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風の喜八14「将軍綱吉の最後」-綱吉に憑依していた赤犬の怨念- (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2013年2月3日 15時12分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八14「将軍綱吉の最後」-綱吉に憑依していた赤犬の怨念-
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。元禄時代を築いた将軍綱吉の最後はいかに。

プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 
これまでの作品:

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」
風の喜八4 「水月空華」
風の喜八5 「江戸騒乱」
風の喜八6「江戸の初雪」
風の喜八7 「陰陽五行の天才占い師現わる」
風の喜八8 「高砂やこの浦舟に帆を上げて」
風の喜八9 「真如の月に無相を見る」
風の喜八10 「江戸の月見」
風の喜八11 「後の月」
風の喜八12 「岸辺の風」
風の喜八13 「宝永五年の冬」

赤穂浪士 「春の名残(なごり)」

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【時代小説発掘】
風の喜八14「将軍綱吉の最後」-綱吉に憑依していた赤犬の怨念-
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一)棒手振り三太の旅立ち

 年の暮れになって、棒手振りの三太は、浅草聖天町に八百屋を開く鑑札を受けることになっていた。浅草界隈の八百屋を取り仕切る八百千の旦那は、目を掛けてきた三太が一人前になったことに感無量であった。
 八百千の旦那の屋敷に呼ばれた三太は、屋敷の庭の池や松を見ていた。
 この日、八百千の旦那から、鑑札を渡されることになっていた。だが、三太の気持ちは複雑であった。
 浅草聖天町に、三太が八百屋を開くためには、三河吉良の庄に戻っているキヨが必要であった。キヨがいなくては、八百屋を開くことはできないと三太は思っていた。
 やがて、番頭を従えた八百千の旦那が笑顔を見せて現れた。手には、浅草界隈で八百屋を開くことができる鑑札があった。
 三太は、平身低頭して鑑札を受け取った。
「旦那さまのお陰で店を持つことができます。ありがとうございます・・・・・・。誠に急な話で恐縮でございますが、所帯を持つために、相手方の実家に挨拶に伺おうと思っております」
 三太は、恰幅のいい八百千の旦那を前にして、畳に額を擦りつけて頼むのだった。
「相手の人は、前から話していた三河の吉良の庄に住む娘さんかい?」
「はい、年が明けて、三河吉良の庄を訪ねる約束をしておりますが、私は、もうこれ以上、我慢ができません・・・・・・」
 三太は、八百屋の鑑札を受けることができたのは、八百千の旦那の力添えによるものであった。
 ここで、旦那に反対されるとせっかくの苦労も水の泡になる。三太は、頭を垂れていた。「そうかい。お前が店を持つ浅草聖天町は、待乳山聖天様が祀られている。御本尊は、大聖歓喜天様であることお前も知っているな」
 八百千の旦那は、三太が遊び慣れていないことを知っていて、からかうようなもの言いであった。
 待乳山聖天様に供えられる二股大根は、人の下半身を表し、男女が交わることを表していた。男女の巡り合いに霊験あらたかであると知られていた。
