広島リーディングワークの感想 | |
2014年5月26日 21時1分の記事 | |
今日は広島で出張リーディングワークでした。 参加してくださった皆さん、ありがとうございました。 今回の参加者は、ヒーラーの方がほとんどということで、特別編となりました。 テーマは、「ヒーリングに生かすリーディング」です。
一口にヒーリングといっても様々ですが、ヒーラー(癒す側)とクライアント(癒される側)のコラボで病的な症状を癒していくという点では共通しています。 そこで今回フォーカスしたのは、ヒーリングする前にクライアントさんの症状をリーディングして、その症状をもたらしている原因と対処法を探ってみましょうというものでした。 こういった説明を午前中にしていた時に鋭い意見が参加者から出ました。 あらゆる現象が自分自身の信念によってもたらしていると仮に考えることができるのだとすれば、癒し、癒されるという、ヒーラーとクライアントの関係を超えたところに一つの真実があるのではないか?ということです。 これは確かにその通りだと思います。 セス曰く、あらゆる病気は、自分自身(の信念)が作り出しているのだと言います。 もちろん、ここでいう自分自身には、我々が自分であると感じている自分以外の自分(たとえば過去世やパラレルワールドといった蓋然的現実の自分)も含まれてくる可能性があります。 すべてが自分自身の信念によってもたらされているのだとしたら、自分は癒し癒されるという関係を超えた部分にフォーカスしてみたくて、今回のワークショップに参加したのだと、その方はおっしゃいました。 ここまで深い話は、最近ほとんど聞いたことがありませんでした。 全くおっしゃる通りだと思います。 とはいえ、今回はプロとしてヒーラーをされている方もいらっしゃいましたので、ヒーリングに役立つリーディングをすることに最初から決まっていましたので、あまり脱線はせずに話を戻させていただきました。 あらゆるところに気付きは含まれているものだなと痛感しました。 私は、リーディングについてご説明する立場であったわけですが、逆に大切なことを学ばせていただいた気がしました。 今回は、あくまで初級編ですし、最初からあまり飛ばさずに午前中は雑談をして終わりました(笑)。 まあ、雑談ではあったんですが、自分の持っている信念を確認する上では重要な意味合いが生じる結果となりました。 というのも、午前中に少し申し上げた、変性意識と顕在意識の違い、そして変性意識の入り方には3種類あるという話の中で、自分自身の持っている信念を変えるだけで変性意識に入ることができるのだというお話をしました。 その後にご質問があり、自分には過ごしたい未来世があるという話が出て、それは可能だろうかという展開になり、私は思考は遅かれ早かれどこかの次元で現実化するから、それは可能ですよというお話をさせていただきました。 まさに自分自身の信念が現実に影響を及ぼすという良い例を提示してくださいました。 実は、信念を変えること(わきに置くこと)に私のワークに出たときの成功の秘訣があるのですが、まるで私のガイドからの言葉であるかのように、ワークの展開が私の意図する方向へと進んでいきました。 普段当たり前だと思っている信念をちょっとだけわきにおいてみること。 これは、何気ないことのようで案外難しいことですし、でも非常に体験の成否に直結し、有効な方法なんですね。 私はみなさんの様子を見ながら、その場でセッションの流れを組み立てていくんですが、今回ほど参加者の方々のお持ちの信念が体験の成否に影響を与えているというのを経験したことはありませんでした。 まあ今回は少人数でしたし、午後のワークで体験後に隣同士でシェアしてもらったんですが、その時に私もどんな内容だったのかお聞きすることができたので、参加した方がどういうプロセスで体験にまで至ったのかを把握することができた次第です。 あとは、ルシアさんも参加されたので、ルシアさんとペアを組んだ方の体験についてセミナー終了後にルシアさんとシェアしたんですが、確かに思い当たることがあり二人でびっくりしていました。 