本当にMAGRAV=フリーエネルギーなのか? | |
2016年5月2日 11時3分の記事 | |
現段階でのMAGRAVについての私なりの認識をまとめてみました。
最近、いわゆるフリーエネルギーだと(一般的・抽象的に) 多くの人が考えるものと、ケッシュ氏の生み出したMAGRAVとの相違というか温度差を感じます。 まず前提として、フリーエネルギーというものの明確な定義がないので、とらえ方が人それぞれであるというところにその「扱いにくさ」があるように思います。 普通に考えれば「フリー」な「エネルギー」ですから、「フリ―であるからには電気代が安くなるか、もしかしたら無料になるに違いない」という風に考えられる可能性がありますし、「エネルギーというからには、それ自体が電気を生み出すに違いない」という風に考えられる可能性があります。 ですから、例えばですが、外部電源(バッテリーも含む)とつながっていないのに、永久にモーターが回り続けるとか、そんな具合に。 ぶっちゃけ、私は「フリーエネルギー」なるものがマグラブに関わるまでよく知らなかったので(笑)、基本的にそういう発想がないんですよね。 勝手に永久にモーターが回り続ける。。。これって、一つの固定観念にすぎない気がします。 まずもって、フリーエネルギーという非常に抽象的なものを「フリー」で「エネルギー」であるという自分なりの枠組みでもって固定化してしまうので、それがそっくりそのまま現実化してしまうという、「思念→現実化」の流れでみると、そういうことになっている気がします((例)「勝手に永久にモーターが回り続ける」といった枠組みでフリーエネルギーを想定しマグラブもそのように考える)。 要は何が言いたいかというと、最初から枠組みを決める必要はないんじゃない?ということです。 かくいう私も、最初の頃はMAGRAVをフリーエネルギー装置と呼んでいました。 最初、私も誤解していたんです、MAGRAVが無から有を生み出すがごとく電気を生み出してくれる装置なんだと。 ところが、実際にセミナーに行ってMAGRAVの作り方や原理の説明を受けてみると、違うんですよね。 MAGRAVは電気を生み出す装置じゃないんだということが、講師から直接言われたわけではなかったのですが、なんとなく感じ取れるようになってきました。 それから約3か月。正確には、仕事が忙しかったりして、マグラブを自分で作って完成させて稼働させ始めたのは3月初めのことですから、自分でマグラブと直にかかわり始めてまるまる2か月が過ぎました。 2か月の間、自分が実際に稼働したり、実験したり、データ分析をしたり、その中でわかったことをワークショップでシェアしたりしながら分かったのは、マグラブはやはりフリーエネルギーとしての側面・性質をもっているという感覚的なものと、同時に世の中の人がいわゆるフリーエネルギーに対して想定しているものとはずいぶんと異なっていること(温度差)、MAGRAV=いわゆるフリーエネルギー装置との抽象的な思い込みがひどくまん延していることなどです。 私も今、MAGRAVの製作ワークを全国各地でしていますから、参加者や製作依頼者等からいろんな声を耳にします。 簡単に言うと、世界的にみて、MAGRAVは短期間の間に驚異的な割合で広がっている印象があります。 その中で、日本だけでなく、世界的にみても、MAGRAVの結果が出ている人(具体的にはプラズマ装置として家庭での消費電力削減効果が認められる人と、そうではない人がいることがわかってきました。 中でも、どうやら結果が出やすい国とそうではない国とがあるようで、日本はどちらかというと結果が出にくい国のようです。 推測ですが、マグラブが開発されたのはイタリア(AC220V、7A)で、日本は100V、15Aですから、使用環境が著しく異なりますので、これが一つの要因なのかなという気がしています。 思うに、これは要するに、MAGRAVの機能が使用環境に依存している割合が大きいということなんでしょうね。 MAGRAV自体が電力を生み出しているというよりも。 ですから、MAGRAV=フリーエネルギーというとらえ方は、使用環境により異なるという見方が正しい気がします。 間違いではないと思うんです。 実際に大きな結果が出ている国があるようですから。 