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風の喜八13 「宝永五年の冬」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年11月25日 13時7分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八13 「宝永五年の冬」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。

プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」
風の喜八4 「水月空華」
風の喜八5 「江戸騒乱」
風の喜八6「江戸の初雪」
風の喜八7 「陰陽五行の天才占い師現わる」
風の喜八8 「高砂やこの浦舟に帆を上げて」
風の喜八9 「真如の月に無相を見る」
風の喜八10 「江戸の月見」
風の喜八11 「後の月」
風の喜八12 「岸辺の風」

赤穂浪士 「春の名残(なごり)」

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【時代小説発掘】
風の喜八13 「宝永五年の冬」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 棒手振り三太の恋煩い 

 宝永五年の霜月であった。朝からみぞれが江戸市中に降っていた。昼を過ぎて、ようやく日が射してきた。
 浅草花川戸のムジナ長屋に住む三太は、四ツ木村から買い付けた青菜や大根を吉原の遊郭に持って行き、それが飛ぶように売れた。
 吉原の苦界に沈む女たちに、安い値段で朝に採れた野菜を食べて欲しいと三太は願っていた。
 三太は、毎朝、棒手振りで江戸市中を売り歩く前に、浅草の観音様に手を合わせていた。
 その功徳なのか、浅草の八百屋を取り仕切る八百千の旦那に見込まれた。来年の早い時期に、浅草聖天町に八百屋を出すことになっていた。三太にとっては、夢のような話しだった。
 山谷堀を権助の舟に乗った三太は、咳をしていた。三太は、前途洋々としているのに、うかない顔をしていた。
「三太兄さん、舟一杯の野菜が全部売れたのに、元気がないんだ。キヨさんのことを思っているのかい?」
 権助の倅の小太郎がはやし立てた。いつもなら、小太郎の軽口に乗ってくる三太であったが、深いため息をつくばかりだった。
「小太郎、大人をからかうじゃないぞ。三太は、来年には聖天町に八百屋を開くんだ。なにかと気苦労が絶えないんだぞ」
 権助は、小太郎をたしなめた。
 三太は、ため息をつくばかりであった。
 明日の早朝から、葛飾に大根の買い出しに行くことにしていたが、権助には、まだ話しをしていなかった。
「明日の朝は、明け六ツ(午前六時頃)でいいのかい?」
 権助の言葉に、三太は小さな声でお願いしますと言った。
 権助の舟は、山谷堀から大川に出た。北風が川面を波立たせていた。冬に吹く筑波おろしだった。
 三太は、くしゃみをした。懐から出した手拭で鼻をかむ。綿入れを着た上に蓑で寒さを防いだ。
「三太、風邪の引きはじめか・・・・・・。おいらの家で晩飯でも食べていけ。あったけぇ鍋をセツが作っている。漁師から牡蠣を大鍋一杯貰ったのよ」
 権助の言葉に、三太は笑顔になった。
「八百千の旦那さんから頂いた新酒を大将のお宅に持って行きますよ。おいらは、あまり 酒は好きじゃないから」
 酒好きの権助は、三太の言葉を聞いて、にこやかな表情になった。権助は、舟の櫓を漕ぐ調子も乗って来た。
 三太は、キヨに思いを打ち明けた夜を思い出していた。
「おキヨさん、年が明けて、八百屋をやる準備ができたら、三河吉良の庄を訪ねます。そして、一緒に・・・・・・、商売を手伝って欲しいんだ・・・・・・」
 三太は、キヨの横顔を見た。川面に映った水月が揺れていた。
 キヨは、三太を見ると黙ったまま頷いた。
 三太は、あの夜のことを思うと切なくなるのだった。このまま、キヨに会うことができなかったら、枝ぶりのいい木を探して、首をくくるしかないと思っていた。
 三太は、新しい年になったら三河吉良の庄を訪ねることを決めていたが、キヨと会えない時がひどく長く感じられた。
 キヨの気が変わったらと思うと商売の話でも上の空になって聞いてしまう。三太は、悪い方悪い方に考えてしまうのであった。
 人の命ははかないものだった。流行り病で、一夜のうちに死んでしまうこともある。三太の気持ちは沈んで行くのだった。
「三太兄さん、湯屋に行きませんか?」
 舟の掃除を終えた小太郎が、大川の川面を見つめる三太を誘った。振り向いた三太の顔は、思い詰めた表情で、まるで年寄りのようであった。
「三太も一緒に晩飯を食べるから・・・・・・、顔色も悪くて心配だ」
 権助は、夕餉の支度をする女房のセツに話しかけた。
「キヨさんと会えば、一変に元気になりますよ」
 セツは、権助にそう言うと若い男女の恋をほほえましく思った。
 セツは、大地震と津波に襲われて、江戸に子どもたちと一緒に逃げてきた時のことを
思っていた。
 昨年の今頃は、富士山が突如火を噴いて、火山灰が江戸にも降り積もった。
 セツは、喜八に教えられて浅草花川戸の権助を訪ねた。権助が用意してくれたムジナ
長屋で子どもたちを寝かせた。江戸の町にはザァーという音と共に灰が降り続いていた。 セツは、この世の終わりを感じていた。海辺の村が大地震の後の大津波に飲み込まれ、富士山までが大噴火をしたのだった。
 不安に襲われた時に、それを癒してくれたのは、権助や小太郎、そして、ムジナ長屋
の住人の優しさだった。
 セツは、人と人を結ぶ、観音様の不思議な力で権助の女房になったと信じていた。
 三太のような真面目に働き、浅草の観音様に毎朝手を合わせる者に幸いは来るはずで
あった。
 湯屋から帰る三太は、満天に星が輝くのを見ていた。小太郎は、濡れた手拭を右手で回しながら、鼻歌を歌っていた。
 三太は、少しずつ気分が晴れてきた。新年になったら、すぐに三河吉良の庄を訪ねて、キヨと一緒になる支度を始めることを心に誓った。
 いざとなったら、観音様や縁結びの久米平内(くめのへいない)、そして、四ツ木の八幡様が助けてくれるはずであった。
「小太郎、明日の早朝に葛飾で大根を仕入れる。一緒に行って手伝ってくれるか?」
「ええ、明日は、寺子屋が休みだから、大丈夫ですよ」
 小太郎は、三太から小遣いが貰えるので、即座に返事をした。


