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検察の在り方検討会議」の座長に千葉氏が就任することに懸念あり
[小沢氏関係]
2010年10月24日 20時6分の記事

「検察検討会議座長に千葉前法相、日弁連が懸念」

 以下、読売新聞引用。
柳田法相は22日、大阪地検特捜部の証拠品改ざん・犯人隠避事件を受けて設置する第三者機関「検察の在り方検討会議」の座長に、前法相で弁護士の千葉景子氏(62)を起用すると発表した。
法相は記者会見で「検察に厳しい考えを持っていることが基準。相当厳しくやっていただけるだろう」と期待感を示した。他の人選は今後、法務省政務三役と千葉氏で進める。

 一方、千葉氏の起用について、日本弁護士連合会は同日、無罪となった厚生労働省元局長・村木厚子さんの公判継続中に現職の法相だったとして、「第三者性が確保されるかどうか、重大な懸念がある」などとする会長声明を出した。

 千葉氏は1981年に弁護士登録。86年参院選で社会党から初当選し、2009年9月に法相に就任。今年7月の参院選で落選したが、9月まで民間人として法相を務めた。

(2010年10月23日00時59分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101022-OYT1T00946.htm



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柳田法相は22日、大阪地検特捜部の証拠品改ざん・犯人隠避事件を受けて設置する第三者機関「検察の在り方検討会議」の座長に、前法相で弁護士の千葉景子氏(62)を起用すると発表した。

柳田法相は、千葉氏を選んだ理由を「検察に厳しい考えを持っていることが基準。相当厳しくやっていただけるだろう」と期待感を示したというが、ブラックジョーク以外の何物でもない。

千葉法務大臣は、ゾンビ大臣ともいわれたいわくつきの大臣であった。今は直接関係はないが小沢氏の関連で言っても、第二回の検察審査会の議決についてあれだけの問題がネット上では指摘されている。その時の法務大臣でもあった。千葉氏がもっとリーダーシップを発揮していればこのようなことにはならなかったと思う。今回の一連の不祥事は千葉大臣の責任にもつながりうるものが多くある。もし千葉氏が法務大臣として、しっかりとしていれば今のような事態は少なくとも起こっていなかったと思う。その人をもう一度復活させる事には驚いた。

したがって、日本弁護士連合会が、千葉氏の起用に関して、無罪となった厚生労働省元局長・村木厚子さんの公判継続中に現職の法相だったとして、「第三者性が確保されるかどうか、重大な懸念がある」などとする会長声明を出したことはうなずける。

千葉氏の起用は、菅政権や柳田法務大臣が一連の疑惑の解明に極めて消極的な姿勢を鮮明に示したものである。この姿勢は、厳しく批判されなければならない。

それにもかかわらず、大手のマスメディアは「検察官適格審査会」に親小沢派の議員が付いたことを警戒感をもって報じている。本当に警戒しなければならないのは、むしろ「検察の在り方検討会議」の座長に千葉氏がつくことではないだろうか。

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