リーディングは、サイキック・リーディング(自分自身のサイキックな能力を用いておこなうリーディング)とスピリチュアル・リーディング(ガイド、ハイアーセルフとのコラボで行うリーデイング)の両面からアプローチするのが一つの秘訣でありコツでもあるのですが、皆さんの様子を見る限り、スピリチュアル・リーディングのほうが出来ている感じではありました。 どのワークでもそうだと思うんですが、短い時間で体験できるかどうかは、能力の差はあまり関係なく、どれだけ自分自身の心を開けるかにかかっている気がします。 それは別の視点から見ますと、指導する側と指導される側のコラボによってワークが成り立っていて、指導する側の伝えたいことにどれだけ自分自身のアンテナを合わせてそれを実際にやってみることができるかにかかっている気がします。 最近、私はリーディングを題材に多くの人の前に出てお話させていただく機会をいただいていますが、特に感じるのは数年前では考えられなかったほど、初心者の方がすごい体験をされるようになったことです。 私がヘミシンクを習い始めた6,7年前には考えられないことが起き始めています。 もう時代が変わりつつあるのを肌で感じますし、誰にでもリーディングやチャネリングができるようになってきていることを感じています。 あとワーク中にお話させていただいたのは、意図の大切さです。 例えば第三の目にしても、意図だけで使えるというのが、我々の日常的な感覚からすればどうも納得いかないのではないでしょうか。 我々はどうしても、高度なことをやるにはそれなりの手順を踏んだり、何らかの五感でキャッチできる感覚があるに違いないと考えがちだからです。 ですが、そうではないんですよというお話をしました。 例えば、健康な人であれば、手の指を動かそうと思えば動かすことができますよね。 そこに疑問をはさむ余地はありません。 でも実際には、手の指を曲げようと「意図して」、実際に「曲げる」という2段階のプロセスになっているわけです。 しかし我々は、実際に指が曲がったという部分にしかフォーカスしません。 その前に指を曲げると「意図した」部分は無視してしまうんですよね。 ですが、この「意図」の部分をきちんと意識できるかどうかに、非物質的体験をする鍵があると感じます。 なぜなら、非物質界では、意図すれば物事は自動的に実現するからです。 現実世界のように、思いが現実化するまでにタイムラグがなく、意図した瞬間に現実化するんですね。 ですから、非物質界では一瞬で亡くなった人に会うことができます。 時間と空間に縛られることなく。 思った瞬間にその人のところに意識がいくからですね。 それ以外にも、あらゆることの現実化についてもです。 例えば今取り上げているリーディングについても。 つまり、リーディングワークというのは、思いが現実化されるプロセスを勉強しているようなところがあったりするわけですね。 第三の目を使うと意図して、実際にサイキックリーディングするといった点についてです。 ヒーリングする際のリーディングとしては、 サイキックリーディングによってその人のエネルギーフィールドを見て、色的にくすんでいるところがないかどうか見てみる。 気になるところがあったら、その部分に自分が入り込むようにして意識をさらに向けてみて、「不調和になっている原因は何?」と自分自身に(他人ではなく)聞いてみる。 (あるいは、第三の目あたりテロップを置いて、テロップに不調和な点を映し出してみてもいいです。自分が相手に入り込むのも、相手を自分のエネルギーフィールドに近づけるのも、本質的には一緒だからです。) あるいは、クライアントさんのチャクラの状態を見てみます。 チャクラでエネルギ―的に弱っている部分などがあればそこをサイキックリーディングしてみます。 (余談ですが、私はリーディングに入る前に、宇宙呼吸法と自分自身のチャクラのチェック、そして瞑想を推奨しています(ただ自分でやるときは必ずしもそうするとは限らず、顕在意識のまま直にリーディングすることも最近では多くなってきています。説明の便宜上、上のようなプロセスをご説明しています。) チャクラの状態を確認する際に、気づいたことがあればなんでも情報として拾うようにします。 それは、自分のチャクラを観察する時も、他人のチャクラを観察する時も一緒です。 