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『未来からの守護者』1
[『未来からの守護者』]
2008年4月10日 21時25分の記事



やっとPCで絵を描くのにも慣れてきました。
高校も早く慣れるといいんですけど^^;

今回はちょっとだけ小説も載せます。この前できたばっかりの新作。出来栄えはちょっと自信ありませんが・・・。

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〜日記〜
今日も雨です。昨日は晴れてたのに・・・
ほんと気まぐれな天気だ(*_*;
というわけで、今日はモノレールで登校です。
この間PASMOを発行したばかりなので、初めて使います。切符が要らないってマジで楽ですね!この時、つくづく実感しました。

それで、学校に着いたら、なんだか先生たちが慌ただしい雰囲気。多分、中央線が火災で止まったからだったんでしょうね。雨のために電車を利用する生徒も多かったから、学校に連絡が来たんだろうなぁ。思えば、モノレールが混雑していたのもこのせいかも。

HRが終わると、今度はテスト…。宿題の確認テストとか言ってるけど、これって俗にいう新入生課題テストってやつなのか・・・とテンションが一気にダウン。
手ごたえは……まぁ、それは、ね。

お弁当を食べた後は、部活のオリエンテーションでした。感想は…少林寺拳法部と軽音楽部以外は結構地味でしたね。むしろ中学の時の方が演出が凝ってた気がします(汗)先輩方には申し訳ないです…。
でも、個々が満足に活動している雰囲気です。楽しけりゃあ何だっていいじゃん!…という感じでした。人を楽しませるというよりは、自分たちで勝手に楽しむんですね、この高校は。
けど、それってすっごく大切なことだと思います。部活ってやっぱり、自分自身が楽しくないと続かないものです。先輩後輩の上下関係に苦しんだりしたら、どんなに凄い部活でも、やりたくなくなるのは当たり前です。やっぱり自己流の方法で楽しく活動できるような、マイペースな方が楽ですよね。先輩たちを見て思いました。


*********

〜自己紹介その3〜
私は、今のところ文芸部に入る予定です。文章が書ければそれで十分楽しいw
でも、もしもS高にアーチェリー部があったら迷いますね。それは、前に一度、アーチェリーの体験をしたことがあって、とても楽しかった記憶があるからです。
弓道じゃダメなの?ってよく聞かれますが、それだとなんか気乗りしません。気軽に楽しめるアーチェリーをもう一度やってみたいんですよ(^^♪

一年生で部を立ち上げるのって、やっぱり無理があるかな・・・?なんて悩んだりしています。


*********

〜私の小説〜
『未来からの守護者』

あらすじ

タイムマシンが開発された、ある時空の日本。そこで暮らす高校一年生の少女松原天音は、恋人の熊坂朔から別れを告げられる。だが、その帰り道、天音の元に現れたのは、ついさっき別れたはずの朔だった。
実は彼は、未来からやって来た朔。未来で殺されてしまった天音を救うために過去へやって来たのだと言う。
危機に直面する彼女を守るため、朔の強い意志と心は一体何を語るのか。

                 1

 私はむっくりと上体を起こし、今日もいつもと同じ目覚めを迎えた。顔のむくみを感じながら、時計に目をやる。七時調度だった。 今頃お母さんは朝食の準備を終えて、テレビのニュースを見ているはずだ。
 私は制服に着替え、一階に下りた。
 案の定、お母さんはテレビに食いついていた。テーブルの上にはハムエッグが用意されている。
 「天音(あまね)、タイムマシンツアーが明日から始まるそうよ!」機嫌よさそうなお母さんの大声が、寝起きの私の耳にガンガン響く。
 「はいはい。そんなにタイムマシン見たいんなら、ツアーに行けばいいじゃない」
 「そうね・・・そうよね! 私、週末にでも行こうかしら?」
 「勝手にどうぞ」私はほんのり焦げ目のついたハムと卵をほおばりながら、朝からハイテンションなお母さんを受け流す。
 朝の時間はすぐに流れて行き、珍しくお父さんと一緒に家を出る。真面目に自転車を漕げば二十分で着く学校への道のりがキツイ。一方のお父さんは歩いて七分の最寄り駅だ。学校の近くに駅があるにはあるが、健康のために、といつも自転車しか許可されていない。だから、電車通学が許されるのは対外悪天候の日のみだった。
 いつも必ず通る道に点在する公園。部活を終えて帰ってくると、よく、カップルがイチャつきながらベンチに腰掛けている。奴らを見るたびに思う。自分だって、本当は朔(さく)に会いたいのに、と。

次回は来週月曜日公開予定です。


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