含めて、「邪馬台国」として伝えた可能性があります。 伝えられたのは、倭人からの伝聞(又聞き)であったために、九州ヤマト国までの方角、距離と、ヤマタイ国までの方角、距離とがごっちゃになって伝わっています。 つまり、魏志倭人伝には、 1.九州にもともとあったヤマト国までの行き方 2.九州のヤマト国から、畿内に分国として誕生したヤマタイ国までの行き方 3.ヤマト国、ヤマタイ国以外の諸国までの行き方 が混合されて書かれている可能性があります。 九州ヤマト国の分国として畿内ヤマタイ国が誕生した時には、歴史上のヒミコはすでに死んでいました。 それ以前からヤマト国より派遣されていたニギハヤヒによって、畿内地方にはすでにヤマタイ国の原型が存在していました。 ヒメミコ(ヒミコ)の死によって、諸国に争いが生じてきたために、ヤマト国では畿内地方を治めるために、ニギハヤヒによって作られた国を治める人物を送り込みます。 この人物は、ヒノミコ(もう一人のヒミコ。男性シャーマン)に相当する人物であり、ヤマト国の正式な後継者です。 (リーディング時には、ヒノミコ=ニギハヤヒの印象もあったのですが、今回の記述では両者を区別して書きます。) ヒノミコは、諸国を従わせるために、歴史ある九州ヤマト国の伝統を固守し、それに従わせようとします。 政(まつりごと)については、女性シャーマンの英知を拝借したために、女性シャーマンをヒメミコ(ヒミコ)と見立ててその存在を重視しました。 ちなみに、箸墓古墳に葬られているのは、九州ヤマト国にいたヒメミコ(ヒミコ)とは別人のヒメミコ(ヤマトトトヒモモソヒメ)であり、役職的にはヤマト国のヒメミコ(ヒミコ)の地位を受け継いでいる可能性があります。 九州ヤマト国のヒメミコには、2人の娘がいましたが、自らの後継者とするには能力的に不足でした。 そこで、九州ヤマト国のヒメミコは、諸国の王の使者を集めて、優秀なシャーマンを求めたところ、出雲国の使者が、自分の国には優れたシャーマンがいることを王の伝言として伝えてきました。 (一つの可能性としては、九州ヤマト国のヒメミコと出雲国の王との間に、姻戚関係があった可能性があります。) そのシャーマンが、台与(トヨ)です。 ちなみにトヨは、九州ヤマト国の歴代のヒメミコとは直接的な血のつながりはありませんでした。 すでにお話したように、九州ヤマト国のヒメミコが死んだあと、当時すでに存在していた畿内諸国を治めるために、ヤマト国から畿内地方にヒノミコが派遣されました。 ここに事実上、2人の王が誕生することになります。 1人は、九州地方を治めるトヨです。 もう1人は、畿内地方を治めるヒノミコです。 ちなみに、トヨは先に亡くなった九州ヤマト国のヒメミコとは直接的な血のつながりはなかったので、九州ヤマト国のヒメミコは九州に葬られましたが、トヨは九州ではなく出雲国の支配下にあった周防の地(トヨウラ)に葬られることになります。 一つにはそれは、トヨはもともとは出雲の人間なので、生まれ故郷に祀りたかったんだと思います。 ヒノミコは、畿内ヤマタイ国はヤマト国と一体であると考えていたために、治世のやり方も九州ヤマト国のそれを踏襲しました。 すなわち、政治にシャーマンの助力を得たのです。 畿内地方にいたヒノミコが死んだあと、諸国は混乱しました。 そして新たに台頭していた王は、九州ヤマト国のやり方を踏襲しようとはしませんでした。 それどころか、ヤマトの台与(トヨ)の国を意味する邪馬台国から、大和国(大和朝廷)に改名し、九州ヤマト国の影響を断ち切るために、女性シャーマン達を迫害し始めました。 それを行ったのが、崇神天皇だと感じます。 崇神天皇は、九州の影響力のあるシャーマンの怨念を封じ込めるために、最終的に伊勢の地にトヨの霊としてシャーマン達の霊を弔うことにしました。 伊勢神宮の豊受(トヨウケ)大神は、豊浦(トヨウラ)を治めていた台与(トヨ)から来ていて、九州のヤマト国の影響下にあったシャーマンの霊を総称して弔う目的があったものと思われます。 ですから、九州のヤマト国と、ニギハヤヒ、そのあとを受けて畿内に成立したヤマタイコクは同じグループであり、シリウス系のエネルギーを継承しています。 このシリウス系のエネルギーが、伊勢神宮の外宮と、奈良の三輪山に封印されることになります。 伊勢神宮の内宮は、九州ヤマト国の祖霊を弔うために設けられたと感じます。 崇神天皇率いる新興勢力は、九州ヤマト国に対する敬意はかなり厚く払いました。 外宮では、トヨを中心とするシャーマン達の霊を弔い、内宮では九州ヤマト国の祖霊(シリウス系のエネルギー)を弔うことにしたのです。 この流れを作ったのが、崇神天皇率いるプレアデス系の新たなエネルギーです。 ちなみに、ニギハヤヒもシリウス系です。 オリオンの働きにより、シリウス系のエネルギーがある時期にプレアデスの地(九州、畿内)に降ろされました。 しかし、統合化(三位一体化)されることなく、シリウス系のエネルギーは伊勢の地と三輪山に封印されることになります。 これが、ヒミコ、ヤマタイコクをめぐる大まかなリーディング結果です。 Some rights reserved by BONGURI | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. 雷矢 2014年9月20日 10時8分 [返信する] 邪馬台国に思いを馳せるのは、ロマンがあって好きです。最近、トーマさんも邪馬台国のことを書いていました。ご参考まで(もうご存知でしたらごめんなさい)http://www.tomaatlas.com/lib645.htm イザナギとイザナミと星系の関連もありそうですね。 2. いみみ 2014年9月21日 7時39分 [返信する] コメントありがとうございます。 サイトのご紹介ありがとうございます。 参考にさせていただきますね。 3. 小梅 2014年9月21日 19時0分 [返信する] 伊勢神宮の豊受大神、他の方のブログで 男神が視えて、出雲大神(スサノオ・ニギハヤ系)だろう、と書かれていたのですが。 いみみさんのリーディングによると シャーマン達の霊という事は、女神様だと 感じていらっしゃるという解釈で 宜しいでしょうか。 4. いみみ 2014年9月21日 23時14分 [返信する] 小梅様 コメントありがとうございます。 祀っている対象はそうなんですが、降りてきているエネルギーは異なります。そこが外宮の複雑なところです。 まず、外宮を普通に霊視すると、外宮の領域全体に巨大な龍が横たわっているように見えます。 おそらくこれはシリウス系の龍です。 この龍がもともとは人間だった可能性はあります。 それはともかくとして、太古の昔、この外宮の地に降りていたエネルギーはシリウス系でした。 これを龍神様として神様とみてもいいと思います。 これとは別に、プレアデス系のエネルギーの関与によって、具体的には崇神、垂仁天皇の働きかけによって、外宮にシリウス系のエネルギーをつかさどる巫女さんたちがまつられることになります。 この巫女さんは、卑弥呼としての役職名を背負った人達である可能性があり、その生身の人間を視点にみれば、ここに祭られている神様は女神様という見方もできます。 エネルギーには、男性的、女性的という感じられ方の違いはあるのですが、あくまでそれは人間的な見方に過ぎず、必ずしも性別が存在するわけではないと私は考えています。
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