このように、クライアントさんのオーラやチャクラの状態をみて、その不調和部分をさらにサイキックリーディング(第三の目を使ってリーディング)していくという手法をとることで、ヒーリングに必要な病的状態をピンポイントで絞り込めるようになります。 後は、ヒーリングでも本当に直していいのかという問題があります。 病的状態の原因が霊的な因子(仮にカルマと呼びます)からきている場合、その人はそのカルマを背負って生まれてきているわけですよね。 障害的な状態を背負って生まれてきて、困難を乗り越えて人生を生きることに今世の意義や目的が仮にあるのだとすれば、障害をヒーリングして癒さないほうがよいこともあり得ます。 つまり、ヒーリングしていいのかどうか、逆にヒーリングで治るのかどうかを確かめる必要があるわけです。 そこで重要になってくるのが、スピリチュアル・リーディング(ガイド、ハイアーセルフとのコラボによるリーディング)です。 ここでいうガイド、ハイアーセルフというのは、自分自身のガイドやハイアーセルフの他、相手のガイドやハイアーセルフが含まれてきます。 つまり、我々は自分一人の力でヒーリングしているつもりでも、背後には協力者がいて、多くの協力関係によって現実を共同創造している場合があるわけです。 ヒーリングについても、その病的状態を治していいのかどうか、背後にあるカルマは何なのかを、ガイドやハイアーセルフとのコラボで見抜くことができれば、その病的状態がヒーリングによって治るのかどうかについて一応のめどを自分なりに着けることができたりもします。 後は、このスピリチュアル・リーディングで得られた情報をさらに自分でサイキックリーディングしてみて、実際にはテロップを使ってYes、No形式で自分自身に確認してみて、治癒するとしてどの程度治癒できるのか、またかかる期間はどれくらいなのかをさらに詰めていきます。 このようにして、複雑に思えることでも、実は単純な作業の組み合わせによって成り立っている、これが私の提示させていただいているリーディングの実際なんですね。 今回は、ワークショップで初めて、エネルギーバランスの話もしました。 サイキックリーディング(第三の目を使う手法)ばかりすると、自分をトータルで見た場合のエネルギーバランスが崩れやすくなります。 そこで、バランスをとるために、宇宙呼吸法やスピリチュアル・リーディング(ハートチャクラに起点を置くリーディング)も取り入れます。 なお、ここで第三の目とかハートチャクラとか説明の便宜上区別して用語を使い分けていますが、チャクラは多次元的に存在しますから、本来時間と空間の縛りを受けていません。 すべては互いに重なり合うようにして融合しているのが多次元世界の真相でもあります。 したがって、第三の目に見たいいものを置く(ようにしてテロップを使う)のも(サイキック・リーディング)、ハートにある源(ハイアーセルフ、さらに高次元の領域)に入っていって様々な情報を引き出すのも(スピリチュアル・リーディング)、同じことを別側面から見ていたりします。 多次元世界の出来事というのは、基本的には意識の世界での話ですから、自分のしたいようにしていいのであって、意図がそのまま実現する世界でもあります。 ただ、たとえそうであっても、全体としてのバランスを常に意識していくことが、自分自身を癒し、同時に人も癒していく道であると考えます。 そうじゃないと、どこかで自己犠牲が入ってきてしまったりして、癒しているはずの自分自身が苦しくなって来たりする可能性があります。 でも、そうじゃないと思うんです。 自分を癒すことができて初めて人を癒すことができるのではないかと。 相手(だと感じている存在)は、自分自身の鏡としての側面も併せ持っているからです。 自分を癒し、人を癒す。 自分を生かし、人も生かす。 これは、あらゆることに通じてくる一つの道(タオ)ではないかなと感じます。 そういった意味で、今回のリーディングワークは、初試みでしたが、私的にもとても勉強させていただいた、自分自身にとっての実りの多いワークとなりました。 参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました! ![]() | |
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