リーディングを始めることになった端緒と、今の心境について | |
2015年1月14日 12時53分の記事 | |
今回は、私がリーディングを通して生きるようになったきっかけを振り返ってみたいのですが、 その前に、「アカシックレコード」についてみてみたいと思います。
アカシックレコードという言葉の端緒は、神智学協会の設立者であるブラヴァツキー夫人の著作「生命の書」にあるとされているようです。 この流れを組んだ者としては、ルドルフ・シュタイナーがいます。 シュタイナー教育で有名な人物です。 この人物が、「アカシャ年代記」という本の中で初めてアカシャの記録について触れたとされています。 その後、エドガーケイシーがリーディング中にアカシックレコードに情報源があるという指摘をしてから、世に広く知られるようになっていきました。 余談ですが、私がへミシンクを始めた当初、シュタイナーの本にもかなり影響を受けました。 エドガーケイシーの後は、シャーリーマクレーンの本でもアカシックレコードは紹介され、さらにいっそう世にひろまっていったとされています。 ですから、アカシックレコードという言葉は非常に有名なんですが、一方でアカシックレコードへのアクセス方法というものが明確に提示されてはいない状況にあります。 モンロー研究所などでも意識の探求に関するプログラムが実施されていますが、アカシックレコードへのアクセスのみに絞ったプログラムはないのではないかなと思います。 私は、ふとしたきっかけから、リーディングというものを開発し、その中でアカシックレコードと深くかかわるようになってきました。 これは最初からそうしようと思っていたわけではなくて、偶然です。 2009年頃から本格的にへミシンクを使ったアカシックレコードへのアクセスは継続的に行ってきました。 意識はしてきませんでしたが、アカシックレコードに自然につながって情報をダウンロードしていたんだと思います。 その時々の本や人からの影響は受けているものの、内容的に見て顕在意識が知っている事実以上の事実がそこに含まれていることがあまりにも多かったからです。 その後、2013年に入ってから、なんとなく「流れ」のようなものが来て、まずはブログを有料化したことがきっかけでした。 同時にワークショップの構想が高まっていったのですが、最初に実現したのは、ワークショップではなくて、個人リーディングでした。 これも、前々から計画していたことではなくて、リーディングをしてみようかなと、なんとなく思ったのです。 それで、その年の8月から突然リーディングを始めました。 その時、7月の20日間ぐらいのうちにモニターを募集したんですが、80名ほどが集まり、あと5名ほど残っています。 リーディングというものを世に提供しようと思ったのは、私自身がリーディングを通して自分自身の可能性を切り開いていくきっかけになったので、できるだけ多くの人にそれを体験してもらいたいと思ったことにあります。 私自身は、できることなら人に頼らずに自分自身でリーディングできるのが一番だと思っています。 それは、非物質的な情報というのは、現実世界で役に立つものですが、客観的な情報ではなく主観的な情報なので、検証できる部分と出来ない部分がありますし、そもそも真実性というのが「その人にとっての真実」に過ぎないという三次元世界とはかけ離れた事情があるからです。 ですから、参考にはなりますが、絶対的な真実というものは存在しません。 したがって、人の言っていることを鵜呑みにはできませんし、仮にそうしたからといって何の意味もありません。 誰かの言っていることが本当に正しいのかどうかが問題なのではなくて、自分がその情報に触れたときに腑に落ちるかどうかが問題なのです。 そしてそれに従って生きたときに、喜びや勇気や可能性に満ちた現実を生きるかどうかが問題なのです。 ただそれでも、多くの人は、それぞれのペースで生きています。 すぐにリーディングを自分で始められる環境にはない人も多いからです。 そんな時に、初めての試みとして、アカシックリーダーに魂の起源や生まれてきた目的・課題、過去世を読み解いてもらって、人生を生きる指針にするのは全然かまわないと思います。 ですから私は、公の場で広く活動し始めた当初から、二刀流で提示してきました。 一つは、個人リーディング。 もう一つは、リーディングのワークショップです。 今後もこの方向性で続けていこうとは思っています。 リーディングワークについては、去年1年間で、北は北海道から南は九州まで、全国いろんなところに行かせていただき、指導させていただきました。 場所によっては、交通費等の経費が掛かりすぎるためにかなり無理をして計画した地域もありました。 ただそれでも、私は「面授面受」というのを大事にしたかったのです。 つまり、直接その方にお会いして、文章からは伝わらない微妙なコツを体得してもらいたかったためです。 去年は一律6000円でワークを教えていたんですが、それでも高くて払えないという方には、午前中だけ参加していただき、その後昼食をご一緒させていただいて、自分リトリーバルなどのその方にとっての必要な講義をさせていただいたこともありました。 それだけでも、採算を度外視してその場所でそのワークを開催した意味があったと思っています。 つまり、出会いは偶然ではなくて必然なんだと思います。 もっというと、物事には偶然はないのだと思います。 先ほど私は、リーディングを始めたのは偶然だったと言いましたが、偶然では説明がつかないことが本当はあります。 たとえば、私のリーディング中で出てくる魂の起源や、惑星滞在なども、リーディングを始める数年前にへミシンクを使って自分自身の魂の起源や惑星での滞在を追体験していたことがベースになっています。 あるいは、エドガーケイシーやシュタイナーとの出会いについてもそうです。 自分の能力を開花させるには、時として、人に会うことが必要だったりします。 私の場合それは、もう亡くなってはいますが、エドガーケイシーやシュタイナー、そしてセスでした。 今は特にセスからの影響を受けていますが、やがては私自身が叡智の源として、この世か、あるいはどこかの次元で、生きていく可能性を感じています。 もちろん、今はまだ未熟な点も多々ありますが、やがてはそういった方向性に向かう可能性を感じています。 リーディングは私にとって生きる指針であり、リーディングを人に教えることについても同様です。 現実世界で私は教師として生きてきましたが、それは自分の全く意図するところではありませんでした。 むしろ、大学時代には、教師を目指している友人達を見て、自分の中でどこかで軽蔑していたかもしれません。 自分自身の中である種の思い上がりがあったのでしょう。 愚かなことです。 ですが、すべてを手放してみて、私がとった行動は、教師になる道でした。 そして今、リーディングというものに出会い、自分自身の進むべき方向性を探りつつ、私と同じように人生を生きる上で悩んだり、生きる意味について考え始めたり、魂の起源や生まれてきた目的について考え始めた人の指針を提供しています。 物事に良い悪いはないですし、私が今やっていることに良い悪いもないと思います。 もしあるとすれば、私自身がそこに何らかの意味を見出した時です。 流れを知らずに流れに乗り、自分自身の進むべき方向性を見出し、いまやりたいことをやらせてもらっている。 これが私の今の心境です。 Some rights reserved by Angel Ganev ![]() | |
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