ウイングメーカーについて | |
2015年6月8日 16時42分の記事 | |
ミクシィからいただいたコメントと、それに対する私からのお返事です。 >「ウイングメーカー」の本は読みましたが、結構内容は忘れてしまっています。 「ニューエイジ系の情報に否定的な意見」があったという記憶もないので、ぜひどんなところか教えてください。
私が読んだのは、数年前にブログで読者に紹介された次の文章です。 <こちら> その中のAnswer 11 に出てくるのが、チャネリングの関する記事で、以下の部分です。 <こちら> ごく簡単に主張を要約すると、チャネリングとは人類を至高の存在(サヴァリン・インテグラル)から遠ざけるために仕組まれたものであり、そのチャネリングメッセージの中に神との対話やアリスベイリー、セスの名前も挙がっています。 しかし、このウイングメーカーが主張する文章全体が何を言いたいかと言うと、現在の人類はアヌンナキによって騙されており、生前も死後も完全にコントロールされていると述べている点にあります。 当時、私が出した結論は次の内容です。 以下、引用します。 http://plaza.rakuten.co.jp/imimi/diary/201110300022/ 「私自身は、次のように考えております。 私は、ジェームズ氏(ウイング・メーカー)の主張するように、現在の地球人がアヌンナキによって騙されているとは考えません。 我々は自分の意思でこの世界に存在しており、この先に進む方向というものも、良いか悪いかという二元性でいうと、良い方向性だと考えています。 そもそも、アヌンナキに対する見方がジェームズ氏とは異なっています。 以前お話ししましたように、アヌンナキがこの二元性の世界にやってくる前には、アヌンナキという存在は二元性を超越したところからやってきました。 そして、二元性の世界にやってきてからは、様々な捉え方をされるようになりました。 ですが、そういった二元性の見方自体は、あまり問題ではありません。 大切なのは、ジェームズ氏が語るウイング・メーカーからの情報にもあるように、自分自身をよりどころとすることだと考えています。 つまり、他の何者にも依存することのない自分というものをしっかり確立することが大切です。 その上で、ゲリーボーネル氏も主張されているように、人間というのはダイアード(進化する存在)とトライアード(進化が完成した存在)との複合であり、永遠の今に生き続けていく存在なのだということです。 そういった状況において、真、善、美といった神我と共鳴することを、表現し続けていきます。 人間がHMSの中で生き続けている、そんなことは私に言わせれば当たり前のことであり、わかりきっていることです。 別に奴隷でもなんでもありません。 むしろ、意識というのは、ひとつの表現方法として、そういったヒューマン・マインド・システムを選んだ、ただそれだけです。 サヴァリン・インテグラルの手足として、真・善・美を今ここで表現していると考えます。 人間そのものが、サヴァリン・インテグラルそのものといってもいいでしょう。 我々は何者にも依存する必要はありません。 常に自分自身の中心軸をしっかり保った上で、あるがままに生きる、これが最善の道だと私は考えます。」 (引用終わり) 今、ウイングメーカーをリモートビューイングしたと主張するジェームズ氏の文章を改めて読んでみても、巧妙なうまさを感じます。 ですが、問題は、「あなたたちは騙されている」と言って宗教やスピリチュアルを否定しつつ、自分たちの著作を読むように巧妙に誘導している部分があります。 しかも、ウイングメーカーの登場があまりにも物語チックで、胡散臭さを感じます。 http://www.h4.dion.ne.jp/~doufaufa/wingmakers/intro.htm 以上のことをトータルに見ると、私にはウイングメーカーがセスを否定的にとらえている以上に、ウイングメーカーそのものがアヤシク感じられるのです。 数年前に、ウイングメーカーに関する上の情報を読者に教えてもらった後、別の読者からジェームズ氏はサイエントロジーの論法を用いているという指摘がありました。 http://plaza.rakuten.co.jp/imimi/diary/201111010000/ 「>はじめて、コメント投稿させていただきます。 私も、ウイングメーカーに重大な関心をもっておりますが、この情報の出所には、少々懸念も感じております。 私には、James氏の思想の枠組みは、サイエントロジーではないのか?という気がしています。 具体的には、次のような用語の置き換えをすれば、彼の言ってることは、ほとんど、サイエントロジーになります。 サバリン・インテグラル=クリアー HMS=反応心(リアクティブ・マインド) ファースト・ソース=OT(オペレーティング・セイタン) PDS=ビトゥイーン・ライブス・インプラント GMS=GE(ジェネティック・エンティティ) GSSC=インシデントI PS(ポラリティ・システム)は、反応心に含まれています。ハバードは、アルフレッド・コージプスキの一般意味論に影響を受け、二値論理は不適切なもので、段階的な多値論理を採用すべきとしています。 もちろん、サイエントロジーだからといって、別段悪いとは限りません。 問題は、彼らが目指しているのは、どの方向を向いているのか?ということでしょう。 HMSを大上段に振りかざして、すべての宗教的活動、すべてのスピリチャルな活動を、インプラントに過ぎないとするのは、James氏の単なる独断と偏見ではないでしょうか? HMSは、作業仮説であって、その存在や機能が証明されているわけではありません。 James氏は、「ワンネス」という言葉を多用する割には、『Living from the Heart』その他を読む限りにおいて、極めて、分離意識的な論を展開しています。 まず、思い出したことですが、「インプラント」という用語を、「洗脳」という意味の名詞としてつかうのも、サイエントロジーの特徴でした。 スピ系の人は、この用語は、あまり使わないでしょう。 James氏の論の分離意識的なところとして、たとえば、六つの「美徳」のひとつに「勇気」を採用し、「愛の要素としては権力に対して真実を話す行為と関係しています」としています。(『The Art of Genuine』10ページ) これは、「闘争」の正当化であり、「融合意識」とはかけ離れたものです。そして、リアルなサイエントロジーが、精神医学界に対して行っている行動とも実良く符合しています。 個人的には、彼らの目指す方向性は、『Living in the Heart』で説かれている世界の正反対ではないか?と思っております。」 (引用終わり) あとはもう、私のブログの読者の方々ご自身に判断していただくしかありません。 Some rights reserved by aotaro | |
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1. アシカビヒコ 2015年6月8日 18時9分 [返信する] ハリーポッターのように完全に物語にしたほうがよかったと思います。
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