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はし
[2017.8]
2017年8月19日 10時16分の記事

2020.5.14 (下書き)メモページ 公開設定に変更



?「はし」

 ア:「食物などを挟む時に用いる2本で一対の細い棒。
    木・竹・象牙 (ぞうげ) などで作る。」

 イ:「たる(酒・醤油などを入れて蓄えたり、持ち運んだりする
    ための木製の容器)」(同意語:樽)

 ウ:「著しい(はっきりとわかる、明白である)」、「明らか」

 エ:「書物を書きあらわすこと」、「書きつける」(同意語:著)

 オ:「着る」

 カ:「付く」、「ねばりつく」


会意兼形声文字です(竹+者)。「竹」の象形と「台上にしばを集め

積んで火をたく」象形(「集める」の意味)から、食物を集め取る竹製の

「はし」を意味する「箸」という漢字が成り立ちました。また、「署」に通じ

(「署」と同じ意味を持つようになって)、「書きつける」の意味も表す

ようになりました。
https://okjiten.jp/kanji1766.html



Q0495
「箸」という漢字の成り立ちを教えてください。
A
漢字の成り立ち、字源に関するご質問にお答えするのは、一苦労です。なんといっても、漢字が生まれたのは今から3000年以上も前の中国でのこと。だれかがタイムマシンに乗って見てきたわけであるまいし、はっきりしたことがわかるはずもありません。
もちろん、学者の先生はいろいろな状況証拠から、ご自分の説を打ち立てるわけですが、文字通り、諸説紛々としていることも少なくありません。そんなわけで、成り立ちに関するご質問については、いろいろな漢和辞典を調べてみて、その中でだいたい一致する部分をお答えしていくしかないのです。
そこで、「箸」の場合ですが、この漢字に「竹かんむり」が付いているのは、本来、「おはし」に竹製のものが多かったからなのでしょう。問題は、「者」の方です。この「者」にはどういう意味があるのでしょうか。
いくつかの漢和辞典で一致しているのは、「者」には「集める」という意味がある、という説です。いろいろなものを集めるのに用いる竹でできた道具、それが「箸」だ、というわけです。この説の状況証拠としては、たとえば「諸」という漢字は「多くのもの」という意味を持っていますが、この字に付いている「者」も「集める」という意味だと考えると、うまく説明ができる、といったことが挙げられます。
なになに?「おはし」はものを集めるためだけに使うとは限らない、ですって?そんなヘリクツを言ってもしかたないのが、字源の世界です。あんまり深く詮索しすぎないようにしましょうよ、ね。
http://kanjibunka.com/kanji-faq/old-faq/q0495/



a0005532_8121996.jpg今朝は「新聞休刊日」だそうで、『天声人語』もお休みだ。

さて、何を書こうか──というところだが、種は尽きず。

昨日(7日・日曜日)の新聞に「箸使いを美しく」という、箸の話があった。

割り箸の頭の部分の形には4種類あるのだそうだ。(右上の図)

?天削…頭を斜めに切ったもの
?利休(利久とも)…千利休が作ったという頭の真中が二つに割れた形
?元禄…角を削って溝を付け基の分量を減らしたもの
?小判…金の量を減らすための小判のかたちをまねたもの

ふだん何気なく世話になっている割りばしの頭の形、そう言われてみると、そんな形のものもあったなあ、あの蕎麦屋のは元禄だな、などと思い浮かべてしまう。

それにしても『箸』という漢字。どんな成り立ちがあるのだろう。


a0005532_7413762.jpg『箸』は、「竹」と「者」(本字は日の上に点あり)との合わせ字。

「者」はかまどの上で穀物を煮ている形で、薪をくべて「火力を集中して煮る」意味があります。

a0005532_7463782.jpgそれで、「者」は薪を「ひとところに集め、くっつける」という意味を持ちます。なるほど「箸」というのは、いろいろなおかずを「ひとところに集め、くっつけて、口に運ぶもの」だ。なるほどなあ!
そして、そのものを「竹」で作ったから、「竹かんむり」が付いたんだな、とわかります。したがって、「食べ物をくっつけて取るハシ」という意味が出てきたのだというわけだなとわかります。
http://shimo.exblog.jp/9898913/


箸の由来

箸については中国では約3,000年前の歴史があるようです。
では日本に入ってきたのはいつごろか。3世紀ごろに編纂された「魏志倭人伝」では「手づかみ」で食事をしていた記述があり、後の「古事記」や「日本書紀」には箸に関する記述があることからその間の4世紀から7世紀の間に伝わったようです。
その由来は、短い言葉にありがちな、諸説があるようで、鳥の嘴(くちばし)の形に似ていたから「はし」。
なるほど「くち・ばし」と、これは思いつきませんでした。
端の方を使って挟むから「はし」。これは思いつきますね。
他にも「挟むもの」という意味から、その役割に由来するとの説。
そして、「橋」や「柱」などその形状から「はし」となった説。
ということでこのお父さんが言っていた説もあながち嘘ではなかったようです。
驚きですね。ということで・・

橋の由来

「端」の意味から「間(あいだ)」の意味を持ち、両岸の間(はし)に渡すものとして、離れた端と端を結ぶものという意味からその構築物も「はし」というようになったのだそうです。
これらの「箸」に関係する言葉の語源となる語は、相互に語源となっているケースが多いのだそうで
どれかが基なのではなく、同じ語形と考えられているようです。

更に一歩先へ進むと、「はし」という日本語は向うとこちら二つの世界をつなぐ「橋渡しの役目を持つ道具」につけられたものではないかと考えるヒトもいるようです。
端と端をつなぐ「橋」、高いところと地上をつなげる「はしご」。
「お箸」も例外ではなく、口に運ぶ先は人のもの
もう片方の端は神様のものとして考えられていました。
ですから食事の時にはお箸に神様が宿ると考えられていたようです。
奈良の正倉院にはお箸のルーツである、神事に使われていたという木を折り曲げて作られたピンセット型のお箸が現存するのだそうです。
是非見てみたいです。
http://www.yuraimemo.com/530/


箸(はし) - 語源由来辞典
gogen-allguide.com › 「は」から始まる言葉
箸は「挟むもの」という意味で、その役割に由来する説。 端の方でつまむことから、「はし」になったとする説。 「橋」や「柱」など、その形状から「はし」になったとする説。 古くは、一本の棒を折り曲げ、ピンセットのように挟んで使うもので、鳥の嘴に似た形であったこと ...

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