 花柳界で生きる芸者衆は、上客と巡り合うために、聖天様に参拝する姿がいつもあった。
「男女が睦み合う神様だと聞いています・・・・・・」
 三太は、その秘仏を見たことが無かった。人伝てに聞いた話だった。
「そうだ。男と女が一つになった神様だよ。こんな神様は、珍しいんだ。ご利益がある。おまえのような馬鹿正直な男は、女しだいで幸せにも不幸にもなるんだよ。分かった・・・・・・、行っておいでな。これは、私からのお祝いだ」
 八百千の旦那は、懐から十両の小判を出すと三太に渡した。三太は、驚いて声が出なかった。
 三太は、キヨを迎えに行くことを許してくれた旦那の気持ちが嬉しかった。
 八百千の旦那は、待乳山聖天様を信心していた。男と女は、過去世からの縁によって、この娑婆世界で巡り合うと信じていた。
 八百千の旦那は、若い時に岡場所で出会った遊女と心中の真似ごとをしたこともあった。優しい笑みを浮かべた女の姿が思い出された。
 二人は死にきれなかったが、女はその後、肺を病んで程なくしてこの世を去った。年をとって感じるのは、あどけない女の顔であった。
 日の出前の薄暗い時刻に、二十代であった八百千は、女と手を握り合って大川に身を投げた。夏の頃であった。
 二人は、しじみとりをしていた漁師たちに助けられた。漁師たちの計らいによって、二人は奉行所に知らされなかった。法度を犯すと心中を図った二人は、晒し者になる。
 八百千は、漁師の家で出されたしじみ汁のうまさに女と顔を見合わせた。今は、女は霊鷲山(りょうじゅせん)に旅立っていた。
 八百千の旦那は、それから待乳山聖天様に信心を始めた。大根を供えて、多額の寄進もしていた。
 待乳山聖天様の近くで、大根を売る律儀な夫婦は、その場に合っていた。八百千の旦那は、三太にどこか若い頃の自分を見ていた。
 三太は、旅支度を始めた。大つごもりの前日に三河に旅立つことにした。
「そりゃぁ、忙しいな。暦の上では、年が明ければ春にはなるが・・・・・・、箱根を越えなきゃなんねぇし、富士山の大噴火で街道の様子が変わっているというぞ」
 権助は、三太から吉良の庄に出立することを聞いて、そうつぶやいた。三太は、権助の船宿に挨拶に来ていた。
 雪の箱根を越えて、沼津に抜ける街道は、昨年の富士山の大噴火で道が荒れていた。それに大井川等の川越えをしなくてはならなかった。春が近かったが、まだ底冷えのする日が続いていた。
「花川戸の大将には、ご心配をおかけいたします。あっしは、観音様のご利益と皆様のご親切のお陰で、浅草聖天町に店を構えることになりました。うれしいんです」
 三太は、そういうと涙を見せた。
「分かった。出立の朝には、舟で送って行くよ」
 権助は、そう言うとセツに燗酒を持ってくるように言った。
 セツは、三太が三河吉良の庄に、明日出立することを聞いて驚いた。
セツが住んでいたのは、三河の蒲郡であったので、吉良の庄には近かった。峠を越えれば、半日程で吉良の庄に入ることができた。
 セツは、東海道の宿場や峠、川越えについて三太に話した。小太郎が寺小屋から帰って来た。
「おいらも東海道を旅したいよ。三太兄さん、お土産を頼みますよ」
 小太郎は、三太が今までとは少し違って見えた。店を開いて、嫁を迎える三太が急に大人びて見えるのだった。
 三太は、出立の前日に浅草寺の観音様にお参りをした。雪がうっすらと積もっていた。本堂や五重塔の屋根に雪は積もり、建物の朱色が鮮やかに見えた。
「本堂の赤と雪の白、紅白で、誠にめでてぇなぁ」
 お参りをする傘を差した年寄りが、雪景色の浅草寺を見て声を上げた。
