1米ドル=124円を視野に入れた展開か――今週(11月16日〜11月20日)の為替市場予測 | |
[金融資産運用] | |
2015年11月16日 8時0分の記事 | |
今週は、日本では第1四半期の国内総生産(GDP)1次速報値の発表があります。前期比の年率ベースでほぼ横ばいが予想されている中での速報値となります。 日銀の展望レポートで、成長見通しが引き下げられた結果は大きく、民間在庫投資のブレでマイナス幅が広がる可能性は残っています。 日銀の追加緩和策は期待できない見通しですが、政府補正予算編成の動きも出てきており、政府側からの景気刺激策に期待する思惑が交錯し始めているようです。 また18、19の両日は日銀会合後の黒田東彦総裁の記者会見もあり、その際に成長率への質問が出てくる可能性は高く、その際の回答次第で、動きが変わってくるかもしれません。 なかでも、米の雇用統計後に123円台半ばで伸び悩んでいるドル円の短期的な材料になるかもしれません。見極めが必要になるでしょう。 市場は米の年内利上げを確実視していますが、実際に決定となるまでは流動的なのが国際金融の常です。ユーロや日本の景気動向、なかでもギリシャ問題で傷んだユーロとの関係で、慎重な動きとなるかもしれません。
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