(二) 大名屋敷に潜む忍びの者たち 

 ようやく、元気を少し取り戻した三太は、商いに精を出していた。葛飾から大根を舟一杯に仕入れて、吉原の遊郭や寺を回って売った。
 新しい年になったら、キヨを迎えに三河を訪ねることから、金子を用意しなくてはならなかった。
 八百屋の鑑札も新年早々には、貰えることになっていた。待乳山聖天社の近くで、古着屋だった店を借りることもできた。
 待乳山聖天社の本尊は、男女抱合像であった。二股大根の供えものが積まれていた。毘沙門天も祀っていた。
 粋な芸者衆が、待乳山聖天社をお参りする姿が見られた。浅草花柳界の女たちは、聖天社に手を合わせて、上客が付くことを祈願していた。
「花川戸の大将、おいらは、待乳山聖天社の近くに店を持てたので、大根を店の名物にしますよ。葛飾から大根をいつも仕入れておく。うちの店で買った大根を聖天社に供えたり、ふろふきにした大根をふうふうしてみんなが食べるんだ」
 三太は、権助にうれしそうに話した。
「そいつはいいねぇ。俺もふろふきがでぇ好きだぜ。練り味噌をつけて、ふうふうしてなぁ。早く食べてぇよ」
 権助は、そう言うと、夕餉にセツに作ってもらおうと思った。
 大根は、根も葉も食べられる。生でもいいし、ふろふきにしても漬けてもよかった。三太は、大根を刻んで味噌汁の具にするのが好物だった。貧乏な家に育ったので、雑穀の汁でも御馳走だった。
 三太は、棒手振りをして、一生懸命に働いて店を持てるようになった。江戸は夢が叶う所だった。
 蔵をいくつも持つために、商いをするのではなく、百姓たちが丹精を込めて作った青菜を江戸の人たちに食べて欲しいと三太は願っていた。
 流行り病やお産で亡くなる人も珍しくなかった。江戸に生きる人たちは、月の晦日には蕎麦を食べて、一月が無事に過ごせたことに感謝をするのだった。
 その積み重ねで、新しい年を迎えることになる。江戸っ子たちは、継ぎはぎをした着物を着て、穴の空いた足袋を繕って履く。
 年の暮れには、草市で新しい茶碗や箸を揃える。足袋や下駄も新しい物を買い、余裕があれば、古着屋で着物をあつらえる。新しい年を迎えることは、格別なことであった。
「おとっつぁん、喜八様が家に見えました」
 小太郎は、船着き場にいた権助を呼びに来た。
 権助は、小太郎に後を任せると舟からおりた。喜八は、権助の船宿の戸口にいた。喜八は、これから高輪に向かうと言う。
 権助は、すぐに舟を出す用意をした。三太も舟に乗り込んだ。
 三太は、八百千の旦那に招かれた宴席の帰りに、浅草観音裏の色街辺りで、男の叫ぶ声を聞いた。三太は、観音様の裏手に回った。
 三太は、そこで白狐の面を被った二人組の姿を見た。その男たちは、人を刺したのだった。
 白狐の面を付けた二人の男は、短刀を三太に向けた。
 三太は、素手で身構えた。白狐の面を付けた痩せた男は、両手で短刀を持って三太に向かって来た。
