「気を使う」より「気を読む」ことが先 | |
2015年9月22日 23時41分の記事 | |
今日は少し、「気の使い方」についての話をしたいと思います。 目上の人に対してとか、相手への配慮とかといった意味合いで使われるやつ、あれです。 そもそも、日本語というのはよくできていまして、気の使い方における「気」とは、意識も含まれているように思われます。 気を配る、気持ちを込める、気になる、気を留める、・・・等々。 それぞれ、「気」を「意識」に置き換えて読んでみてください。 意識を配る、意識を込める、意識する、意識を留める・・・等々。 およそその意味が普通にわかりますよね。 その上で、気の使い方について見ていきたいと思いますが、相手がまずは何を求めているのかを気にする(意識する)ことが大切だと感じます。 つまり、相手の気(意識)を読むわけです。
でもこれは、別に大それたことではなくて、人が社会生活を送っているうえで普通にしていることです。 では、どうやって意識を読むのか? 以前、「手は口ほどにものをいう」という話をしたことがありました。 人間の手からは、人の感情につながるエネルギーが出ていることがあって、その人の手を見ることでいろんなことが感じられてくるというお話でした。 いわゆる手相を見るというのも、これとは全く無関係ではないように思います。 もっとも、私は純粋にエネルギー的に手をみますが。 手も、その人の意識を読むのに参考にはなりますが、あくまでそれは参考です。 メールだけのやり取りでは手はみれませんし、どこか一つに絞るのは得策ではありません。 相手の意識を読むには、トータルな視点が重要になってきます。 これは、大事な商談を抱えているような場合にも使えるやり方です。 人の気持ちを読むといった場合、恋愛相談なんかを主に対象にしていますが、ビジネスでも人の気持ちを読むことが重要な場合があることが結構多い気がします。 それでは、トータルな視点で読むにはどうすればよいのでしょうか? これは、まず大事なのは、相手の見かけ(しぐさ、目、話し方、態度)などに騙されないことが重要です。 よく、相手の目を見て話しているかどうかが嘘を見抜く決め手であるなどと言われたりすることもありますが、それは形式的に過ぎるように思います。 ここで使うのが、ハートです。 手のエネルギーも、突き詰めればここに直結しているというお話をしましたよね。 自分のハートで、相手のハートを見るように感じてみるんです。 その時はイメージの力を使います。 自分にとってリーディングに適した意識状態に入ってから(ここにある程度のコツがいります)、自分の内宇宙で相手を呼び出します。 そこで、ハートで会話するような感じで、相手のハート(もしくは単に相手でもいいです)に自分が聞きたいことを率直に聞いてみるのです。 例えば、あなたに誰か好きな人がいるとします。 あなたは彼(彼女)の気持ちが知りたいとします。 そうした場合、あなたの内宇宙の中に彼(彼女)を呼び出します。 (内宇宙とは、目を閉じた状態で見えてくる世界のことです。暗闇なら暗闇でいいです。自分の好きな世界を思い描いてもよいです。外の現実世界(外宇宙)に対して、目をつぶった時に感じられてくる心象風景の世界、そのように考えてもいいかもしれません。) 呼び出して、ハートから質問事項を出すように意識しながら、彼(彼女)に自分を好きかどうか聞いてみるのです。 でも、100%わかるとは限りません。 むしろ、最初の頃は判断に迷うかもしれません。 そういう時は、例えば5回同じように聞いてみます。 5回聞いて、Yesが3回、Noが2回だとしたら、60%の確率でYesだと判断します。 このように、選択に回数を増やすことで可能性レベルで判断します。 これは恋愛ではなくビジネスでの人間関係にも使えます。 ポイントは、自分の内宇宙でその人物を呼び出して聞くという点です。 ぜひ試してみてくださいね。 「気を使う」には、「気を読む」ことが重要だというお話でした。 ただ、そもそも「気を使うべきかどうか?」という点になると、それは他人軸か、それとも自分軸かという話にもつながってきてしまいますので、それはまた別の機会にでも。 | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. iwasaki 2015年9月23日 18時17分 [返信する] 営業職がら、これから必要な本当の「気の使い方」について考えていました。 良い気づきをいただきました! ありがとうございます。
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