 三太は、棒手振りの商いに行く前には、観音様にお参りをして功徳を積んできた。本堂の前でしばらく手を合わせていた。
 江戸に来て、いつも三太を見守ってくれたのは観音様だった。そして、仁王門をくぐって五重塔の前にある久米平内堂(くめのへいないどう)の祠(ほこら)に手を合わせた。
 久米平内は、縁結びの神だった。このお札をいつも見につけていた三太は、キヨと会うことができた。
 辻斬りを悔い改めた久米平内は、自らの像を浅草寺の参拝客に踏ませた。踏みが文となって、男女の縁を結ぶ神様となった。
 三太は、久米平内堂を手で撫でた。感謝の気持ちからだった。
 三太は、キヨが働く八幡様で祝言をして、江戸に戻ってくるのは、新年一月の末になる。無事に帰って、再び久米平内堂にお参りができることを三太は願うのであった。
 大つごもりの前日の早朝に、まだ暗い江戸の町を旅立った。三太は権助の舟で日本橋まで送ってもらう。
 三太は、日本橋から東海道が始まる。半時もすると東の空が明るくなり、三太の背に日が昇って行く。
 三太は、江戸湾に浮かぶ帆船を左手に見た。海がきらきらと輝いていた。やがて、小走りに道中を急ぐ三太の姿があった。


(二)大つごもり

 船宿の権助の家では、正月飾りをして、明日の日の出を待つばかりであった。江戸っ子たちは、大つごもりには、修験者に竈(かまど)の厄払いをしてもらう。そして、新年を迎えるにあたって、茶碗や箸、それに足袋も新しい物を揃えていた。
 ムジナ長屋では、梅婆さんがお題目を上げていた。「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」の声は、長屋中に聞こえていた。
小太郎は、梅婆さんの真似をして、団扇太鼓をばちで叩く。
「大晦日に葬式でもやっているのですかね?」
井戸端にいたおかみさんに、掛取り屋の安が尋ねた。
 安は、総勘定のこの日は、明日の日の出近くまで、つけの払いを貰いに走り回っていた。
「梅さん、総勘定は、一千文ですが、お取り込み中なので、夕方伺いましょう」
 安は、梅婆さんの背中にそう言った。小太郎の団扇太鼓の音が激しくなる。
 安は、井戸端のおかみさんから、倅の祥月命日でお題目を上げていると聞いていた。「若くして亡くなった倅さんのために、梅さんは夕方まで唱え続けているよ。途中で止めれば、功徳がなくなってしまうんだってさ」
 安は、大きな財布を肩にかけて、すごすごとムジナ長屋を後にした。
 安とすれ違いに、ムジナ長屋の大家の清兵衛が姿を見せた。清兵衛は、ムジナ長屋のおかみさんたちに声をかけていた。
「大つごもりの忙しい時に恐縮ですな。半年分の店賃をいただきたいのじゃが。そうか、みなさんは正月の準備で忙しい。それじゃ、夕方掛け取りに伺いますかな」
 清兵衛は、穏やかな人だった。ムジナ長屋の店賃は一月に二百文という安さであった。屋台の蕎麦が十六文程であった。
 帰り際に、大家の清兵衛は梅婆さんの所に行って、香典を包んで小太郎に渡した。小太郎から香典を受け取った梅婆さんは、清兵衛に手を合わせるのだった。
 いつものことであった。大つごもりの日には、大家の清兵衛は、こうして、ひとり暮らしの梅婆さんを訪ねて、掛け取りもせずにまとまった金子を渡すのだった。
 自分の家を持たない裏長屋の人たちは、町人とは認められていなかった。だが、江戸っ子たちは、こうした貧しい人たちが大勢肩を寄せ合って暮らしていた。
 日が傾くと江戸の町は、掛け取り屋が足早に行き交っていた。金剛杖を持ち、法螺貝を鳴らす修験者が家々を回ってお祓いをしていた。
 気の早い人たちは、浅草寺の境内で蕎麦を食べて、新年の飾り付けに見入っていた。天ぷらを食べている人もいた。
