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民主党は国会議員を仕分けすべし
[随想]
2010年10月31日 21時50分の記事

首相約束の議員定数削減、遅々として進まず
 
以下読売新聞記事

民主党が参院選公約に掲げた議員定数の削減を巡る議論が、ほとんど進んでいない。
菅首相が約束した「年内の与野党合意」もかけ声倒れに終わりそうな状況になっている。
 民主党は「参院定数(242)を40程度削減、衆院は比例定数(180)を80削減」を公約に掲げ、首相は参院選後の記者会見で与野党合意を年内に実現すると明言した。
 参院では、選挙制度改革も含めた議論が始まろうとしている。西岡議長は、参院の正副議長と各会派の代表者らで構成する「選挙制度の改革に関する検討会」の初会合を11月中旬に開き、私案を提示する考えだ。
 しかし、野党は「性急に過ぎる」(公明党)と反発。作業部会を設置し、時間をかけて詳細な制度設計をすることを検討会で求める構えだ。
 衆院側では、民主党の政治改革推進本部で党内論議がようやく始まろうとしており、野党に呼び掛けるのは当分先になりそうだ。こうした状況から、「年内に具体案策定にこぎ着けるのは至難の業だ」という見方が強まっている。

(2010年10月31日16時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101031-OYT1T00387.htm

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民主党は「参院定数(242)を40程度削減、衆院は比例定数(180)を80削減」を公約に掲げ、首相は参院選後の記者会見で与野党合意を年内に実現すると明言した。


これを愚直にただ守って欲しい。どのような職場であっても身内のリストラは一番難しい。我田引水やお手盛りは日常茶飯事になってしまう。そのように難しいものであるからこそ、千載一遇の政権交代を実現した民主党に議員定数を削減してもらいたいのである。

これは、国会議員が国費を浪費しているという、いわゆる「ひがみ根性」でいうのではない。政権交代が実現したからには、何か一つぐらい「改革」をやって欲しいのである。その真剣さを国民に示してもらいたいのである。
民主党は「国民の生活が一番」「コンクリートから人へ」を合い言葉として躍進した。しかしながら、実際には自民党の政治に戻っている。これまでのシステムは、ほとんど変わることはなく、政権を担う人が、少し変っただけである。これでは、政権交代とはいえない。大胆な予算の組み替えをするとのかけ声は、一体どこへ消えてしまったのか。
だから、いいたい。あえて一番難しい議員定数の削減を行なうことによって民主党の底力を示して欲しい。それが出来るか出来ないかでこの政権のリーダーシップと本気度が分かる。

議員の削減も過ぎると権力が集中してしまい独裁になるおそれがある。だから情報を出来るだけ国民にディスクローズする方法をも確立して欲しいと思う。
とにかく、強力なリーダーシップで具体案策定に早急にこぎ着けて欲しいと願っている。小沢氏を叩くことで支持率を上げる事だけはもうこりごりである。

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