伊勢と出雲の融和が示すサインとは | |
2014年7月4日 18時22分の記事 | |
典子さまと千家さんの「納采の儀」 正式にご婚約 高円宮妃久子さまの次女、典子さまと、出雲大社(島根県出雲市)禰宜(ねぎ)・祭務部長の千家国麿(せんげ・くにまろ)さん(40)の結納にあたる「納采(のうさい)の儀」が4日、赤坂御用地(東京・元赤坂)の高円宮邸で執り行われ、ご婚約が正式に調った。 (産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/life/news/140704/imp14070411510003-n1.htm
今回の記事は、抽象的な表現を多用していますので、理屈ではなくて読みながらその意味するところをハートで感じ取ってみてください。 もともと日本には、社(やしろ)をもうけて神を敬う習慣というのは希薄というか、むしろなかった領域であり、真の神域は自分自身の内側にあるということに気づいていた民族だったと感じます。 しかし、今から約2600年ぐらい前に神祭りというものが大陸からもたらされていきます。 すなわち、神社の出現です。 つまり、リーディングでは、神社とは日本古来の神祭りではなかったと伝えてきます。 では、日本古来の神祭りとは何だったのかというと、自然霊崇拝です。 山や海、川などをご神体とあがめて、自然の中に自分自身の進化した姿を幻視していました。 これが真の神祭りだったわけです。 しかし、大陸から新たな文化と共に新しい神祭りの手法が取り入れられ、いわば外在神と内在神とに分離していきます。 つまり、それまでは神とは自分自身のことを指す別称であったにすぎないものを、外側の社を神に見立てて祀り始めたのです。 以後、約2000有余年が過ぎました。 人々は、神とは単なる空想上の産物に過ぎないと位置づけ、そうではありつつも人生の節目節目に外在神の社を訪れ、願望成就祈願をしたり、現世ご利益的なものを祈願するように変化してきました。 しかし、あまりにも物質的な価値観に支配されるようになったために、19世紀後半ぐらいからいわゆるスピリチュアルブームが起き、 本来神祀りの中心であった日本にも逆輸入のような形で伝わってきて、わずかですが内在神の存在(自分自身が神であること)に気づく人たちも出来てきました。 それを象徴するのが、今回の高円宮家と千家家のご成婚です。 すなわち、伊勢、出雲共に、人間の世界では正当な神祀りの家柄として代々仕えてきたわけですが、それもあくまで人間世界でのルールに従ったものにすぎません。 しかし、根本的な問題は、人間がある時、内在神に背を向けて外在神を崇め奉るようになった瞬間がありました。 それが、大陸から神社を祀る儀式が伝わってきたときです。 しかし、今は、古くて新しい文化が活性化し始める新たな時代です。 それを暗に示すのが、伊勢と出雲の神様の融合です。 つまり、もう時代は、外在神に身を任せる時代ではなく、内在神の存在に気づき、内なる神の存在にスポットライトを当て、 内側の神様すなわち自分自身をよりどころにして生きる時代だということを、両家のご成婚が象徴的に示しているのだという神界からのメッセージがあります。 その神界とは、我々一人一人の内なる神聖な領域、源からのシグナルです。 スピリチュアルな観点から、魂の起源に照らして両家をみてみると、千家国麿氏はプレアデスにその起源をもち、高円宮典子様はシリウスに起源を持つと感じます。 一見すると、プレアデスとシリウスの融合もしくは、シリウスの時代からプレアデスの時代の到来を示しているようにも見えます。 俗にいう弥勒の世の到来です。 しかしそれは、どちらかというと表面的なことであって、もっと奥には、新たな時代の到来を外在神から内在神への転換というシグナルによって示していることが読み取ることが出来ます。 本来、プレアデスもシリウスもオリオンも三位一体としてこの人間界に出現しているという霊的性質があります。 三者は、もともとは異なる星系の起源でありながら、見方を変えることによっていわば暗号として、人類が誕生した際の秘密が、このプレアデス、シリウス、オリオンには隠されています。 この点は機会があればさらに掘り下げて考察したいとは思いますが、プレアデスとシリウスの今の文脈での融合というのは、どちらかというと表面的な事情にすぎません。 真の気づきは内なる領域にあるということをメッセージとして、伊勢と出雲の融合を見る必要があります。 すなわち、単なる外見上の融和・調和という形だけでなく、いわば霊的シグナルとして、この新しい時に「内なる神」の存在を知らしめているのが一つの真相であると私は感じています。 | |
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