 境内には、猿回しがいて、大人や子どもが猿の珍妙な動きに手を叩いて喜んでいた。仁王門でじっと猿回しを見ている者がいた。服部半蔵の再来と言われる公儀隠密の清三であった。
 太った初老の男が、猿を使っていた。男は、西国大藩の忍びであると幕府の監視の下にあった。
 男の名は、ましらの黒蔵と言った。本郷の荒寺に住んでいるという。喜八も高畠十郎から命じられて、本郷の白山権現付近を見回っていたのだった。
 権助とセツが湯屋から戻って来た。子どもたちは、独楽や凧を夜店で買って貰った。
年越しの蕎麦を権助は、打ち始める。セツがそれを手伝っていた。
「三太さんは、どこで年越しをするのでしょう?」
セツは、昨日出立をした三太のことを口にした。
「キヨさんに会いたい一心で、飛脚のように、夜中も走っているかもしれねぇよ」
 権助は、横で笑い顔を見せているセツを見た。
 昨年の霊山である富士山が大噴火をした。江戸にも多量の灰が降り積もった。権助は、西国から逃げてきたセツとその子どもたちの面倒を見た。
 権助は、父親に死なれて天涯孤独の小太郎を引き取っていた。そして、セツたち親子の面倒を見ることで心の寂しさが癒された。
 縁あって、セツと結ばれ、昨年の暮にもこのように蕎麦打ちをしたことが懐かしかった。
「蕎麦打ちは、蕎麦粉をこねて麺棒で伸ばす。よく伸ばしてから包丁でトントンと切れば出来上がり。出汁と醤油で味付けをして、浅草七味唐辛子をかけて、さぁ、できあがり、ふう、ふうと召し上がれ」
 セツは、蕎麦を打つ時の権助の真似をした。そして、二人で大笑いをした。
「笑う門には、福来る」
 梅婆さんの所から帰った小太郎がはやし立てた。
「小太郎、一年の垢を落としに湯屋に行って来い。お前が帰ってくる頃、蕎麦と天ぷらはできているぞ」
 権助は、小太郎を湯屋に行かせた。
 大川には、大晦日まで働く人たちの舟が行き交っていた。正月は、二日から初荷が舟で運ばれる。
 ムジナ長屋では、晩になって掛け取り屋の安が再び姿を見せた。留守の家もあった。
 長屋の雪隠に隠れる者や権助の船宿で一緒に年を越す者もいた。梅婆さんは、権助の家でセツの手伝いをしながら、掛け取り屋から逃れていた。
「ちぇ、しょうがねぇな。三月の掛け取りにするしかねぇな!」
 安は、長屋中に聞こえるような大声を出して、その場を離れた。
 年老いた浪人は、隠れていた臭い雪隠から出てきた。腰を伸ばして自分の部屋に帰ると戸口に安がいた。
「これは、旦那さん。総勘定は八百文になります」
 安に騙されて雪隠から出てきた浪人は、なけなしの小銭ばかり入った竹筒から銭を出した。
「おありがとうございます」
 安は、小銭ばかりの重い財布を肩に掛けて次の家を回る。
 安も雇われの身であり、掛け取りが少ないと手間は貰えなかった。安は、肺病を患っている女房がいたので、明け方まで掛け取りを続けるのだった。
「安の兄さん、かみさんが熱出しちまって、金は薬代を払って無くなっちまったんだ。三月の払いにしておくれでないか?」
「熊さん、分かったといいたいところだか、おいらもこれで食べてるんだよ。晩にまた来ますので、是非、都合をつけてくだせぇ」
 安は、顔見知りの大工の熊にそう言うとちらちらと降る雪の中を走りだした。
 大晦日の夜は、早く寝てはいけなかった。煩悩を消し去るために除夜の鐘をつく。夜が早い江戸っ子たちは、この日ばかりは宵っ張りになる。
「除夜の鐘を聞いて、煩悩をお払いして良い年を迎える。小太郎、何だ、もう寝ているのか」
 権助は、寝息を立てる小太郎を見て笑った。他の子どもたちも遊び疲れて寝ているのだった。権助は、セツと一緒に静寂の中に響く鐘の音を聞く。
