韓国のとても良い動き | |
[日本の政治] | |
2017年9月21日 23時12分の記事 | |
韓国の文在寅政権が、国際機関を通じて北朝鮮への人道支援を決定しましたが、これはとても良い動きと考えます。 「韓国、北朝鮮に9億円の人道支援決定 年内にも実施へ」(2017年9月21日 朝日新聞)
この支援の名目と額に関係なく、この支援が国際社会で意味することは非常に大きなものがあります。朝鮮半島情勢で最もリスクを負うのが韓国ですから、その動きは当然、現実に即したものです。したがって、良くその意味を考える必要があります。 韓国は現状、文政権が就任間もないため非常に不安定です。理由は、朴正煕(朴槿恵)政権以来の勢力があるからで、その動きは北朝鮮の動きによって力を得ているわけです。むしろ北朝鮮がその動きに力を与えているという方が正確でしょう。ここに北朝鮮情勢のポイントがあると考えます。 敵対しているものは、利害が一致し繋がっている。そういう視点で日本、韓国、米国、北朝鮮を見るとそこに国境を越えた利益が一致する繋がりが見えてくるはずです。日本でこのニュースについてどう報道しているか、また日韓についていかに報道しているかではっきりと背景が見えるはずです。そしてそこに現状のエスカレーションがあるわけです。 この辺りのことはザ・フナイ次号11月号で書きましたので、是非、ご覧ください! | |
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