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意識の連続性とリーディングの具体的なやり方の一例
 
2015年1月22日 12時1分の記事

私の感覚だと、潜在意識との対話=ガイドとの対話、アカシックレコードからの情報取得=ハイアーセルフ以上と対話という感じです。

ここでいうガイドとは、日本語的には守護霊に相当するもので、今の自分とは別の側面の自分自身です。

たとえば、過去世の自分なんかは、ガイドとして働いている側面があります。


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しかし、三次元世界のように職業としてそのようにしているわけではなく、「意識の上で」一つの自己表現の一つとして、意識間のネットワークが強まった時に生じてくる内部的表現の一種です。

つまり、一口に意識といっても、それが何を意味するのかという問題にかかわってきます。

つまり、意識は意識であり、そこに顕在意識と潜在意識という区別は本来はなく、また集合意識と個別意識という区別もなく、すべてはつながっていて、融合しあっているという霊的真実があります。

霊的といったのは、意識は物質的なものではないからです。

物質的なものは影のようなもので、霊的なものにこそ本当のリアリティがあります。




意識は意識であり、我々が自分だと感じている自分も意識です。

それ以外の、我々が過去や未来、別の次元に生きていると感じている自分も意識です。

今世の自分、過去世の自分、未来世の自分、別次元の自分には、意識的なネットワーク構造によってつながっていて、相互交流が行われています。

我々から見ていわゆる他人や他の生命体、鉱物、惑星意識、宇宙意識との間でもそうです。

あらゆるものには意識が宿り、相互に交流が気づかないところでなされていて、それらは巨大な一つのネットワークをなしていると考えられます。

そこに厳密な意味でのへだたりはなく、別の見方をすればすべてが「自分」であり、すべてが一つの情報源であるとみなすことができます。





たとえば具体的に考えてみましょう。

地球の歴史について知りたいので、地球意識にアクセスするとします。

この場合、我々の得意なラベリングによれば、アカシックレコード=地球意識というふうに位置づけられるかもしれません。

アカシックレコードと地球意識が明確な形で切り離されて存在しているわけではないからです。

ましては、非物質世界には時間や場所の縛りがありませんから、どこか特定の場所にアカシックレコードがあるわけではありませんし、ここから先が地球意識という明確な区分が存在しているわけでもありません。

アカシックレコードも、地球意識も、我々もすべて、多次元的に存在しており、すべてが融合しあっているからです。

その場合、地球意識にアクセスするのに、自分自身のガイドを通してつながることもできます。




あるいは、こういう場合はどうでしょう。

私のように他人の個人リーディングをするとします。

その人を仮にAさんとしましょう。

Aさんの個別的な悩みを解決するためにアカシックレコードにアクセスしてくださいと言われました。

さて、あなたがもしアカシックリーダー(アカシックレコードを読む人)なら、どうしますか?





私なら、次のようにします。

私は、個人リーディングの場合、いかなる場合でも同じルートをたどります。

宇宙呼吸法から意識を集中し、ハイアーセルフのマインドツール(自分のイメージを具現化させて活用する方法)を使ってハートチャクラの中で意識を反転させ、クライアントさんの潜在意識に会います。

そこで、その場の状況を見ながら、その場でクライアントさんからマインドツールとしての水晶をもらい、クライアントさんにとって必要な情報をその水晶に触れながらダウンロードしたり、場合によってはその水晶の中に入り込んで必要なビジョンを得たりする場合もあります。

たとえば引っ越しやら転職などといった三次元的な事情については、クライアントさんの潜在意識がその解決方法を知っている場合もけっこうあり、その場合にはアカシックレコードにアクセスするまでもないからです。

クライアントさんもその解決方法にはすでに気づいている場合もあり、それでも私にあえて聞いてくる場合があります。





あるいは、複雑な事情が絡んでいそうな場合(私に依頼してくるのはたいていこちらのほうです)、クライアントさんのハイアーセルフの領域に一緒に行き、クライアントさんのハイアーセルフ内でマインドツールとして20cm位の水晶をクライアントさんやガイドさんから受け取ります。

