意図と偶発性の神秘について | |
2014年6月17日 12時20分の記事 | |
今回は、意図と偶発性の神秘についてお話したいと思います。
リーディングでは、意識状態をコントロールすることから始めますが、最初の導入部分では宇宙呼吸法を用います。 これは、ハートの深奥からエネルギーを引き出して、また源にエネルギーを還す手法で、自分を源と同化し、リーディングするための土台作りに最適です。 その後、多次元的なリーディングを始めます。 ヘミシンクと異なるのは、一つの次元にフォーカスしない点です。 リーディングの対象(人or物)と振動数を合わせるようにして、その人あるいは物の源に到達し、互いの振動数を共鳴させるように意図し、そこで必要な情報を引き出すようにします。 例えば、病気の治療法を知りたいと相手の源で意図します。 この場合でも、出発点は自分の源にあり、自分の源から相手の源に枝を伸ばすようにしてつながり、自分の源とグラウンディングしながらリーディングします。 自分のハートと、相手のハートをつなげる感じで。 そうすることで、常に自分自身の源を意識しながらリーディングを行うことができるので、バランスを失することがありません。 リーディングはこのように、終始自分のマインド(心)の意図・実現力によって行う点が特徴です。 すべてを解放に向かわせる瞑想とはこの点が異なります。 しかし、興味深いのは、私はヘミシンクを用いないリーディングを多用するようになってから、すべてを解放する瞑想も重視するようになったことです。 瞑想では私の場合、感覚を重視します。 感覚を重視して瞑想状態に入り、やがてあらゆる感覚から解放されていきます。 感覚から解放される過程では、心地よい感覚やビジョンが訪れることがありますが、私の場合、瞑想は無目的なので、それらはあってもなくても良いものと位置づけています。 音の感覚、色(イメージ)の感覚から入り、そこから解放されて、ただあるという状態になるプロセスを体験します。 ただこれらの出来事は、体験の中にその真実があり、言葉にした瞬間に体験から遠ざかっています。 本来、語る必要のないものであり、あくまでもリーディングとの対比のために瞑想体験を述べています。 あらゆる出来事は、偶発的に存在する中において、その真実性が現れると私はとらえています。 悟るか否か、ここにも偶発性が存在します。 悟っても、悟らなくても、どちらでもいいわけです。 ただこうありたい、このような方向性に向かいたいという意図から出発し、やがてその意図から解放されて、あるがままの状態になります。 素の自分らしさに戻ります。 戻るというより、最初から素の自分であったという状態に気付きます。 そうすると、リーディングも偶発性に支配されているところがあります。 本来意図的にしているつもりでも、その成否は偶発性にゆだねられている部分が少なからずあります。 つまり、意図的にリーディングをするんですが、その成否は偶発性にゆだねられている部分が実はあります。 それは、悟りの境地に到達できるかどうかが偶発性に支配されていることと似ています。 実は、我々の現実世界における体験にも、似たようなところがあります。 どんな体験も意図から出発しているのですが、我々はその存在自体が偶発的(確率的)に存在している部分があり、我々の体験も偶発的(確率的)にその成否が決まる部分が少なからずあります。 なので、意図をするということをおろそかにしがちなのですが、そうであるからといって、意図が不必要であることにはなりません。 意図をして初めて、自分自身の向かう方向性が定まり、その結果、悟りであるとか、リーディングであるとか、現実世界での体験とかが決まってくるからです。 そうすると、結果ではなく、プロセスがいかに重要かが、フォーカスポイントになってきます。 あらゆる出来事の中に、価値が秘められています。 意図と、偶発性(確率的偶然性)の神秘の中で、我々は生きていると感じる今日この頃です。 | |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] [チップをあげる] |
このブログの評価 ★★★★★ [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. 宏史 2014年6月18日 4時54分 [返信する] imimi様 はじめまして、宏史といいますよろしくお願いいたします。 ヘミシンクを熱心に学んでいたときimimiさんのブログの存在を知り以前はよく拝見させていただいていました。 しばらく見ていなかったのですがふと今どうなっているのかとルシアさんのブログとあわせて拝見させていただき お伝えしたほうがいいのかと思いコメントさせていただきました。 ルシアさんのブログで反転について書かれているのを見て「宇宙全史」のホームページでも反転について 以前から書かれていました。 imimiさんはブログで以前「宇宙全史」について書かれていたので「宇宙全史」についてはご存知かと思います。 興味深かったのはimimiさんはブログ内で「宇宙全史」の情報元とimimiさんの情報元は同じだというようなこと書 かれていて今回ルシアさん経由でありましたがそれを目の当たりにしてすこし驚いています。 お伝えしたいことと少し話がそれましたが、お伝えしたいというのは 実は6月25日にその反転について詳しく書かれた本 「宇宙全史別巻 20年後地上の人間は半分になる」が発売されるそうです。 今現在宇宙全史のホームページで予約を受け付けています。(TOPページのバナーから予約ページに飛びます) http://www.mandarake.co.jp/publish/space/ とても重要な内容になっているそうなのでシンクロニシティを感じなんとなく伝えたほうがよいかと思い ご迷惑かなとも思いましたがコメントさせて頂きました。それでは失礼致します。 2. いみみ 2014年6月18日 20時45分 [返信する] コメントありがとうございます。 宇宙全史は、一時期はまって読んだことがありました。 面白いとは思うんですが、正直、?なところもあります。 情報源が同じという点にはあまりこだわらないでくださいね。 アカシックレコードから情報をダウンロードすれば、誰でもそうなりますから。 本のご紹介ありがとうございます。 機会があれば読んでみたいと思います。
|
|
◆この記事へのトラックバック | |
トラックバックはありません。 トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/imimi/299445 |