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『未来からの守護者』4
[『未来からの守護者』]
2008年4月19日 16時49分の記事



今日は一日中家でぐうたらしてました。
こんな日は春休み以来かも・・・?
今回はゲームについて熱く語ります。

小説もよろしくお願いします(^^♪


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〜日記〜
朝…と言っても昼に近い時刻に起床する私の土曜日は、だいたいアニメを見ることから始まります。たまに昼過ぎまで寝ていることもあって、見逃すことしばしばですけど;^^
そういうわけで、朝ご飯だか昼ご飯だか良く分かんない食事のあと、気が向いたら着替えて、PCを起動。
小説を打ち込んだりもしますが、いつもはゲームやってます。
今日なんかもネットゲームでキャラのレベル上げ。今話題のメイプルストーリーってやつです。このゲーム、単独行動はほんとつまんないんです。黙々と敵を何百匹も倒し続けて…。最初はそれ自体を楽しめるんですが、友達居ないとやっぱり寂しくなります。
敵キャラもカワイイので、まれにイラストも書いたりします。
まぁ、今は独りぼっちなので、マイペースにゲームしてます。
親がゲーム嫌いな人なので、ゲームは全部自分で買えよ的な暗黙のルールに則ってます。
ただ、普通の人は、ゲームは面白いからやるという考え方が一般的だと思うんですが、私の場合、それだけじゃないんです。ゲームは、私のネタの宝庫なんです。もちろん小説の。ファンタジーものの作品を一つ書き上げるにも、ゲームの力を借ります。この間、妹が中古で買ってきた、ルミナスアークというゲームがあるんですが、それがかなり語るゲームで、とても参考になります。しかし、イベントではフルボイスでイラストも入っているため、文章で効果音を表現するとき、たまに違和感を感じたりします。自らプレイして、感じたことや、何を自分の物語に活かすかということなど、ゲームそのものを楽しむと同時に、小説の勉強が出来るんです。
ゲームをする口実にも聞こえるかもしれません。でも、私はあくまでやりたいから画面に向かっているわけではないんです。目的を持ってゲームをします。
何でもネタになってしまうのが小説家。だからこそ、自分の得たい情報に直結していくゲームは、私にとってとても重要なものです。だからこんなスローな一日でも、私にとっては十分な収穫がありました。


*********

〜自己紹介その12〜
私がよくやる・買うゲームは、ポケモン牧場物語です。「ポケモンなんて子供のやるゲームだろ」とか言う人がたまに居ますけど、大間違いなんですよ。はまっている大人は星の数ほど居ます。
私、高校生になった今でもかなりポケモンやってますが、新作が出るたびに奥が深くなっていくの感じます。シナリオや戦略はもちろんのこと、ポケモンは様々なことを訴えかけています。カードゲームなどによって、他者とのコミュニケーションの架け橋となったり、ルビー・サファイヤなど、ゲーム内に出現する点字は、視覚障害への関心を抱かせます。また、主人公と悪の組織の対立により、幼い子供たちに、善と悪をしっかりと理解させることのできる、とっても素敵なゲームなのです。
また、牧場物語は、どの野菜がどの季節に育つのかなど、身近な植物に対して多くの知識を得ることができ、町の人と交流を深めるために、人に親切にすることで得る信頼関係に気付かされます。
全ては私の独断なので、正しいとは限りません。事実、ゲーム脳とか増えていますし・・・。けど、良い作品を厳選し、時間を守れば、何の問題も無いと私は思うのです・・・。


*********

〜私の小説〜
『未来からの守護者』

                 4

 試験は悲惨な結果だった。前回の合計より二十点くらいは下がってしまった。でも、あのメールが来てから大分時が過ぎ、少なくとも、朔と会う覚悟はちゃんと出来ていた。
 日曜日、待ち合わせの時刻。数分遅れて彼は到着した。朔は私が座っているベンチにゆっくりと歩んだ。
 私は朔を見つめながら、呼吸を落ち着けた。彼が横に座る。しかし、何を語ればいいのか分らない私は、朔が話しかけるまで、沈黙したままだった。
 「ごめん、天音」朔は優しく言った。「でも、もう無理だと思うんだ。お互いに忙しいこと分かってるし、だからこそ気を遣っちゃって何も出来ないから」
 「うん、私も前から分かってたよ。朔が離れて行くの感じてた」
 涙が出るのが怖くて、彼の顔を見ることが出来なかった。でも朔はきっと、苦しそうな表情で私を見つめている。
 「こんな弱い俺で、ごめんな、天音・・・」
 私は声が出なかった。朔が立ち上がった瞬間も私は地面を見ることしか出来なかった。
 朔は公園を出ようとしていた。私はようやく顔を持ち上げて、彼の後姿を見つめる。やっぱり声は出てこない。朔を引き留める勇気も無い。また涙がこみ上げて来る。しかし、私はそれをぐっと堪えた。振り向くことすら、彼はしなかった。きっと振り向くのが怖かったのだ。私を泣かせたくなかったのだ。
 しかし私は、やはり彼の思いに応えられなかった。涙は、一度流れ出すと止まらなくなった。
 ハンカチに顔を押し付け、私は初めての失恋に泣いた。


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