おそらく、ケッシュ氏は去年の10月中旬にMAGRAVを発表する前に、十分な試験をしていたはずです。 ブループリント2にしてほしいという最近のコメントで、MAGRAVの消費電力削減率は最終的には20〜60%で、例えば家で20KWの消費電力がある場合、ケッシュ氏が「MAGRAVはそのうち4〜12KW生み出していることになる」といったのは、明らかに生み出すほうの「フリーエネルギー」としての側面であり、それは単なる推測ではなく、500W以下のLEDライトのみで負荷をかけるようにとの助言があるように、明確な根拠があるものと思われます。 これは明らかにいわゆる生み出すほうの「フリーエネルギー」なわけですよね。 ところが、日本ではまだ普及し始めたばかりで動き始めたばかりであり誰も正確なところを知らないわけですが、はっきり申し上げて、生み出すほうの「フリーエネルギー」よりも、環境ナノ化装置として環境の変化に依存しながら少しずつ消費電力が落ちていくといった「エコシステム」としての機能のほうが強いために、実際は違うじゃないかという認識が出始めていますし、もしかしたら今後も強まっていく可能性があります。 ですが、要するにこれは、「双方に誤解がある」ということなんですよね。 マグラブを作ったり使ったりしている人と、マグラブとは直接かかわっていない人との間で、明確な温度差があるのに、ケッシュ氏の「マグラブはフリーエネルギーである。これによってエネルギー革命が半年から1年の間に起こる。マグラブは20KWのうち4〜12KWの電力を生み出す」という言い方が使用環境を考慮せずに鵜呑みにされ、MAGRAV=フリーエネルギーという認識だけが独り歩きしている状況ではないかと思います。 でも。。。 マグラブに関わるのも自由だし、見てるだけも自由なはずです。 未知のエネルギーを扱うもので、始めたばかりで誰もまだ最終的な結論が出ていませんが、まずはやってみるという実験的要素があるのは否定できない事実です。 しかも、太陽光パネルが出始めたときは、庶民に手を出せる代物ではなかったでしょうし、他方でマグラブは誰にでも簡単に製作・使用できるという「やりやすさ」があります。 ですから、マグラブが本当に機能し始めて「使えるように」なったら、ビジネス的に困る人が出てくるのは間違いないです。 でも、やるほうも、見てるだけのほうも、双方に誤解があるのが現状ですから、まずは冷静になることが肝要かなと感じます。 MAGRAV=フリーエネルギーなのか、それもとケッシュ財団のいうように環境をナノ化してまわりの電源システムとの一体化を深めていく中で消費電力削減の効果「も」期待できるというPower Factor Device(=力率改善装置)なのかです。 ケッシュ財団はMAGRAV=フリーエネルギーであるとは一言もいっていません。 ケッシュ財団の認識は、その発表しているところによれば、MAGRAV=プラズマ装置であり、環境をナノ化して家庭での電源システムと協調してその一部として機能する力率改善装置(=Power Factor Device)です。 ですから、最終的に消費電力は落ちますが、それは現状ではMAGRAVがエネルギーを生み出したからというより、周りの電源システムのエネルギーを有効利用できるようになったからだと考えるほうが自然な気がします。 なのに、言葉だけが独り歩きしているんですね。 まずは、MAGRAVに関わる者も、そうでない者も、正しい現状を認識し、勝手に思い込んで批判したり楽観視したりしない冷静さが必要な気がします。 別にあわてて導入する必要はないですし、ゆっくりと慎重にいけばいいんですね。 未知のエネルギーに対する興味から入るのも結構。 消費電力削減に魅力を感じて制作するのも結構。 環境のナノ化や電磁波の除去など磁場調整装置としての働き(環境のイヤシロチ化)に期待するのも結構。 人や動植物、周りの環境との一体化に気づきを与えてくれる五次元化装置としてとらえるのも結構。 MAGRAVに対するいろんな見方があっていいのだと思います。 まずは、あなたの考える「フリーエネルギー」ってなんですか? MAGRAVがあなたの考える「フリーエネルギー」だと思い込んでいませんか? まずはそこから考えてみると、また新たな視点から物事が見えてくる可能性があります。 