『モーソー1号』6 | |
[『モーソー1号』] | |
2009年1月11日 22時33分の記事 | |
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今日はポケモン友達4人とT市に集まってマルチバトル大会をしました! お昼からマックで4、5時間ずっとゲームしまくって目が疲れた(´ロ`;;) 今日はなんとなく小説だけ載せることにしまぁすw←(サボりたいだけ) という訳で今日はプクリンです♪ 不思議のダンジョンをやってからは♂のイメージが強いんですよねぇヾ(・▽・*)ノ
〜私の小説〜 『モーソー1号』6 絵描きさん、ギタリスト、絵本作家、ゲームクリエーター、これはみんなあたしの夢だった。今、本当に夢見るのは、作家という仕事。楽しい妄想、悲しい妄想、何を考えても、自己表現できる。そして何より、文章を書くのが、この上なく楽しい。二十四時間、 ぶっ続けで作品を書いても、楽しくて仕方がないだろう。 この夢の全ての始まりは、小学生の頃、毎日日記を宿題に出されたことだ。そこから、文章を紡ぐ面白さを知った。もともと、架空の世界を頭の中に展開するのは好きだったし。 なのに、本を読むことはあんまり好きじゃない。読むけれど、心から楽しめない。描き手の癖が映るから、あたしはあくまで読者であるはずなのに、小説を書く人間の目線で書物を読み耽る。だから、一冊の本を読む前と読んだ後は、物語の書き方や進め方が全く違ってしまうんだ。 でも、世の中、そう簡単にうまくいかないことくらいは分かってる。だから、あたしはその分、夢に対してたくさんの努力をする。現実になりうる“もしも”が、こうしてほら、もうとっくにあたしの生活の中に混ざっている。ここから、何かが始まるんだ。 “もしも”を考えない人は可哀そう。希望とか、願いだとか、一番形にできない大事なものが、欠けてしまってるんだから。 「もしも、あたしに人を変える力があったら」 そんなことをよく考える。魔法でも使わない限り、それは難しいことだっていうのは、分かっているつもり。でも、方法は知ってるんだ。そういう人たちには、何度言い聞かせたって、全く意味を成さない。その人自身が変わろうと思わなくちゃ、人を変えることはできない。 でも、変えるきっかけはあたしにだって作れる。あたしには、なんだかそういう力があるみたいなんだ。 不意にケーキ屋さんの前で立ち止まって、一言「おいしそう」と呟く。そうして一切れのショートケーキを衝動買いする。たったそれだけで、その店は数分後、行列ができた。あたしは何故か人を呼ぶ体質みたいなんだ。 ただ、また数分経って、さっきまでの混雑が無くなってしまうように、あたしの人気は多分偽物でしかない。そりゃ、長い間一緒に居る友達は違うかもしれない。でも、その人たちにも、あたしにとって偽物として見せている部分はたくさんあるんだ。それはあたしにも言えることだった。今はだいぶ直せたけど、昔は妙な人間関係の狭間に立たされていたっけ。 “もしも”っていうのは、現実に起こること、起こらないことに限らず大切なことだよね。そうやって、偽物の自分で居たときは、本物の自分を想像した。変わりたいと願った。それを経て、今がある。“もしも”がなければ、人は一生変わらないし、成長しない。それはごく自然な行動だから、気付かないことは多いけど、あたしはこうした妄想の大切さをずっと忘れない。盲想って悪い意味に取られやすいけど、あたしはあたしなりにいろいろ考えてみて、妄想を良い意味として理解したんだ。 窓の外からは星が見える。ここはあたしの中だから、星も奇麗。今走っているのは都会でも田舎でもなくて、山でも海でもない、変な所。草原なのかもしれないけど、草が変な方向になびく。風があちこちから集まって来てるみたいだ。 「今日は眠ろう」 あたしは眠いとすぐに寝る。今は何時か分かんないけど、とにかく眠かった。基本的に眠ることは好きだし、食べることも好き。怠け者になっちゃいそうなくらいにだらける時もある。 うん、分かってるよ。あたしに明日があることも、昨日があったことも。そうして、日は流れてくんだ。 あたしの妄想一人旅は、いつまで続くんだろうね。 | |
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