看取った父親から3年前に生前贈与を受けた不動産、相続はどうなりますか? | |
[事業承継・相続設計] | |
2015年7月3日 12時45分の記事 | |
母親に先立たれ、一人暮らしだった父親と同郷して長期間にわたり介護を担ってきた息子さんからの相談です。息子さんは、寝たきりの父親の介護を行うのに仕事を辞めています。 仕事を辞めた際に、父親からは「介護をしてくれるから不動産を譲りたい」と、自宅の土地・建物を贈与されたわけです。名義変更も済んでいます(登記簿のコピーで確認!)。 相続人は長姉、次兄、自分の3人姉兄弟ですが、姉や兄は父親の介護には協力的でした。3人の仲もいい方なのですが、寝たきりの父親の介護は身体的にも、精神的にもしんどかったのが本音です。相続で自分は有利な割合になるのかが気になります。 あえて、姉兄弟の仲が良くても悪くても、相続について悩む部分が多いのは事実です。仲が良ければ悩みも深くなります。「相続をきっかけに仲が悪くなりはしないか」ということです。
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