体質的な問題? | |
[日本の政治] | |
2017年7月23日 23時59分の記事 | |
新国立競技場の工事現場で働いていた男性新入社員が過労で自殺したとして、その社員の両親が労災申請をしたことが様々に報道されています。 「五輪『新国立』工事現場で働く新入社員自殺…「月の残業212時間」両親が労災申請」(2017年7月20日 弁護士ドットコム)
この男性社員が働いていた会社がどこかはわかりませんし、新国立競技場をどこの企業が請け負っているか、この記事には書かれていません。ただ、この記事を見たとき、1年以上前にある方から相談されたことが、まるで昨日のことのように頭をよぎりました。 そのある方をA氏としますが、A氏が私に伝えてきたのは、この新国立競技場の工事に関わる企業B社の社員C氏が、過労と社内いじめによって精神を病んでしまい、働けなくなっているというものでした。上記記事のようにやはり若い男性社員ですが、労働環境の劣悪さとともに、かなり高い場所から突き落とされたなどの信じられないようないじめの話を聞きました。 1年以上前の話でしたので、その頃はまだ新国立競技場の工事は本格的に始まってはいませんでした。上記記事を見たとき、もしかしてこのA氏から聞いたC氏ではないかとドキッとしましたが、時系列的に見てそうではありません。しかし、そのA氏から聞いたことはこの新国立競技場が、B社の営業圏内にあるということです。本社は地図で見れば目と鼻の先です。そして、会社としては関連していると考えます。 この話を最初に聞いたのは、昨年の3月くらいだったと思いますが、昨年の夏、このA氏が動いたりして、C氏の件で法的に、また医療の面から様々な相談をしたと聞きました。私はそのC氏とは面識はなく、A氏が関わっているので、A氏からどうすべきかと言うことを相談されていたわけです。そして、昨年の夏のこの時、A氏に対しては、同じような犠牲者が出るから、C氏は声を上げるべきだとお伝えし、そのための準備についてもお伝えしました。同じような犠牲者が出るからC氏は声を上げるべきと言うことは、C氏を診た医師も同じことを言っていたとA氏はそのとき述べていました。その後、私はこのことを繰り返してA氏に伝えました。なぜなら、耳にした話がかなりひどいものであり、突発的な出来事ではなく、体質的・構造的なな背景がそこにあると考えたからです。そして、社会的にはやはり声を上げるべきと考えました。 ただ、その後、A氏からはC氏本人が、そのような動きに耐えられないということを聞きました。精神を病んで家に困っていると聞きましたので、表に出ることが出来る状態ではなかったと考えます。また恐らくC氏のご家族のご意向もあったのだと思います。A氏はその後、この件にはついては何も触れず、そのままとなってしまったのですが、中途半端というか、これで良いのだろうかと、そのとき以来、度々考えてきました。 「体質的な問題?」(2017年7月24日)へ続く。 | |
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