 三太の前に飛び出す者がいた。白木の棒で走って来た男の鳩尾(みぞおち)を突いた。男はのけぞり、瞬時に丸木の棒は男の額に命中した。夢想流杖道の水月という型であった。
 三太を救ったのは、喜八だった。奉行の命で白狐の盗賊を追っていたのだった。
 少し前まで、料理屋で芸者たちが三味線を弾いていたきらびやかな世界から、半時もしないうちに、闇の中に修羅場があった。
 喜八がその場にいなかったら、三太はこの世にはいなかった。喜八のためであったら、三太は命を投げ出すこともできた。
 喜八が松の廊下の刃傷で取り潰された赤穂藩の隠密であったことは、三太は知っていた。
「高輪にある大名屋敷で、屋敷塀の中にある勤番武士が住む部屋で、忍びの盗賊たちが隠れているようだ」
 喜八に知らせてきた高畠十郎は、大名屋敷を取り囲む屋敷塀に白狐の面を付けた忍びたちが隠棲していると言った。
 高畠十郎は、清三にも命じてその大名屋敷を見張らせていた。忍びを動かす者たちの正体は未だに分からなかった。
 隠密廻り同心の高畠十郎は、大名屋敷に潜む賊を捕まえることはできなかった。賊が尻尾を出すまでの我慢比べであった。
 喜八は、高輪で権助の舟をおりた。そして、賊が潜むと言う大名屋敷の屋敷塀の中にある部屋を窺うのだった。
 冬の夕暮れは、寒さが一段と厳しくなる。喜八は、天秤棒を持って物売りの格好をしていた。
 夜鳴き蕎麦屋が姿を現す。薬売りの声がして、門番が顔を出す。白粉を顔に塗った夜鷹の女たちが姿を見せた。遊び人が声をかけてくる。
 雪がちらつき始めると人の姿も見えなくなった。尻尾を垂らした野良犬が通りをうろついていた。
 喜八は、用心深く塀の中の様子を窺っていた。時折、屋敷塀の中にある部屋からぼそぼそと話し声が聞こえた。
 江戸詰の武士は、屋敷塀の中にある狭い部屋で時を過ごす。明り取りの窓しかない狭い部屋で、国元にいる女房や子どもを懐かしんだ。
 そして、大した役目もない江戸詰の武士は、たまに江戸市中に物見に行く程度であった。
 喜八は、江戸の平穏を乱す忍びたちを一網打尽にしなくてはならなかった。
 服部半蔵の再来といわれる清三は、別の場所から長屋塀を見張っていた。微かな物音を聞くことができる清三の耳は、梟が鼠を狩る時のように聞き分けていた。
 公儀の陰忍が動いていることは、相手の賊も気付いているはずであった。今、動くと一網打尽にされることを賊は知っていた。
 夜盗になった忍びたちは、暗がりの中で、じっと時が過ぎるのを待っているかのようであった。
 借金に首が回らない大名は、大名屋敷の屋敷塀の中にある部屋を博徒に貸すこともあった。そうなれば、町方も手出しができなかった。
 この頃、江戸では改易をされた大名の屋敷が幾つもあって、不逞の輩が住みつく恐れもあった。幕府は空き屋敷となった広大な屋敷を見廻らなくてはならなかった。
 清三は、幕閣に命じられて、このような空き大名屋敷を見廻っていた。不審な者がいたりした場合は、公儀がすぐに動くのであった。このような役目を幕府の陰忍たちが命じられていたのだった

