マクロとミクロの相似象から見る災害予知の在り方 | |
2015年6月30日 21時57分の記事 | |
今回は、最近の地震の予測で得られた気付きについて少しお話しますが、最初は、現代科学の見方と、カタカムナ理論の見方との比較から入りたいと思います。 小難しい話をしますが、少しお付き合いください。
科学の世界では長年、物質の最小単位は原子であるとされてきました。 原子は陽子と中性子からなる原子核と、その周りに分布する電子の層からなるとされています。 現在、原子核の存在範囲が実験によってある程度わかるようにはなっていますが、原子核そのものを見ることは出来ていません。 [光で鉄の原子核を光速の1/5まで加速に成功] [K異性体で原子核の形を見る] 原子核があまりにも小さすぎるからです。 ところで、日本の超古代にあったとされるカタカムナの理論によれば、物質の最小単位は原子であり、原子核と電子に分けるという考え方を取らないようです。 カタカムナでは、もともと物質というのは、目に見えないけれども確かに存在している世界(潜象世界)から現れてきているとされています。 原子も、潜象世界から現れてきているのですが、陽子、中性子、電子を互換性のあるものととらえます。 陽子、中性子、電子は、それぞれプラスとマイナスの対になって存在していると考えているようですが、根本的な部分は、陽子、中性子、電子の存在と思われます。 これを現代科学では、原子核(陽子、中性子)と電子と分類しているわけです。 このカタカムナの、陽子、中性子、電子に着目する視点は、相似象の観点からすると、太陽、地球、月に対応するとものと感じられてきます。 これはあくまで私見です。 つまり、物事は常にマクロレベルとミクロレベルが瓜二つの形で(相似象をなして)存在しているところがあります。 この物質宇宙とミクロレベルでの原子のふるまいも同様だと感じます。 つまり、何が言いたい方というと、巨視的(微視的)観点からみると、我々を取り巻く事象というのも、相似象の観点からとらえるのが妥当だということです。 例えば、地震についても同様です。 我々の地球は、太陽と月と三位一体の関係をなしていると感じます。 その三者は原子との関係から相似象をなしていて、原子を構成する陽子が太陽、中性子が地球、電子が月に対応すると感じます。 ですから、地震の予測についても、太陽の働きと月の働き両方を地球の働きに落とし込んで把握していく視点が重要だと感じます。 太陽の働きは、太陽フレアや地球の静止軌道電子に反映されます。 月の働きは、新月、満月などの地球と月との距離に反映されます。 (なお、厳密には、月の軌道は楕円形をなしているため、月と地球の距離の最近、最遠は、新月、満月に対応しませんが、おおまかにみると、新月、満月の時が地球と月との距離が近くなると考えてよいと思われます。) 地球のプレートの動きは、地震雲や夕焼け、潮の満ち引き、湖の水位、動物の異常行動などに反映されたり、気象状況とも密接な関連性を持ちます。 これらすべてが有機的に作用するために、地震予知は一般に困難であるとされています。 ただ、ある程度の状況把握をもとにして、最近私がやっているような地震の予測をすることは可能だと感じます。 しかし、統計的なデータをもとに推論したり、月と地球との距離だけから推論したり、あるいは静止軌道電子だけから推論したり・・・といった部分的なデータだけでは、地震の予測は困難だと感じます。 相似象の観点から、アマ(潜象世界)の動きを察知し、生のデータ(太陽、月、地球)をよく見て、アマウツシによって誕生した我々人間の体感も考慮した上で、総合的に判断していく必要があると感じます。 あとは、自分自身と自然との関係から災害を予測しようとする姿勢も大切だと感じます。 やみくもに地球上のすべての事象を読もうとすることは、我々の人生にとって有益であるとは限りませんし、やはり限界があります。 「自分が」直面する災害にポイントを当てて、身近に得られる上で述べたデータをよく見て、自分自身の体調の変化を観察して、自然の動きを観察して、自然とともに生きるのが大切だと感じます。 ただし、これらすべてを論理的・分析的に把握しようとする必要は全くなく、直観的に把握すれば十分です。 前者は膨大な注意力・時間を要しますが、後者は一瞬の注意や時間で事足りるからです。 以上、最近私が地震の予測から気付きを得たことをまとめてみました。 上で書いたことを読んで、大変だな〜と思われた方。 大変じゃないんです。 大変だと感じるのは、我々は近代的な思考方法に毒されている側面があるからです。 要は、普段当たり前だと思っている視点をちょっとはずしてみると、今までわからなかったことが見えてくるというだけです。 当たり前のことを当たり前に感じることの大切さを感じる、今日この頃です。 Some rights reserved by onigiri-kun | |
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