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「自殺の小6、「友達っていいな!」と遺品の漫画」の記事を見て思う |
[随想] |
2010年10月29日 7時31分の記事
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以下、読売新聞の引用
「自殺の小6、「友達っていいな!」と遺品の漫画」
群馬県桐生市の小学6年、上村明子さん(12)が自殺し、家族
がいじめを訴えている問題で、明子さんが生前、「やっぱり『友
達』っていいな!」というタイトルの漫画を描き残していたことが
27日、わかった。
B5判のノート3ページにシャープペンシルで描かれたイラスト
は、「関口桜」という名の小学5年の女児が新しい学校に転入して
きたという設定。
「転校生。5年生の女の子。おとなしくて恥ずかしがり屋だけ
ど、みんなの人気者」という主人公は、担任の先生から「転校生な
ので仲よくしてあげてください」と紹介され、「これからよろしく
お願いします」と新しいクラスメートにあいさつしている。
子ども部屋で遺品を整理していた家族が見つけたという。母親
(41)は「やっぱり友達がほしかったんだな。自分がかなえられ
なかったことを漫画に託したのだと思う」と寂しそうに話した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101027-OYT1T00583.htm
まずは、この事件の概要を『毎日新聞』の社説から引用して概説
してみる。
以下『毎日新聞』 10月29日の社説から引用
群馬県桐生市の小学6年生、上村明子さんが自殺し、遺族が学校
でのいじめが原因と訴えている。学校側はいじめの有無はまだ分か
らないという。だが、明子さんが孤立の状態にあったことは知って
いた。(中略) また父親は、母親がフィリピン出身者であること
もいじめの一因だと思うと語っている。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20101029k0000m070133000c.html
以上、毎日新聞の社説
上村明子さんがいじめを訴えている問題で、明子さんが生前、
「やっぱり『友達』っていいな!」というタイトルの漫画を描き残
していたことがわかった。
この記事を見て涙している日本人も多いと思う。いじめを憎みそ
れを無くそうとする決意を誰でも持つと思う。しかしながら、この
いじめと同じ事が現在、政界の中でおこっているのではないか。
明子さんの母親がフイリピン人であったことがいじめの一因であ
ったことが指摘されている。日本人は異質のものや異文化に対して
無意識のうちに拒否反応をもっているのかもしれない。しかし、そ
の意識は、乗り越えなければならない意識である。小沢氏に対して
も「政治と金」という呪縛にとらわれて大衆リンチが行なわれてい
るのではないか。政治の世界でも、偏執な「いじめ」から脱却して
欲しいと願っている。このいじめが無意識で行なわれていることに
早く気がつくことが「いじめ」問題においても問われていると思う
のである。 |
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