やはりTBS『ひるおび』は低劣だと再確認する | |
[日本の政治] | |
2022年12月14日 23時54分の記事 | |
12月14日、TBS『ひるおび』を観ていたら、いきなりトンデモない増額方針が出た防衛費の財源をめぐってキシダとタカイチの食い違いをしきりに報道していました。これを観て、改めてこの番組はあくまで自民党政権寄りの低劣な番組だと思いました。そう再確認。
この防衛費問題のそもそものポイントは、大幅増額方針の防衛費の『財源』ではなく、これほどまでに増額する必要があるのか、ないのかなのです。そういう説明はまだまだ不十分ですし、そのために根拠のないでっち上げが世の中に溢れています。 現状、対北朝鮮では必要があるとは考えられません。以下の文春の記事では、統一教会マネー4500億円が北朝鮮のミサイル開発を支えていると書かれています。この一般の方々にとっては陰謀論のような話が、この世界の実相なのです。ただ、一般の方々はその実相をしらないだけです。本ページ右の韓国映画『工作 黒金星と呼ばれた男』も実はこの文春の記事と同じなのです。 ・ 『〈ペンタゴン文書入手〉北朝鮮ミサイル開発を支える統一教会マネー4500億円』(2022年12月8日 文春オンライン) 話をもどすと、このように統一教会マネーが北朝鮮のミサイル開発を支援しているのなら、日本国民が安全保障のために取り得る対策は統一教会対策をし、その統一教会を野放しにしてきた自民党をおさえるすることです。これを1000億円かけて徹底して行なえば、北朝鮮の動きは必ず止まります。防衛費を数兆円増額するよりはるかに安上がりで、日本の政治も確実に良くなります。 キシダ政権は中国を敵国と完全に認定していますが、その中国は日本の最大の貿易相手国。それなら、間違っているのは、中国ではなくキシダ政権ではないでしょうか? このキシダ路線を進むと、中国関係のみならず広範な経済分野で、相当に追い込まれる人が続出します。コロナの比ではないでしょう。中国敵視しているのは英米・ネオコンで、台湾人も敵視していない人は多くいますし、むろん、中国との戦争を望んでいない台湾人は非常に多くいます。国益を忘れてそういう英米の言いになりになっているのが、キシダと言うだけです。 ロシアは、今年、英米・ネオコン・NATOがウクライナを反ロシアの軍事要塞にしてきたことに対して国防上必要なリアクションをしました。あくまでも仕掛けているのはこれも英米・ネオコン・NATOです。英米・ネオコン・NATOがそのようなアクションをしてこなければ、ロシアの今年の動きは100%ありませんでした。このロシアの行動はロシアの領土的野心ではないのです。 その英米・ネオコンのウクライナでの反ロシアの動きにもっとも関わったのが安倍政権下での外相としてのキシダです。要するに、これまで英米・ネオコン・NATOとともにロシアを攻撃してきたのがキシダなのです。ロシアが日本の脅威というのなら、ロシアをそうさせてきたのがキシダなのです。それなら、キシダを失脚させ、自民党を方向転換させた方が、防衛費に数兆円をかけるよりはるかに安上がりです。 こう観ると日本周辺に実は防衛費を倍増させる脅威はないのです。もっとも脅威であるのは実は自民党政権であったり、同盟国であると思っている英米であるのです。戦争の脅威をつくっているのは、この勢力。 であるのに、『ひるおび』では、防衛費増額は日本国民の誰も疑問をもっていないという言い方で、完全に思考停止、議論を封殺している。まったく議論を封殺している。これは明らかに問題です。少なくとも私は疑問をもっていますし、そう思っている人は非常に多くいます。であるのに、このような論理展開をする『ひるおび』はやはり低劣と思わざるを得ません。 この増税か、国債かという論点は、そこに焦点を合わせることによって、防衛費増額を既定事実にする姑息な論理のすりかえにすぎません。それだけの話で、そもそもがデキレースです。そして、こうやって国民の議論を封殺して、国会での議論・討議もなくすという極めて危険な政治手法なのです。 それにしても、この『ひるおび』に出演していた青学の駅伝監督・原氏が、防衛費増額に疑問をもたないと述べていましたが、本当にしっかりと彼は調べたのでしょうか? 彼は陸上競技のエキスパートですが、国際問題、軍事問題のエキスパートとは思えませんし、多忙な彼がこの防衛問題をすべてをかけて、責任をもって突き詰めて国民に向って発言したとは私には思えません。すなわち無責任と考えます。そういう発言を国民に向ってしていないと彼は言い切れるのでしょうか? 私が無責任と考える彼の発言は、彼の教え子の将来に直結する話です。この彼の発言を聞いていて、彼はその災いの種をまいてしまって、あとでそれを彼が刈り取ることになるだろうと直感しました。 | |
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