 

(三) 一陽来復の冬至を持って正月とする 

 三太は、小太郎と四ツ木八幡宮に来ていた。七五三で忙しいお勢やお登勢の手伝いをするためだった。
 喜八は、高輪の大名屋敷を見張っていた。小太郎は喜八の娘のお登勢と祝い飴や赤穂の塩饅頭を売る。三太は、寒さで冷えた体を温めるように、熱い甘酒を売っていた。
 あまりの寒さに、炭を入れた大きな火鉢を境内に並べる。参拝客は、火鉢に手をかざしていた。
 七五三で子ども連れの参拝客が境内に大勢いた。三才になった子どもは、髪を生やすことができた。
 今まで剃りあげていた頭に髪を生やすことは、髪置きとして子どもの成長の節目を祝うものであった。
 袴着を始めて着た男の子は母親に手を引かれていたが、いつものように鼻を垂らしていなかった。
 七才になった女の子は、化粧をして唇に紅を付けていた。髪飾りも豪華なもので、初めて大人の帯を締めていた。父親に肩車をされた子や母親の乳を飲むような幼い子もいた。 親子は、神前に詣でて、健やかな成長を祈願する。四ツ木八幡宮に詣でた親子は、親戚の家を回ることになる。疫病に罹らずに子どもが成長できたことを共に祝うのであった。「おめでとうございます。白龍の四ツ木八幡様が守ってくれます。さぁ、祝い飴に名物の赤穂の塩饅頭、いかがでしょうか?」
 お登勢は、大きな声で口上を述べた。子どもたちが寄って来た。子どもにせがまれた母親は、祝い飴と赤穂の塩饅頭を買うのだった。
 境内の中央で、人だかりがしていた。
「本日は、冬至と言うことで、この日から、一陽来復して陰が極って陽が生じます。明日からは陽が日々に長くなります。冬が去って春が来ます。そして、この書を床の間に飾れば、福が満ちて来るのですよ。一陽来復の冬至を持って正月とする」
 男は、そう言いながら一陽来復と書かれた書を売る。
「あの人は、五行の天才占い師の佐藤瑞法ではないか?」
「そうだよ、富士山の噴火を言い当てた占い師だよ。犬公方は、佐藤瑞法をお城に呼んだんだよ」
 人々は、そう言って佐藤瑞法から書を奪うように求めたのだった。書は、またたく間に売り切れた。
 今年の初めのことだった。佐藤瑞法の陰陽五行の占いは、将軍綱吉も興味を持っていた。
 佐藤瑞法が登城した時には、御側用人が奥座敷で五行の占いの詳細を佐藤に尋ねた。
何故、富士山の噴火が起こるのを知ったのか、
 御側用人は分かりやすく申せと佐藤瑞法に言い付けた。佐藤瑞法は、六十干支から五行の関係を詳細に御側用人に話した。
 御側用人から話を聞いた綱吉は、御側用人に命じてこの先のことを占うことを命じたのだった。命じた内容は、外には明らかにされていなかった。
 一月後までに、佐藤瑞法は、将軍に命じられたことの答えを出さなくてはならなかった。
 幕閣は、信心深い将軍を案じていた。生類憐みの令は、筑波山知足院の主であった隆光の勧めを受けて将軍綱吉が決めたことであった。
 江戸市中の者たちは、将軍を犬公方とかげで呼び、生類憐みの度重なる発令は、二十年以上も続いていたので、人々は辟易としていた。人よりも犬の方が大事であるかのような悪法であった。
幕閣は、これ以上の将軍の行き過ぎた振る舞いを案じていた。素性の知れない陰陽五行の占い師佐藤瑞法の占いによっては、幕藩体制の危機を招くこともある。
 幕閣は、公儀隠密の清三に命じて佐藤瑞法を見張らせた。
 清三は、佐藤瑞法の住む吉原の裏手にある下谷龍泉寺町の長屋を調べていた。
 佐藤瑞法は、福島飯坂から江戸に来て、程なくして浅草寺の境内で占いを始めた。商いをする者が佐藤瑞法の占いで、莫大な財を作ることができたという。
 評判になった佐藤瑞法の占いは、浅草寺の名物にもなっていた。商いや良縁を得るための相談をするために、江戸っ子たちは列をなしていた。
 清三は、佐藤瑞法の身辺を洗った。隠密廻り同心の高畠十郎は、佐藤瑞法が、福島飯坂からどのようにして江戸に来たのか調べ上げた。