人類のどの時代でもそうですが、その当時の既成概念ではありえないことから新たな技術革新が生まれ、発展してきたところがあります。 思い込みではなく。 思い込みをやめて、素の気持ちで向き合ってみると、同じものを見ても別の展開が見えてくるかもしれません。 MAGRAVに向き合っていると、いろいろ考えさせられます。 ちなみに、MAGRAV=いわゆる「フリーエネルギー」という側面が内在しているのは確かだと思います。 今その方面から個人的には研究を進めているところです。 ですから、気になる人は、もう少し待ってください。 待ちきれない人は、私と一緒に動き出してください。 質問・コメントはなんでもどうぞ。 私は普段、フェイスブックの「ケッシュフリーエネルギーグループ」に随時最新情報をアップしていますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います。 https://www.facebook.com/groups/1675527466052898/ 面白いですよ。 | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | ||||
1. メテルニッサ 2016年5月6日 12時31分 [返信する] いみみさん いつも拝見していますがはじめて書き込みます。この緑色のデザインいいですね! 計算したのですが、日本の100Vの電圧で同じ電流を流すためには、抵抗値を半分にする(銅線の断面積を半分にする)=2.26mm径の銅線を使えばいいのではないでしょうか。 少なくとも試してみる価値はありそうな気がするのです。 2. メテルニッサ 2016年5月6日 12時38分 [返信する] 間違えました、断面積を2倍にする、ですね。 あと、やはり周囲の意見を聞いても温度差を感じることばかりです。 magravが意識を持つこと、普段の自分の振る舞いの変化、五次元化、そういったことを全て踏まえて考えるとエネルギー装置というよりも空間制御装置といった印象の方が強く、欲望や先入観、被支配感に囚われた一般の感覚でのフリーエネルギーという概念を導入した時に違和感を覚えます。kesheを悪と感じる方がいるようですがその関係なのではないかという気もしますね。 3. いみみ 2016年5月7日 23時53分 [返信する] 貴重なコメントありがとうございます。 銅線の径、検討してみます。2.26mmですね。 4. メテルニッサ 2016年5月8日 5時53分 [返信する] すみません、220ボルトならば正確には抵抗値を約0.45倍にすべきでした。つまり、断面積は2.2倍すなわち半径が0.8x0.8x2.2倍の平方根ですから約2.37mm径の銅線がベストでしょうか。調べると2.3mm径のものが#13番という型であるにはあるようですからこれが一番近いかもしれません。 5. 匿名 2016年5月8日 17時48分 [返信する] 結局節電効果がないということを正当化しているだけですよね? 世界中で多くの人が何の効果もないと報告しています。 ヘミシンクやハイヤーセルフやガイドを信じている純粋な人々を詐欺で騙すのはやめていただけませんか? 6. いみみ 2016年5月9日 12時2分 [返信する] メテルニッサさん、2.3mmですね。ありがとうございます。 一般的にイタリアでは220V7A、日本は100V15Aといわれていますが、日本の100V仕様でイタリアと同じ電流が流れるということはあるのでしょうか?同じ消費電力ならば日本のほうが流れる電流量が一般的に多くなるのではないですか?もっとも、プラズマは別だという考えも成り立つ可能性はあるのですが。 7. いみみ 2016年5月9日 12時11分 [返信する] 匿名さん、あなたは騙されていると思っているのですか(・・? 世界中で多くの人が何の効果もないと報告しているとのことですが、具体的な根拠を示してください。私はきちんとデータで節電効果があることを具体的な根拠をあげて今まで示してきています。メテルニッサさんとのやり取りは、マグラブの使用環境が開発されたイタリアと日本では大きく異なるために、マグラブにかかわるものとしてより高いパフォーマンスの追求を模索するためにいろんな意見を取り入れながら「日本仕様の」マグラブを開発しようという動機からおこなわれたものです。