ムハンマドについて | |
2015年1月22日 20時19分の記事 | |
>毎日楽しくブログ拝見させて頂いています。最近ニュースに頻繁に出てくるイスラム教の過激派のテロ事件、本当に心が痛みます。 中でも気になるキーワードが預言者ムハンマドです。イスラム教の創始者であるこの人物は今現在どのような状態なのでしょうか? imimiさんのブログでは今までイエスやブッダに関するエピソードは色々と拝見しましたが是非ムハンマドについても教えて頂けると有り難く思います。 どうぞ宜しくお願い致します。
ムハンマドは「真実とは何かを追い求めていた」と感じます。 彼は今、7次元には到達していないようです。 5次元から7次元のどこかに存在しているようです。 ですが、彼は我々と同様に多次元的に存在していますから、存在している次元は厳密には単一ではありません。 彼は、宇宙真理の片鱗を感じていましたが、人間的な部分を多く残していたために、政治家としての側面、支配者としての側面も持っていました。 彼の死後、人々は、彼のそういった外面的な魅力にフォーカスしすぎたために、彼が説いた「聖戦」の意味を誤解しました。 彼は本来、聖戦とは内なる自己との戦いを意味していたのだと言います。 内なる自己(の欲望)との戦いに勝利してこそ、真の平安が訪れるのだとムハンマドは考えていたみたいです。 ですが、多くの人は、彼の言う意味がよく理解できませんでした。 ムハンマドは、宇宙真理になじんではいたのですが、地球への浸透力がイエスやブッダほどにはありませんでした。 つまり、波動によって人々を導く感化力が弱かったのです。 ですから、彼の死後、多くの人が彼の説いた教えを歪曲し、彼の真理とは遠ざかる方向性に進んでいったのでした。 彼はむしろ、平和を愛した人物だと感じます。 その平和を、彼は道徳的な教えをもって人々に諭しましたが、二元性の極みに達していた時代背景では、彼の真の教え(自分との戦いによって平和に至る道)は、伝わらなかったと感じます。 そして、数百年を経て、今のイスラム文化があります。 イスラム文化は、西洋諸国とは対をなして、二元性のバランスをとる働きをなしています。 正義、悪、そのどちらも、絶対的な真理ではなく、バランスによって表現される役割分担にすぎません。 今の時代はまだ、二元性から脱していません。 ですから、家庭でも、地域社会でも、国でも、世界でも、人々は全身全霊で二元性を表現しようとしています。 ですが、それもおそらくは人類の悠久の時から見れば、貴重な経験なのだと思います。 人々はいまだに、何が正しくて、何が間違っているのかにこだわっています。 ですが、本当はすべての人は、自分なりの立場で自己表現をしようとしているだけなのです。 やがては、イスラム教文化、キリスト教文化、仏教文化、その他の宗教的文化が融合し、調和する世界が来ると感じます。 その時はある意味、バランスがもたらされた状態ですが、バランスとは最初からバランスがとれた状態から出発するものではありません。 エネルギー的な対立が起こり、それが原動力となり、進化・成長という性質を人類全体が発揮していくのだと感じます。 Some rights reserved by kaybee07 | |
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1. kato 2015年1月30日 22時29分 [返信する] 教えて頂きありがとうございます。 大変興味深いお話ですね。 時節柄タイムリーでした。
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