 福島飯坂は、源義経の忠臣である佐藤一族の由来の地であった。佐藤瑞法は、義経公を守った佐藤一族の末裔であることが分かった。
 この時、将軍綱吉は、自らの名を一字与える偏諱(へんき)を柳沢吉保とその子吉里に与えた。そして、吉里に松平姓を名乗ることを特別なはからいで許していた。
 次期将軍は、徳川光圀の推挙もあって甲府宰相であった徳川綱豊に決まっていた。徳川綱豊は、三代将軍徳川家光の孫であった。
 将軍綱吉は、綱豊に代わる甲府宰相を柳沢吉保の子である吉里に継がせたのであった。世間では、柳沢吉里が将軍綱吉の隠し子ではないかと噂をしていたのであった。
 幕閣は、将軍が柳沢吉里を特別視することに危惧を抱いていた。
 徳川幕藩体制に混乱が生じ、徳川幕府の屋台骨が崩れることを恐れていた。
 佐藤瑞法は、次期将軍を継ぐ者を五行で占うことを将軍綱吉に迫られた。
「はい。それは福島飯坂の田舎者が占うのは畏れ多いことでございます。答えは上様のお心に既にございます。儒学を修めた上様には、それが見えていることと存じます。子日(のたま)わく、述べて作らず、信じて古(いにしえ)を好む」
 佐藤瑞法は、御側用人にそう話して、深々と頭を下げた。
 御側用人から報告を受けた将軍綱吉は、すぐに佐藤瑞法の言葉の意味を悟った。儒学による仁政を目指した綱吉にとって、佐藤の言葉は誠に心地よかった。
 この話は、すぐに幕閣が知ることになった。幕閣にいる者たちは、胸を撫で下ろすのであった。
 佐藤瑞法は、江戸城から駕籠で送られて、吉原の裏手にある下谷龍泉寺町の長屋に戻った。
 そして、佐藤瑞法は、錫杖(しゃくじょう)を持ち、法螺貝を首に掛けた山伏の姿になって、喜八と権助が乗る舟に乗り込んだ。
 それは、佐藤瑞法が江戸から逃げるためであった。喜八は、将軍の継嗣について意見を述べた佐藤瑞法の命が狙われていることを読んでいた。
「喜八殿、山伏の装束で越後を目指し、山形の鼠ケ崎から出羽三山、そして瀬見から鳴子を抜けて平泉を目指します。義経公一行が平泉に下った道なのです」
 そう言って、佐藤瑞法は、浅草花川戸の船着き場で舟を降りると姿をくらました。
 その後、佐藤瑞法は、義経公が平泉まで辿った道を歩いた。深い緑の山に合掌をして、法華経を読誦した。風が心地よかった。最上川がゆったりと流れていた。瀬見や鳴子の湯につかった。
 佐藤瑞法は、平泉に着くと義経を弔う経を奉納し、平泉の地で過ごした義経をしのんだのであった。その後、故郷の福島飯坂に戻った。
 三太は、佐藤瑞法を知っていた。
「ムジナ長屋に住む棒手振りの三太でございます。お久しぶりでございます。喜八様や権助さんの仲間でございます」
 三太の言葉に、佐藤瑞法は手を打って喜ぶ。
「懐かしいのう。喜八様は、不在だと聞いたが・・・・・・」
「はぁ、所用があって、家を空けております」
 三太は、言葉を選びながら答えた。
「喜八様に伝言を願いたい。私は、これから善光寺に参ります。山門の横には、佐藤忠信、継信の供養塚があります。佐藤兄弟の母親が供養のために建てたものです。私は、懇ろに経を上げて、春には再び江戸に戻るとお伝え願いたい」
 佐藤瑞法は、そう言うと帰り支度を始めた。そして、懐から書付を出して、喜八に渡すようにと三太に頼んだ。
「そうだ、あなたの頭の上には、男女抱合の聖天様が見えますよ。男女の間によいことが起きる前ぶれですなぁ」
 佐藤瑞法は、そう言うとその場を立ち去った。
 三太は、佐藤瑞法の言葉に驚いた。陰陽五行の天才占い師が男女の間によいことが起きると言ってくれた。それは、キヨとのことがうまくいくということだった。
「お登勢ちゃん、おいらがここにあるのを残らず買ってやるよ!」
三太は、気前がよかった。まさに、三太は、一陽来復の冬至を持って正月とするという晴れ晴れしい気持ちになっていた。
三太は、祝い飴と赤穂の塩饅頭を風呂敷で包んだ。
「おありがとうござぁーい。祝い飴も赤穂の塩饅頭も売り切れ御免でございます」
 お登勢の売れ切れ御免の口上が聞こえた。
 

