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『未来からの守護者』3
[『未来からの守護者』]
2008年4月18日 17時49分の記事



新しい環境に少しずつ慣れてきた今日この頃。
それでもどっと疲れを感じます。

今日で小説の公開も第三回目です。
1から一気に見たい時は、ブログ内検索に未来からの守護者と打ち込めばカテゴリが出てくるので便利ですb

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〜日記〜
また雨ですよ…。今日くらい暴風雨だとさすがに自転車は不可能。歩いて最寄りのモノレール駅であるS体育館に行くんですけど、今日はモノレール乗り遅れちゃいました・・・。
もうすぐ駅だ!!ってところで、頭上をモノレールが通過。
あ〜あ、やっちゃった。
しょうがないから10分間も次の列車を待たないといけません。この時点で遅刻範囲内です。
うわぁ〜今度こそダメかもなぁ…。という絶望感で、頭の中パニック状態。だって、一単位落とすだけで物凄く大きいんですよ…。一教科18単位以上落とせば、2・3年で一年生と一緒に授業しなくちゃなんです(;´□`)
気合と根性でI体育館駅からダッシュ!!・・・って、え?周りにはS高生がいっぱい。しかもかなりスローペース
あなたたち、携帯は見ましたか?今8時25分ですよ!授業は30分からですよ!?!?心の中で無意味な問い掛け。
そんな生徒のみなさんはさておき、問題は自分ですよ。水溜りをジャンプしながら頑張ったんで(?)なんとか遅刻は免れました。良かったです・・・。
あとは普通に授業でした。いつもの落ち着いたS高の雰囲気になだめられます。
午後は初の体育でした。更衣室が広くて快適(^∀^*)
最初の一時間はオリエンテーションで、年間の大まかな予定についていろいろ聞かせられました。そうしたらなんと…、男子と一緒にプールやるみたいなんです…。またかよ!!
でも今回はもうプール見学できません。どんな理由であろうと、見学・欠席はその分欠時とみなされます。さらに、プールに限っては、授業に出なかった分補修があり、必ず泳がされるんだそうです…。それに、一つの種目を半分以上欠席すれば、その種目点は即0点になるという過酷な世界。みんな暗い顔してます。
けど、その分S高はマラソンが無いらしいんです。うろ覚えなので本当なのかは微妙だけど…。実は学校見学に行った時に少し耳にした情報です。長距離なんか大嫌い!!な私。これもS高を選んだ秘かな理由でもあります(笑)


*********

〜自己紹介その11〜
得意でも不得意でもない。私にとって運動はそんな感じの存在。
お父さんは体を動かすのが大好きなので、よく運動するように勧められるんですが、いつもそっぽ向いてました。
前はたまにボーリング行ったり、公園とかで一輪車や縄跳びやテニスやキャッチボールなどなど、家族で適当に遊びに行ってたんです。今では両親共に土日の早朝テニスで運動しているので、付き合わされることは無くなりました。これで一安心。
とは言え、S高の文芸部って月一くらいしか活動しないんだとか。
それじゃぁ暇だな〜…。と思って、何か運動部に入ろうと思います。アーチェリーは無理なので、バレーボールかバトミントンがいいかなぁ、って思うんですが…、バレーは部活の開始時間が遅くて、バトミントンは大会とか面倒だから嫌なんですよねぇ・・・。バスケは未経験だし…う〜ん。
・・・・・・一輪車部とかあったら楽しそうですよね。
バスケ部の先輩も「入ってみたいかも。」って言ってました。よし、性懲りもなくまた先生に相談しに行ってみようかな。


*********

〜私の小説〜
『未来からの守護者』

                 3

 やっと食事の支度が出来て、私はお父さんと席に着く。お母さんも続いて座った。
 「あのね、私、三日後に財布を拾うのよ! それで、交番に届けたら、持ち主が見つからないからって、その後、中身の五千円ごともらっちゃうの!!」
 お父さんは感心しながら笑った。
 「へぇ、そのツアーで自分の未来も見ることができるのか」
 「そうなの! 一人一人の良い未来が、時空の窓から見ることができるのよ。早く三日後にならないかしら!」
 お父さんもお母さんも、昨日からタイムトラベルの話で持ち切りだ。私は楽しそうな二人を余所に、黙々と食事を続けた。
 「天音にはどんな素敵な未来が待ってるのかしらね」お母さんが調子に乗って言った。「今度の試験でテストの点が良かったり・・・なんて、そんなのプレッシャーにしかならないわよね」
 私はお母さんを睨み、ため息をついて食事を終えた。
 お風呂から上がって、自分の部屋に戻ると、ケータイに一件のメールが届いていた。
 「・・・・・・朔!!」思わず声が飛び出す。
 「ど、どうしよう・・・まさか別れようなんて言わないよね」
 私は恐る恐るメールの内容を見た。
 「ああ、やっぱり・・・・・」声が震える。
 メールには、こう書いてあった。
 〈天音、いろいろ考えたんだけど・・・俺たち、やっぱり別れるべきだと思う。今度、試験が終わったら、会って話したい〉
 目に熱いものがこみ上げてきた。私はケータイを握る手を震わせながら、朔に返事をした。
 待ち合わせ場所は、通学路の途中にある、あのいつもの公園に決まった。
 私はその晩、耐えられずに、声を殺してすすり泣いていた。


おそらく次回は明日か明後日になると思います。



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