「喜八様は、お役目で出ているから、明日は、お勢さんの手伝いに行こう。暗いうちから四ツ木八幡に行くとしよう」
 権助は、この寒い中、お役目で江戸市中を見回る喜八を思った。浅野家再興のために、喜八は身命をかけていた。
 権助は、喜八の夢が叶うようにと手を合わせた。除夜の鐘が鳴り渡っていた。


(三)江戸城の不穏な動き

 四ツ木八幡宮では、大つごもりというのに、お勢とお登勢が境内の大掃除に忙しかった。四ツ木村のおかみさんたちが掃除を手伝っていた。
 四ツ木八幡の名物である赤穂の塩饅頭を作っている喜八の姿はなかった。喜八は、三日前の晩に、隠密廻り同心の高畠十郎からの知らせを受けて、家を空けていた。
 喜八に託された命というのは、これらの忍びたちの動きを監視することであった。紀州藩には、根来衆がいた。又、公儀隠密の他に旧甲府徳川家の忍びたちも動いているとのことであった。
 そして、西国雄藩の忍びもいて、将軍綱吉の重篤な病状を風説として流していた。幕府転覆の目的であった。百年も前の関ヶ原の怨念は、まだ残っていたのであった。
 次の将軍は、将軍の継嗣として徳川家宣が江戸城西丸に入っていた。絶家となった甲府徳川家の後には、将軍綱吉の側用人であった柳沢吉保が領主になっていた。
 甲斐の国は、江戸の西の砦であり、徳川家以外の者がその要衝を任されることはこれまでにはなかった。
 喜八は、柳沢吉保が徳川幕府を操っているように思えた。主君の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介に斬り付けた際には、柳沢は摂津にも所領を持っていた。
 柳沢吉保は、塩田を作りたかった。目を付けたのは、赤穂の塩と吉良の庄の饗場塩(あいばじお)であった。
 良質な塩を精製するためには、熟練の職人の技に裏打ちされた赤穂の入浜塩田であった。柳沢吉保と吉良上野介の間に何があったのか。喜八は、柳沢吉保に疑いを持っていた。 江戸城を取り巻く不穏な動きは、喜八にはすぐ分かった。尋常でないことが起こっているようであった。
「幕閣からは、江戸市中にいる忍びの動きを見張れとのことだ。物売りや浪人、不穏な者が出入りする大名屋敷や寺にも監視の目を向けよとのことである」
 高畠十郎は、本郷の根津権現方面の探索を喜八に命じた。清三もすでに動いていた。
 喜八は、白山権現の近くにある寺を見張っていた。夜半になって、雪がちらついてきた。喜八は、小役人宅で寺の門を窺っていた。
 提灯の明りが見え、数人の侍たちが傘を差して出てくるのが見えた。喜八が跡をつけた。清三も闇に隠れて跡をつけていた。
 侍たちは、大名屋敷の裏口から屋敷の中に入った。屋敷から明りは見えない。
 不穏な動きのある大名屋敷は、公儀が見張っていた。喜八と清三は、高畠十郎の命を受けて、町人たちの動きを探る。
 湯屋では、犬公方の綱吉が伏せていることがまことしやかに伝わっていた。それは、意図的に誰かが流したようであった。
「大きな声じゃいえねぇが、綱吉様がはしかで大分悪いらしい。これでよ、鰻のかば焼きも大っぴらに食えるかもしれねぇぞ」
「しっ、声がでかいぜ。役人に聞かれたら小伝馬町の牢屋送りになるぜ」
 湯屋の二階で、将棋を指しながら噂をする男たちの声がした。
 男たちは、駕籠かきだった。
 喜八は、清三に目配せをした。駕籠かきの男たちが湯屋から出た。喜八は、清三と共に男たちに近づいた。
「お前たち、話しを聞かせてくれないか。そこまで来てくれないか?」
 喜八がそう言うと太った体の男が殴りかかって来た。喜八は、体をかわしてそれを避けた。
「この野郎!雲助のまむしの兄弟とは俺たちのことさ」