(四) 闇にうごめく忍びたち 

 大名屋敷の塀にある部屋からは、物音は聞こえなかった。その屋敷を喜八と清三が見張っていた。小雪がちらつく底冷えのする寒い夜であった。
 清三は、夜鳴き蕎麦の屋台を出していた。風に風鈴が音を立てていた。喜八は、夜回りに化けて、火の用心と声を出して拍子木を打った。
 その時、半鐘の叩く音が聞こえた。カン、カン、カンと打ち鳴らされた。海辺に近い所で火が見えた。火事は、数か所で起きていた。
 喜八は、追い詰めた忍びの輩がたくらんだことに気付いていた。見張っていた屋敷からは、奉公人や武士が姿を見せた。
 武家屋敷の通りには、武家火消しが姿を見せた。町人の住む町には、町火消しが火を食い止めようとしていた。
 喜八は、見張っていた屋敷から通りに出た火事装束姿の男たちを見た。喜八は、その後ろを追った。
 男たちの白い息が、積もった雪に月の光が映って見えた。陣笠を被り、陣笠の垂れ布が肩までかかっていた。
 喜八は、火事羽織と胸当てをした男たちの姿に、大石内蔵助が率いた赤穂義士の討ち入りの姿と重なった。
 喜八は、海岸に向かう男たちを追った。ひとりの男が喜八と対峙した。喜八が男との間合いを詰めて行く。
 急に喜八は足を押さえて立ちすくんだ。足に激しい痛みがあるようであった。
「風の喜八、毒を塗ったまきびしを踏んだな。これで、お前も一巻の終わりだ。毒草や毒虫を塗ったまきびしだ。徳川の隠密になるからこういうことになったのだ・・・・・・。我らは、赤穂藩と同じように藩を取り潰された流浪の忍びなのだ」
 喜八は、苦しそうな表情をした。目もうつろであった。
 男は、留めを刺そうと忍び刀で、喜八の胸を突こうとした。
 赤穂藩の隠密として、大石内蔵助の下で忠義を尽くし、取り潰された赤穂の再興を願って公儀隠密になった喜八は、絶体絶命であった。
 その時、喜八を仕留めようとした男は、突如悲鳴を上げた。右足の足裏には、猛毒を塗ったまきびしが刺さったのであった。
 男は、息ができずに苦しみもがいて、その場に倒れ伏した。
 喜八は、立ち上がって右手に白木の棒を構えた。
 喜八の草履の底には、鉄の板が入っていた。このような状況を読んだ喜八が事前に用意したものであった。
 先を急ぐともう一人の忍びが立ちふさがる。その時、音を立てて弓矢が放たれた。弓矢は、男の首に刺さり、影が走ると忍び刀が男の首を刎ねた。影は、清三であった。
 喜八は、雪の降りしきる中、火事装束の男たちを追った。半鐘を叩く音が背後で聞こえた。
 高畠十郎の姿があった。高畠は、喜八に手を引くように伝えた。逃げた忍びの集団は、別の大名屋敷に逃げ込んだようであった。
忍びたちが、逃げるために火を放ったが、大事に至らずに消しとめることができたようであった。
 莫大な借財に喘ぐ大名につけこむ者たちがいた。富豪の商人であったり、関ヶ原の戦いの後、徳川家に従った外様大名の影であったりして、幕府の屋台骨を揺るがすものであった。
 喜八は、明け方になって浅草花川戸の権助の家を訪れた。すでに起きていた権助は、喜八の足を洗うために、湯を沸かした。
 セツは、青菜と牡蠣を入れた雑炊を作った。喜八は、あまりしゃべらずに権助の用意した夜具にくるまって眠る。役目を果たした喜八は、泥のように眠るのだった。


