| すべてを天にゆだねる | |
| 2014年7月29日 0時26分の記事 | |
今日は、天にゆだねるというトピックでお話したいと思います。
最近よく個人セッションや個人リーディングでクライアントさんから聞かれるのは、「私の〜についての未来はどうなるでしょうか？」といったご質問です。 多次元的な結論から言うと、物事にアプリオリな（あらかじめ決まった）結論など存在しないので、そのままではリーディングできません。 で、私の場合どうするかというと、その人が直面する可能性の最も高い蓋然的現実のエネルギーを読み取ります。 あくまでも可能性レベルでの現実なので、実際にはその人が選択しない可能性もあります。 ですが、それはさておき、可能性レベルでは直面しうるので、そうではない蓋然的現実も存在することを指摘しつつ、その起こりうる可能性レベルでの現実も指摘するようにしています。 ある意味、人生はなんでもありなわけです。 我々の好きな、何が正しい、何が間違っているといった二元論的な見方をすれば、「その人の選んだ選択こそが正しい」ということになってしまいます。 したがって、人生には正解などはなく、あるとすれば、その人の選んだ人生がその人にとっての正解ということになってしまいます。 就職でも、結婚でも、転職でも、引越でも、夫婦関係でも、恋愛関係でも、病気でも、自殺でも。 すべてその人の選択なわけであって、ハイアーセルフ（より大きな「自分」）からの助言であって、導きであるわけです。 要は、他人がその人の人生についてあーだ、こーだ言うことは、それ自体ナンセンスであって、それを言った人の霊性は、１ミリも高まることはありません。 逆に言うと、どんなこともその人の最終的な決断によって物事をしていくしかないわけで、誰のどんな情報も参考程度にしかなりません。 私は昔は何かに依存してはいけないということにこだわった時期もありましたが、今は依存も結構だと思います。 その人にとって必要なのであれば。 依存するとなぜ停滞するのかは、依存してみないことにはわからないものです。 例えば私事ですが、今仕事として個人セッションや個人リーディングをさせていただいています。 こうでなければならないという思いが強かった時には、私はこういったカウンセリング的な事、特にお金をとってやる事に対して、ひどくネガティブな感情を持っていた時期がありました。 特に、スピ系のことでお金をとってやるのは何事だといった偏った価値観を持っていました。 でも、今はそういう考えは持っていません。 要は、何をしようがその人の問題であって、他人がとやかく言えることではないし、また言うべきことでもないということに気づいたからです。 それが何であれ、好きなようにやっていいということになってしまいますし、実際皆そうしているわけです。 自分の責任で生きているということは、裏を返せば、自分の選択によって物事をしているということになってしまいます。 たとえ顕在意識では選択した覚えがなくても、です。 基本的には、今自分の目の前で起きている出来事はすべて自分の責任、選択で起きていることであって、それが何であれ、あてはまります。 戦争に直面している人は、戦争という現実を選択したからそこにいることになってしまいますし（たとえ子供でも）、 平和ボケした世界に直面している人は、平和ボケした現実を選択したからそれに直面しているということになってしまいます。 そこに良い、悪いはありません。 すべて、物事は、「そうであるようにあるだけ」という真理が森羅万象には潜んでいます。 それは単なる事実であり、自分が選択した結果であり、自分の認識が自分が感じている現実を作り出しているだけです。 他にも無数の蓋然的な選択肢が用意されていましたが、瞬間瞬間に我々は自分自身の思いを現実世界であると我々が考えている時空間に投影して、自分をホログラムとしてそこに現出させ、役割としての自分自身をそこに置きます。 もしそうであるなら、物事はたとえそれが何であれ、「天にゆだねる」のが一番な気がします。 なぜなら、そうすることで一切の葛藤から解放されて、あるがままの自分自身でいられるからです。 楽ですよ。 でも、そこに良い悪いなんてないんだと思います。 だって、もしそれがあったとして、それを決めるのは自分自身なんですから。 自分が楽ちん楽ちんと思っていれば、楽ちんに決まってるんです（笑） そう考えると、人生ってそんなに捨てたもんじゃなくなってきます。 瞬間瞬間が可能性に満ちていることに気づいてきます。 すべては「自分次第なんだ」ということに気づけるからです。 そして、実際にそうなっていくからです。 可能性に満ちた人生、私はそうありたいと思っていますし、今まさにその道を歩んでいるところです。 Some rights reserved by nattu  | |
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