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自らの選択と体験する現実、苦しみを軽減する方法について
 
2015年1月2日 10時51分の記事

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。


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いよいよ2015年ですね。

いわゆる二極化がますます激しくなってくる可能性があります。

バシャールは今後、自分が選択した現実のみ体験できる世界になると言っています。

逆に言えば、今は自分が選択していない現実も体験できる世界にいるということです。

でも今後、たとえば今から100年後には、自分が選択した現実「しか」体験できなくなると言います。

今はちょうどその移行期ということなのかもしれません。

これは別に、バシャールが言っていることが突飛なことではなくて、むしろ当たり前のことであり、本来の体験の仕方に近づいていくだけなんだと思います。

つまり、思いに対して現実が即座に反応する世界です。

つまり、今の我々の「ほうが」、特殊な生き方をしていることになります。

今後人類が体験することになるリアリティからすれば、です。

むしろ我々は、現実とは自分の思い通りにならないものだと、半ばあきらめかけているか、そういうものだと割り切りながら、日々の生活を送っている可能性があります。

しかし実際には、「現実」が思い通りにならないのではなくて、地域社会で培われた文化や慣習、宗教等の中で形成されそれに縛られてきた「信念」から自由になれないだけなのだと思います。





では、どうすればいいのでしょうか?

「私は自由である。」

ただそのように決めるだけなのだと思います。

突き詰めれば。

ただ、その縛りが肉体の細胞レベルにまで浸みわたっているために、なかなかその強烈な縛りから逃れられないでいるのではないかと思います。

その根底には、「自分は無力である」という信念があります。

信念は、脳の生み出した副次的な産物であり、現実よりも実現性に劣るか、さもなければとるに足らないものであると、自分自身に言い聞かせている人が大半だと思います。

しかし、セスによれば、信念は我々の肉体と全く同レベルでリアルであり、その意味で信念も物質的なのだと言います。

逆に、肉体も信念と同レベルで非物質的なものであり、信念と肉体は複合的なものであり、密接な関係性があるのだと言います。

しかもその肉体は、それが出現している現実の一部を構成しているのです。

つまり、肉体も現実の一部であり、それらは皆、我々の信念によって多大な影響を受けているということです。





ですから、自分の持っている自分にとって不要な信念(あるいは自分の望む現実の実現のために不要な信念)を手放していくことで、より自由に、楽に、自分の望む現実を自ら創造していくことが出来るということになります。

私はこれについて証明したいという気はさらさらありません。

自分自身がまずそれを試しているところであり、数年前に比べて格段に自由に生きられるように実際なってきました。

それは、お話会等で何度かお会いした方にお話している通りです。





ですから、話を戻すと、自分が選択した現実を体験できるというのは、ある意味、当たり前のことなのですが、我々は数千年にもわたり、社会的、文化的、宗教的な信念に「縛られて」生きてきましたから、その当たり前の感覚すら忘れさっている状態です。

ですが、徐々にその縛りが取り除かれつつある現状があります。

バシャールはそのことを言っているわけです。

別の言い方をすれば、人類皆が本来の自分に戻りつつあるということです。





セスは、私たちが日常生活において、病気や仕事上の問題、その他のことで悩んだり苦しくなったりした場合に、できるだけそれを緩和するための方法を伝えてきています。

それを最後にご紹介したいと思います。

“The WAY TOWARD HEALTH”(=「健康への道」)173頁からです。




1984年4月19日木曜日午後4時3分

こんにちは。

(こんにちは、セス)

次に述べる題材は口述ですが、私はここで、ルバート(セスのチャネラーだったジェーン・ロバーツのこと)が特に心にとめておけるように、これを述べておきたいと思います。

困難な状況にあるときにはいつでも、その状況がひどい健康状態であろうと、別のことでのストレスフルな個人的な問題や、経済上の窮地、あるいはそれが何であっても、我々がしたがうことのできるいくつかの簡単なステップがあります。





これらのステップは理解しやすいものであり、おそらくあまりにも簡単なものですが、すぐに楽になる感じや心の平静が得られ、他方で(問題解決のための)内なる蓄えが解放され、活性化されていきます。