 痩せた男が短刀を抜いて、喜八に刃を向けた。
 その時、喜八の右手にあった白木の棒が男の手首を打った。短刀は、地面に落ちた。
 男は、手首を押さえてその場にしゃがみこんだ。
 喜八は、男たちを自身番に連れて行った。自身番には、高畠十郎が煙草をつけて、茶を飲んでいた。
「湯屋の二階でおまえたちが話していたのは、どこから聞いたのだ?」
 高畠十郎が落ち着いた声で男たちに聞いた。二人は、顔を見合わせていた。正直に話せば、放免をすると言われて、吉原帰りの若い男から将軍が伏せているのを聞いたと話した。
「お役人様、将軍様がはしかに罹ってしゃべることもできないという噂は、江戸市中に広がっていますぜ。どうか、勘弁してくだせぇ・・・・・・」
 粗野な駕籠かきたちは、深々と頭を下げていた。高畠十郎は、調べを終えるとまむしの兄弟を放した。
「手がいてぇな。親分に知らせた方がいいな。あの白木の棒を持った男は、ただ者ではないぞ。わしに殺気がないことを見抜いていたわ」
 痩せた男は、太った男にそう言った。
「兄貴、親分さんに早く知らせた方がいいぜ」
 まむしの兄弟は、自身番を出ると跡を振り返りながら、本郷方面に向かった。闇に紛れて清三が二人を追っていた。
 自身番では、高畠十郎と喜八がいた。番人は火の用心のために夜回りに出た。
「あの二人は、駕籠かきではないな。右肩には瘤もないし、指には、たこがない。かたりだな」
 高畠十郎は、まむしの兄弟が風説を流している者たちの一味であると見ていた。
 まむしの兄弟が知らせに入ったのは、本郷の白山権現近くにある寺だった。寺の離れでは、親分と呼ばれる男がいた。
 髪を剃り、坊主のようないでたちをしていたが、酒を飲み先程まで若い女を侍らせていた。
「馬鹿野郎!自身番からまっすぐここに来たのか。公儀隠密につけられているかもしれねぇぞ。お前たちを泳がしたのが分からねぇのか」
 親分は、どすをきかせて、二人を叱り付けた。清三は、外で息を殺して男たちの話し声を聞いていた。
 清三は、男の声をどこかで聞いたことがあった。男の膝の上には、猿がいた。猿は外にいる清三の気配を感じていた。猿は騒いで、外に向かって牙をむいた。
 猿回しの男は、根津権現の境内で猿回しをするましらの黒蔵であることを清三は気付いた。清三は、その場を離れた。
 男たちは、逃げ足が速かった。抜け道を伝って、隣の寺に逃げ込み、寺から寺を抜けて町方が追うことができない大名屋敷の塀部屋に逃げ込んだ。
 大名屋敷を取り囲む屋敷塀の中には、小部屋が幾つもあった。そこには、忍びたちが隠れ住むことがあった。
 将軍綱吉が高熱を出して伏せているのは、まことしやかに江戸市中に広がっていた。
 生類憐みの令に喘いでいた町人たちは、高齢である将軍綱吉の病状を噂し合っている。小伝馬町の牢屋敷には、鳥や蚊を殺して牢に入れられた者たちも大勢いた。
 将軍の継嗣である徳川家宣は温厚な性格であり、堀田正俊にも仕えていた聡明な新井白石を召し抱えていた。
 江戸っ子たちは、常軌を逸した生類憐みの令を廃止することを期待していたのであった。
 江戸市中は、公儀隠密や吉宗の命で動く根来衆、そして、西国からの忍びたちが動き回っていた。年の瀬は押し詰まって行く。
 大晦日の夜、喜八は、本郷を見張っていた。多くの寺が集まり、年越しの支度をする。夜明けとともに新年を祝う人たちが寺に押し寄せてくる。
 喜八は、甘酒や燗酒を売るいでたちであった。蓑を着込んで、手元には七輪の炭がおきていた。
 討ち入りの翌朝に、赤穂浪士の一行は、浅野内匠頭が眠る泉岳寺に向かう。一ツ目通りを引き上げて、永代橋のたもとにある乳熊屋(ちくまや)で甘酒粥を振る舞われた。