(五) 宝永五年の年の暮れ 

 四ツ木八幡宮では、年取りの準備で忙しかった。十二月の十三日には、煤払いを済ませた。この日は、江戸城でも煤払いが行われて、ムジナ長屋でもおかみさんたちが長屋の隅々まで掃除をする。
 喜八の娘のお登勢と小太郎が八幡宮の境内を掃き清めていた。三太は、青菜を持って八幡宮に来た。
 三太は、手拭を頬かぶりにして八幡宮の屋根裏に潜り込んで、掃除をした。
 三太は、年が明けたら、キヨを迎えに三河の吉良の庄に行くことになっていた。八幡様の御利益をいただいて嫁取りを無事にしたいとの思いであった。
 真っ黒な顔になった三太が屋根裏から出てきた。
「そうだ、あなたの頭の上には、男女抱合の聖天様が見えますよ。男女の間によいことが起きる前ぶれですなぁ」
 そう言った陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法の言葉がいつも三太の耳元にあった。そして、ひとりでにやついていた。
 キヨと所帯を持って、浅草聖天町に八百屋を開くことが三太の願いであった。来年の今頃は、自分の店の煤払いをして店の者たちに小遣いをやる。
 大店では、そこで働く者たちが総出で煤払いを行う。それが終われば、御馳走が振る舞われた。
 三太は、大店の主人が店の者たちによって、胴上げをされるのを見たことがあった。それは、天に舞って一年の厄を落とすためであった。
 三太は、将来、自分もあのように胴上げをされたいと願っていた。厄を落として、新しい気持ちで新年を迎える。傍らには、キヨがいるのであった。
「三太兄さん、キヨさんと住むお家を見たいので、小太郎さんと一緒に連れて行って下さいな」
 お登勢は、三太にそう言った。
「年の暮れの浅草観音市に連れて行くよ。大黒天の開運守りをいただいて、お登勢ちゃん、約束するよ」
 三太は、そう気前のいいことを言ったが、お登勢のような娘に、待乳山聖天社の男女の抱合像を見せることははばかれた。
 お登勢や小太郎は、山と積まれた二股大根の供えものを見た時に、三太にそのわけを尋ねることになる。
 浅草花柳界の粋な芸者衆が、待乳山聖天社に参拝する姿に、子どもたちはどう思うのか。三太は、引っ込みがつかなかった。
 三太は、自分の店を構える聖天町をあらためて思っていた。待乳山聖天社には、粋な芸者衆や近在の人たちが集まってくる。
 夫婦和合や縁結びのために、本尊の男女抱合像を拝む。二股大根の供えものが山と積まれる。
 三太は、大根を店先に積んで店の名物にする。キヨと一緒に商売に励んで、穏やかな生活を夢見ていた。
 権助が漁師から貰ったあさりを大鍋で持ってきた。
「お勢さん、あさりと葱で深川鍋を作っておくんなさいよ。樽酒も後から届くことになっている」
 権助は、喜八の女房のお勢に大鍋を渡した。
 喜八は、お堂の屋根を直していた。雪をかぶった富士山が見えていた。
 今年の正月に見た富士山は、大噴火の直後であった。再び、噴火することを江戸市中の人たちは恐れていた。正月どころではなかった。
 喜八が見る富士山は、穏やかであった。
 幕閣は、柳沢吉里を思う将軍綱吉の異常なほどの愛着には、まだ懸念を抱いていた。柳沢吉里が、将軍綱吉の実の子であるという噂もあった。
 次期将軍の座は、既に徳川家光の三男綱重の子である綱豊に決まっていたが、柳沢吉里は、松平伊勢守吉里と称するまでになっていた。
 そのため、幕閣では、吉里が突然に綱吉の後継になることを未だに警戒していた。
喜八は、佐藤瑞法からの書付には、明年の占いが書かれていた。明年は、丙子(ひのえね)で陰陽五行では、水剋火で相剋ということであった。
 相剋とは、水と火の関係である。相剋の年は、相手を打ち滅ぼし、一大事が起きるということであった。
 喜八は、舟を引く人たちを遠くに見ていた。その向こうには、双耳峰で霊鷲山(りょうじせん)のような筑波山が見えた。釈迦が法華経を説いたという崇高な山がそこにあるようであった。







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