あるいはクライアントさんのすべての情報がおさめられている空間に行きます。

そこは見た感じ、荘厳な音楽ホールあるいは歴史のある図書館のように見える空間になっていて、空間自体に存在感があります。

そこで、クライアントさんに必要な情報がほしいと意図すると、本が目の前に現れたり、巻物が飛んできて目の前で広がったりするので、そこに今必要な情報があるのだと考え、その本なり巻物と読み取るように意図すると、自然と情報が頭の中に流れてきます。





どんな場合でも使えるのは、前者のやり方で、水晶をもらうやり方です。

要は、自分にとってそれがうまくいくと決めるだけなのです。

水晶をもらうやり方ならば、最初に自分のハイアーセルフの領域内でクライアントさんの潜在意識と会ったときにでもできますから、即座にリーディングしなければならない場合などに有効な方法です。

私は、対面でセッションしてリーディングする際にこの方法を用います。





最初に自分のハイアーセルフ内でクライアントさんに会う際にも、自分自身でいつも使う風景を固定しておくといいです。

私の場合は、草原をよく使います。

細かな描写はいりません。

草原をクライアントさんと一緒に歩いているという感覚、雰囲気だけで十分です。

この感覚、雰囲気というのは、物理的な感覚ではなく、そういう状況になりきる、フリをするということを意味しています。

雰囲気を味わうといってもいいかもしれません。

その際に、例えば草原を歩くならば、草原を歩いているときの実際の感覚を思い出してみるのもいいですし、そよ風を感じてみたり、太陽の温かみや、鳥の声、姿、川のせせらぎ、背後の壮大な山々、そういったものを付随的な状況として味わうようにして心の中に思い描いてみるのでもいいです。





繰り返しますが、詳細な描写を自分自身でする必要性はありません。

何となくそんな気がする程度で十分なのです。

このように、要するにマインド(心)のツールとは、イメージツールのことであり、実際にはイメージだけではなく、触覚や聴覚、臭覚、その他の五感を通して知覚されるものなのです。

五感を超えた感覚を、五感を通して知覚するような感じです。





マインドツールを用いたイメージやこういった感覚というのは、とても重要なコツでありリーディングの成否に大きな影響を与えますが、それがすべてではないことに注意が必要です。

つまり、どんなに妄想癖のある人でも、リーディングに適した精神状態に入れていないと、リーディングできません。

逆に、イメージや妄想が下手だと自分で思っていても、うっすらとした感覚しか得られなくても、検証してみるとちゃんとリーディングできている場合があります。

私なんかは後者のタイプです。

これは今までに何度もブログや講演会、ワークショップ等でお話してきたことです。





ぶっちゃけた話、はっきり知覚できるかどうかは問題ではないのです。

知覚できても、できなくても、アカシックレコードにつながって情報取得することができます。

ですから、これを別の形で表現するために、ワークショップ等では、「皆さんご自身がアカシックレコードなんですよ」と申し上げることがあります。

つまり、自分=アカシックレコードということです。

それはなぜなのか?

意識には連続性があるからです。

自分と他人という形で明確に分離されているわけでは本当はないからです。

あらゆる意識間に相互的なネットワーク構造が存在しているからです。





上でご説明してきたように、意識には本来、へだたりはなく連続性があるのですが、リーディングの便宜上、自分と他人をわけたり、自分のハイアーセルフと他人のそれとを分けたり、マインドツールを巧みに使って自分なりのやり方で情報取得していきます。

本当にアクセスできているのかどうかを確かめる必要はなく、実際にそれでうまい解決方法が得られたりして現実世界に適用できればそれでよいのです。

また検証しすぎて疑心暗鬼になり、自分自身の能力にふたをしてしまう必要もありません。

要は、気軽な感じで、感性を豊かに働かせる芸術家のように、自分のエネルギーと相手のエネルギーを共鳴させ、必要な情報をダウンロードできればそれでいいわけです。




私も以前はワークショップで、検証作業を重視していたことがあったのですが、それよりも、自分なりに感性豊かに働かせて、過去世や魂の起源、ライフシール、転生間惑星滞在などを見てもらったほうがより良い結果になるというふうに感じ、やり方を変えました。

また、今回はお話できませんが、最も重要なガイドとの交流や、リーディングに適した意識状態に入るための宇宙呼吸法や、クリアリング、ヒーリング、などを用いた意識状態のコントロールを学ぶことが重要です。

それらについては、また次回以降に機会があれば書きたいと思います。





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