 赤穂浪士の一人である大高源吾は、乳熊屋の主人とは俳句を通じての友であった。
 喜八は、討ち入りの翌年に乳熊屋を訪れた。赤穂浪士たちの息遣いを感じる。甘酒を見ると浪士たちの思い出がよみがえる。
 そこには、討ち入りを終えた浪士たちの安堵する様子や血を浴びた装束のむごたらしさがうかがえるのだった。
 幕閣では、柳沢吉保の息子の吉里が突然、将軍綱吉の後継になることを未だに警戒していた。綱吉は、柳沢吉里に松平の姓を与え、我が子のように慈しんでいた。
 綱吉は、将軍継嗣を徳川家宣と決めて、江戸城西丸に入っていた。今さら、将軍継嗣を柳沢吉里には代えることはできない。
 ただ、継嗣の家宣が暗殺されれば、事態は大きく変わって行く。将軍綱吉の正室鷹司宣子は、家宣の正室とは親戚関係だった。そのため、次期将軍は、徳川家宣になることを望んでいた。
 将軍綱吉が、我が子のように柳沢吉里を可愛がるのを見て、鷹司宣子は、不安を感じていた。世間では、柳沢吉里が綱吉の隠し子であると噂をしていた。
 喜八は、新しい年を思っていた。佐藤瑞法からの書付には、明年の占いが書かれていた。明年は、己丑(つちのとうし)で陰陽五行では、比和(ひわ)であった。
 比和とは、己は陰の土で、丑は陰の土で、土と土でますます盛んになるという年であった。徳川幕府にとって、筋道が通って何かが新しく始まることを意味していた。
 土は、陰陽五行では、植物の種が芽を出して育つことを意味していた。
 喜八は、雪が降るのを見ていた。提灯の灯りに雪がうっすらと積もっているのが見えた。除夜の鐘の音が聞こえていた。
 足元から冷えてきた。喜八は、手拭で頬被りをして、両手をすり合わせていた。そして、七輪に炭をくべた。赤い炎に手をかざして暖をとる。
 夜明けが近くなる時、寒さは一段と厳しくなった。震えが止まらずに、体を温めるために、喜八は燗酒を飲んだ。
 その時、話し声が聞こえてきた。夜明けとともに寺社にお参りをする人たちであった。参道には、物売りの出店が並んでいた。
 七福神が乗る宝船の絵がまたたく間に売り切れになった。初夢を見るために、枕の下に置くものであった。
 大晦日から総勘定の掛け取りに走り回っていた安は、夜明けとともに仕事を切り上げる。安は、女房の待つ長屋に帰って行く。
 東にある筑波山の稜線に日が当たる。宝永六年の年明けであった。


(四)将軍綱吉の最後

 浅草花川戸の権助は、初詣での客を舟に乗せて、四ツ木八幡宮に向かった。小太郎も一緒だった。白龍が守護する四ツ木八幡には、初詣での客たちが詰め掛けていた。乗客を降ろすと、小太郎は境内に走った。
 お登勢の元気な声がした。境内で赤穂の塩饅頭を売っていた。
「新年おめでとうございます。赤穂の塩饅頭を食べれば、厄を討ち取れます。さぁー、売り切れ御免でございます」
 お登勢の口上が聞こえた。
 小太郎は、お登勢の脇で一緒に饅頭を売る。
 お登勢は、新しい着物を着て、手拭を姉さんかぶりにしていた。お登勢の母のお勢は、甘酒を売る。
 権助が境内に姿を見せて、お勢に代わって甘酒を売る。
「ほう、これが白龍の八幡宮か、喜捨をするとしよう」
 商家の旦那が、十両もの金子をお勢に渡した。大口の喜捨をする者やただ願いだけをする長屋のおかみさんたちもいた。
「おありがとうござぁーい。新年に際しまして、赤穂の塩饅頭は、これをもって売り切れ御免でござぁーい」
 お登勢の売れ切れ御免の口上が聞こえた。
「本年は、己丑でございまして、陰陽五行では比和でございます。土から芽が出て、大きく育つおめでたい年でございます。厄年の方には、四ツ木八幡宮の白龍のお守りをどうぞ!」
 お勢の口上に、参拝客たちが集まっていた。
