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前原氏は自らの言葉に責任を持って尖閣に住むべきだ |
[尖閣問題] |
2010年10月14日 20時37分の記事
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【尖閣衝突事件】前原外相「体張って尖閣の実効支配を」訴える
前原誠司外相は14日、自らが率いるグループ「凌雲会」の会 合で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関連し「尖閣諸 島が日本固有の領土であることは明白だ。日本が自分で守って いかなければならない。国会議員は体を張って実効支配してい く腹づもりを持ってもらいたい」と述べた。
小沢一郎民主党元代表をめぐる政治とカネの問題については 「検察審査会の議決は国民の不満の表れだが(小沢氏が)無罪 になる可能性もある。国会の場で説明をしてよい時期ではない か」と語ったという。 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101014/stt1010141400005-n1.htm
前原誠司外相は「尖閣諸島が日本固有の領土であることは 明白だ。日本が自分で守っていかなければならない。 国会議員は体を張って実効支配していく腹づもりを持ってもらいたい」 と述べた。
前原氏は 、海保が中国船を逮捕して尖閣問題が起こったときの国 交相であり、尖閣問題が日中間で複雑化したときの外務相である。 前原氏は、言わば尖閣問題とは切っても切れない関係にある国会 議員の一人である。
「日本が尖閣を自分で守っていかなければならない。国会議員 は体を張って実効支配していく腹づもりを持ってもらいたい」と 主張するならば、その言葉に責任を持って、まずは自らが尖閣 に住むべきである。
「葦原の 瑞穂の国は 神ながら 言挙げせぬ国」 といわれている。
自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言い、それが 自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされるという。
古代のヤマトタケルによる「言挙げ」がその慢心によるものであ ったため、神の祟りによって殺されてしまったともいわれる。
前原氏は、「言挙げ」した以上これを実行すべきである。それが「有言 実行」ではないか。
また、小沢一郎民主党元代表をめぐる政治とカネの問題については 「検察審査会の議決は国民の不満の表れだが(小沢氏が)無罪になる 可能性もある。国会の場で説明をしてよい時期ではないか」 と語ったという。
前原氏を初め民主党議員は、小沢氏を強制起訴した検察審 査会の問題点は充分熟知しているはずである。
検察審査会が、議事録を作っていなかったかもしれない問 題点、検察審査会の審査員の平均年齢が二転三転した点、さ らには議決書が全くもって無茶苦茶である点、数えあげれば 枚挙にいとまがない。
むしろ、小沢氏の問題よりも、検察や検察審査会の問題の 方が、司法制度に対する信頼性を覆すかもしれない最重要な 問題ではないか。国民の生活とも密接な関わりを持つと思う のである。制度の不備は速やかに国会にて審議して直すべき であるのに、この議論がまったく与野党共に封印されている ことに呆れる。 小沢氏の問題に関わりがあるとか無いとかを別にして、国 会議員は自らの良心に恥じることなく、問題があればそれを 指摘し改善することにためらいをもってはいけないと思うの である。
言挙げについては以下を参照。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E6%8C%99%E3%81%92 |
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