リーディング能力を開花させるコツとは | |
2014年8月21日 18時43分の記事 | |
今回は少し、なぜ前回や前々回お話したようなリーディングというものが可能になるのかを、我々の物の見方やとらえ方から出発して考察し、 通常とは異なる能力がどのようにして開花していくのか、そしてそういった能力が現実世界を生きる上でどのようにして役に立つのかについて少しお話したいと思います。
我々がメインで生活していると感じている三次元世界は、物事を二元論的に区別して、白か黒かをはっきりさせていくという思考体系のもとに成り立っているところがあります。 もちろん、それはそれで素晴らしい面があります。 そういった物事のとらえ方をベースにして、自然科学や社会科学が発達してきた側面があるからです。 しかし、私はリーディングというものに深くかかわるようになってから、そういった二元論的な思考体系やそれに基づく現実だけがすべてではないのだということを体験を通して知るようになりました。 いわゆる非物質界のことを念頭に置いて話をしています。 非物質界もそうですし、いわゆる超常現象と多くの人がとらえるであろう現象についてもそうです。 もしかしたら、リーディングも多くの人は超常現象だととらえるかもしれません。 しかし、私の考えでは、リーディングはあくまで科学的にとらえることが可能なものです。 ただし、科学的にとらえる「べき」だとは考えません。 リーディングが可能であるという前提のもとにリーディングを行い、実際にそれができれば十分だからです。 その意味では、科学的な証明は不要なのです。 現実世界で、自分自身を見つめ、日常生活に役立てることができ、より多くの人と協調・協力して物事を進めていくための一助となれば、それで十分だからです。 そういったわけで、今回お話したいのは、「それがあるという前提で物事を進める」という気持ちの置き方、物事のとらえ方です。 白か黒か、そこのところをはっきりさせてほしい!という思考を、ちょっとわきに置いて、 自分自身の持っている感性・可能性を自由に開放し、五感だけにとらわれることなく、広く潜在意識の隅々までアクセスし、 物事の真相を論理的ではなく直観的に感じ取る姿勢について述べています。 我々はともすれば、白であるものは黒ではないに違いないととらえがちです。 白であり黒であるという見方をしません。 しかし、たとえばリーディングなんかで過去世を見ますと、ある時代に生まれた人が、男性としても生まれる可能性があり(実際にそういった現実が存在し)、 かつ女性としても生まれる可能性があった(実際にそういった現実が存在している)という、白でも黒でもない中間形態というのが存在しています。 その場合、昨日お話したようなMさんの過去世のように、「フランス革命時代に女性として生まれていたのだとしたら、男性として生まれていたはずはない」という風には考えません。 あくまでも可能性レベルで真実性を追求していきます。 もっというと、パラレルワールド(蓋然的現実)に見られるように、我々の現実世界においても、白でもあり黒でもあるという事象が隠されていたりします。 それは、男としても生き、また同時に別の次元(蓋然的現実)で女性としても生きている場合があるのだということです。 しかしそうではなく、物事が確固たるものとして固定されているように「見える」のは、我々はすべての蓋然的現実を同時に俯瞰してみることができないためです。 男性として生きていれば、女性として生きている現実は普通は見えませんし体験できません。 歴史的事実にしてもそうです。 我々が直面する歴史は通常はたった一つですが、それは我々がその歴史の中に入り込んでいるがためにたった一つしか見えないだけで、それ以外にも可能性レベルでは複数の歴史が同時並行的に存在している可能性があります。 それは、リサ・ランドール氏の主張する平行宇宙にも通ずるところです。 科学の第一線で活躍しているような人の中には、そういった優れた感性で物事の真相を見抜いている人もいたりします。 要は、私が言いたいのは、我々が当たり前だと考えている前提をはずすだけで、より大きなな可能性をもたらし、優れた感性を花開かせ、 さらにはその人が望めば異なる現実さえ感じ取ることができるようになるのだということです。 そういったことを、リーディングというものを題材に用いて、多くの方に自分自身の可能性の扉を開いていただけたら、 そしてそれによって素晴らしい人生を送っていただけたら、うれしいなと感じる今日この頃です。 Some rights reserved by T.Kiya | |
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