私はこれらのステップについては何度も語ってきました、というのも、それらの方法は意識をクリアにするのにきわめて重要であり、恐怖に満ちたエゴに対して安らぎの感覚をもたらすからです。




1.できる限り今に生きるようにし始めてください。

現在の感覚データ、そのすべてについて、できる限り意識を向けるようにしてみてください。

たとえば、よくあることですが、痛みを伴うような場合、その痛みの感覚だけに集中して、音や光、あるいはその痛みの感覚のすぐ近くにある他の印象を無視してください。

この手法は、それが何であれ、問題それ自体からくるプレッシャーを即座に減らし、リフレッシュされた感覚をもたらします。




2.心配することをやめてください。

これは、もちろんですが自動的にステップ1に適合します。

明日、あるいは別の日にいつでも、自分が望むだけ心配することができるのだと、自分自身に言い聞かせてください。

でも、今この瞬間は心配しないと強く決意してください。




3.あなたの思考が、今この瞬間に特定の問題に影響を及ぼしている時、その問題が最善の状態で解決されたことをイメージしてみてください。

それがなぜ、どのような方法で、いつその理想的な解決法がやってくるのかを考えずに、それが達成されたことをあなたの心の目で見てください。

あるいは、もしあなたがイメージするのがあまり得意でなければ、その問題が解決されて完全に満たされたときに感じるであろう感謝や喜びを感じ取るようにしてみてください。




これらのステップによって休息の時間が得られ、それが何であれ、あなたの置かれた状況のプレッシャーを減らすのに実際に役立ちます。

その後、落ち着いてから、その特定の解決法により直接的に向かうような他の適切なステップを熟考することができるようになります。

(引用終わり)





セスは本の中で、我々の信念が健康に決定的な影響を与えていると言います。

その信念とは一朝一夕で培われたものではなく、幼少期に親から植えつけられた信念や、学校や社会生活で培われてきた信念、性別による縛りや、

社会的な優越感や劣等感、適者生存の法則(強い者や優れた者が生き残るといった考え)、

その他長い人生をかけて身に付けてきたありとあらゆる信念が影響してくると言います。

その中には、我々の身体的な感覚に対する不信感も含まれています。

たとえば、全く健康であるにもかかわらず血圧の数値を気にしたり。

自分の身体の感覚よりも、医師の言うことや機械の値が優れているとみなしたり。

これは同時に、自分の感覚がとるに足らないものであるとみなしていることでもあります。





たとえば、親が子供に打たせるワクチンについても、セスはこれをしてはいけないという言い方はしませんが、

ワクチンの持つ弊害が我々の想像を超えるところで子供の免疫システムに悪影響が及ぶことを指摘しています。

子供は、純粋ですから、最初から穢れていることはありません。

ですが、周りの大人の信念によって、徐々に病気になるように小さいうちから「仕組まれて」いきます。

つまり、我々の免疫システムにも、信念が多大に影響を与えているのです。

簡単に言うと、いつか病気になるという信念を持っていれば、病気になります。

ワクチンはその典型例です。





まず大切なのは、自分自身に対して絶大なる信頼を置くことです。

自分の周りの状況や身体が、健康である(健全である)べくして与えられているという認識を持つ必要があります。

つまり、世界は悪で満ちている(自分は不健康である)という認識を持てば持つほど不健康になりますし、

逆に世界は善で満ちている(自分は健康である)という認識を持てば持つほど健康であるという現実を自ら作っていくのだと思います。






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◆この記事へのコメント(投稿順)
1. ビフォ 2015年1月4日 1時16分 [返信する]
imimiさん新年になりました、お邪魔します。

習慣慣習の文化や宗教ですが、自分自身が主体的に参加しているわけではないということかと思います。

それらから離れたいと考えることがありますが、少なくとも

-それらを続けながらも認識は別として持続させる-

-認識がもう別であるならばそれらからも離れる実践へ移る-

-それらをそれらに於いて変えてみる-

などの3方向があると思います。

自分としては、離れることができるなら、離れてみてもいいのではと考えるのですが、imimiさんはどう考えていますか?
おそらく宗教 [宗教的ないし宗教組織という概念も勿論含まれると考えられること] を変えるのはもう無理と思いますし、もう変えている意味がないというか、そう思い考えています。



 


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