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田原総一朗氏の終焉を感じた |
[尖閣問題] |
2010年10月8日 7時55分の記事
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政府・与党は7日、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件 の様子を海上保安庁が撮影したビデオについて、公開に応じ ない方針を固めた。 公開すれば日中両国で相互批判が再燃し、4日の日中首脳会 談を機に改善の兆しが出てきた日中関係が再び悪化しかねな いとの判断からだ。 国会がビデオ提出を求める議決をした場合などは、予算委 員会など関連委員会の「秘密会」への提出とし、限定的な開 示にとどめたい考えだ 衆院予算委員会は7日開いた理事懇談会に法務省の小川敏夫 法務副大臣らを呼び、ビデオの扱いについて協議した。法務 省側は「中国人船長を起訴するか否かの結論が出ていない段 階で、捜査資料を出したケースは今までない」と説明し、現 時点での国会提出に難色を示した。与党側も慎重な姿勢を示した。
(2010年10月8日05時14分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101007-OYT1T01416.htm?from=top
私は、ビデオの公開は必要であると思うし、それを求めるのがマスコミの責任だと思う。
ビデオ公開についての考え方は、ブログにおいて、
「政府のビデオ公開の姿勢について」 http://blog.kuruten.jp/katudharuma/134014
「政府は直ちにビデオを公開せよ」 http://blog.kuruten.jp/katudharuma/134062 として自分の考え方を述べた。基本的な考え方は今も変わっていない。
昨日、ニコニコ生放送において、「田原総一朗ニコ生特番 6党大激論!ニッポン外交は敗北したか?」を視聴した。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv28717735 この中で、尖閣ビデオ問題も話し合われていた。田原総一郎氏は司会の立場でありながら、ビデオの公開に反対する立場に立って様々な意見を述べていた。 例えば、「中国船の船長は酒に酔っていて、アクシデントで海保の船にぶつかった。」と主張していた。
ネットの上では、別の話もささやかれている。すなわち、「尖閣警備の海保職員を縛って海に投げ入れた」というものである。
http://youmenipip.exblog.jp/14723554/
http://ameblo.jp/gikkongattan/entry-10665410398.html
どの説が正しいのかは、ビデオを見ても分からないかもしれない。しかし、ビデオを公開しない限り、何も分からず様々な説がでて来る。ある場合には、「エチゼンクラゲに滑って中国船は海保の船にぶつかった」と云う説まで現れるかもしれない。 先日三井環氏がマスコミ報道は、「真実は60%、あとは推測と誇張」というのがあったが、田原氏の言を聞いていてその感を強くした。
田原氏は、少なくとも現政権の「提灯持ち」のようなことをいうのではなくやはり真実を報ずるという姿勢を以てほしい。自分で情報を加工しながら番組を進めていくのは、今のマスコミ手法そのものである。マスコミの立場は、あくまで真実を追求することにあって情報によって誘導することではない。
私はこの番組を見ても、なおビデオ公開が短期的に国益を損じることがあっても、中長期的には、国益に叶うと云う考えはかわらない。それと共に、田原氏の姿勢に、今のマスコミの縮図を見たような気がした。ネット世界ではその姿勢は古くさいと思うのは、私だけであろうか。田原氏には、自分の持つ情報で意見を誘導するのではなく真実を解明するというマスコミの原点に返ってもらいたい。
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