 その頃、喜八は本郷を見回っていた。大名屋敷の塀部屋に逃げ込んだ輩たちは、見つかっていなかった。
 年末からの激務で、喜八は風邪をひいていた。気力だけでお役目を続けていたのだった。
 高畠十郎は、幕閣からの指示を受けて江戸市中を回っていた。高畠は、江戸城内の不穏な動きを感じていた。
 幕閣の指示は、冷静さを失っており、浪人たちを取り締まるようにとのありふれたものであった。
 高畠十郎は、幕閣の漠然とした指示に、江戸城内で何かが起こっていることが分かった。
 江戸市中に将軍綱吉が伏せているという流言が飛び交い、隠密廻りにも事の真偽は分からなかった。
 喜八は、花川戸の権助の家にいた。高畠十郎からの呼び出しがあれば、すぐに役目につくためであった。
 布団に横になった喜八は、疲れのために眠りについた。夜半から熱が出た。権助とセツが介抱をした。
「公方様もはしかで伏せていると聞きましたが、喜八様は大丈夫でしょうか?」
「はしか除けのお札を貼ることにしよう。喜八様は、浅野家のお家再興までは死ぬことはできないんだよ」
 権助とセツは、高熱にうなされる喜八を心配そうに見ていた。
 喜八は、夢を見ていた。白い龍に乗って江戸城を見下ろしていた。将軍綱吉の小柄な骸に幕臣たちや大奥の女たちが泣き叫んでいた。
 松の廊下を幕閣たちが足早に行き交っていた。城の屋根には、大きな赤犬の化け物が姿を現した。
 赤犬の唸り声と白い牙が見えた。喜八は、白龍に乗りながら白木の丸木の棒を構えた。夢想流杖道(むそうりゅうじょうどう)の構えであった。
 赤犬には、子どもが乗っていた。よく見ると顔は老人のようであった。喜八は、綱吉に赤犬が憑いていたのを知った。
 人が食した赤犬の怨念が将軍綱吉に憑いていたのであった。赤犬に取り憑かれた犬公方綱吉は、将軍在位の間、実に五十七回もの「触」を出した。
 犬から始まって鳥や蚊までも触の対象になった。多くの者たちが牢に入れられて、庶民の生活に負担を強いるものであった。
 喜八は、主君浅野内匠頭に即日に切腹を命じた将軍綱吉を見ていた。白龍には、赤穂浪士たちの姿もあった。大石内蔵助は綱吉を静かに見つめていた。
 赤犬の背にいた子どものような綱吉は、泣きじゃくりながら城を振り返った。
江戸城の真上には、黒雲が渦巻いていた。暗黒の中に綱吉を乗せた赤犬が消えて行く。黒雲に稲光が走った。
 喜八は、夜半になって目を覚ました。権助がうつらうつらとしているのが見えた。
「上様が亡くなったようだ。夢を見ていた・・・・・・」
 喜八は、そう言うと体を起こした。節々が痛かった。
「公方様が亡くなったんですかい?」
「化け物のような赤犬の背に子どものような公方様が乗っていた・・・・・・」
 喜八の言うように、宝永六年一月十日に将軍綱吉は、はしかで亡くなったことが市中に知らされた。
 将軍の崩御の知らせだけではなく、病名が知らされることは、珍しかった。喜八は、夢で見た綱吉が泣きじゃくっていたことを思っていた。徳川綱吉は、何を見つめていたのか。
 徳川幕府の将軍には、江戸城西丸に入っていた徳川家宣が将軍職を引き継いだ。そして、同月に「生類憐みの令」を廃止したのであった。まだ、江戸城に綱吉の遺骸がある時であった。
 綱吉の遺骸は、江戸城から東叡山寛永寺の御本坊に移された。移送中は、家々の窓には蓋が命じられた。
 寛永寺での本葬は、春の花が咲き、穏やかな風の吹く季節であった。江戸の人たちは、元禄の華やかな時代を築いた綱吉の死を、冷やかに見ていたのは事実であった。








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