節電効果がないことを正当化しようとしているというのは全くの事実誤認です。 あなたがもしマグラブが効果がないということを正当化したいなら、きちんとしたデータを示して下さい。 8. メテルニッサ 2016年5月9日 15時24分 [返信する] いみみさん ブレーカーに配線用遮断器というものがついていて、日本の場合は15〜20Aを超えた場合に遮断されるようにできています。イギリスは電圧が高いため7Aに設定されています。 電圧が一定の場合電流は抵抗値によって決まるため、日本の電圧でイタリア仕様のMagに圧をかけても、流量が少なくなるということなので、低い電圧で同じように電流を流すためには線を太くするということになる。 両国とも大体1500W付近になるように設定されているので、日本仕様の太い線のMagravに100Vの電圧をかけても、抵抗値がイタリアのものより低いために同程度の電流になると考えられます。つまり、1500W以内で使うようにすれば、イタリア仕様の7Aを超えることもないのでおそらく・・・大丈夫だとは思いますが、何事も試してみないとですね。 こちらはまだいみみさんルシアさんの記事やその他の方々の記事を参考にしながらの試作段階なので、銅線が手に入れば試してみたいと思っています。
9. メテルニッサ 2016年5月9日 15時29分 [返信する] 追記 ただ、この現象に関して電圧や抵抗値の大きさとの相関がはっきりしない以上、電流の量を同じにしたところであまり変わらない、という可能性もあります。(直接聞くのが一番でしょうが外国語が弱いため・・汗) 10. いみみ 2016年5月10日 1時22分 [返信する] ありがとうございます。 私は、やってみる価値はあると思います。 私としては、そもそも電圧等で使用環境が異なるとなぜ結果が大きく異なる可能性があるのか(これ自体検証しきれていませんが)ということです。いずれ200Vのエアコンでも試してみるつもりではいますが、より汎用性のある100V仕様でパフォーマンスをより高められたらなと思っている次第です。貴重な情報ありがとうございます。 11. メテルニッサ 2016年5月11日 1時57分 [返信する] そうですね。電圧による変化は結局、車載用のものは直流なので同様に考えるわけにはいきませんし、おそらく家庭用のものとは効率ももともと違っても仕方ない前提で造られているのではと思っています。(おそらく量産で手間を省くため)なので、車載用と同じだから電圧は関係ないという考えだと思考停止してしまいますね。理論がはっきりしない以上は試すしかないですから、くれぐれも安全には配慮して行いたいと思います。ありがとうございます。 12. メテルニッサ 2016年5月11日 2時10分 [返信する] また、電気的な環境による差異ではないのだとしたら、他になにが考えられるでしょう。あるとしたら湿度、温度、気圧、そして結局は扱う人の状態に依るのなら民族性の違いや宗教などなど、考え出すときりがないですが マグラブを真空にして圧力を調整するのはもしかすると意味があるかもしれません。(これはテネモス仕込みの発想ですが…) 13. メテルニッサ 2016年5月11日 2時38分 [返信する] 同じ消費電力ならば日本のほうが流れる電流量が一般的に多くなるのではないですか? →こちらについてですが、たしかに同じ「消費電力」と考えるとそうなります。しかし、たとえば実際にイタリアの電化製品を日本で使うと電圧が足りなくて電流も半分しか流れない、ということになると思うのですが。(抵抗値は変わらないため)間違っていたら申し訳ありません。
14. メテルニッサ 2016年5月11日 2時48分 [返信する] http://www.devicenet.jp/smp/list.php?type=class&mcat=113178 ちなみに、手軽に電圧をあげるならこういうものがあるようですね。また、家庭のコンセントを変えるのは簡単ですが危険防止のために電気工事の資格がいるそうです。 しかしいまは、なるべくそのまま日本のコンセントて使えるようにしたいところですね。(..)
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