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天皇皇后両陛下、フィリピンをご訪問
[日本の政治]
2016年2月1日 23時0分の記事

1月26日から30日まで、天皇皇后両陛下はフィリピンをご訪問されました。現地で様々な方々と触れあう両陛下のニュース映像が放送されましたが、拝見していて本当に素晴らしいお姿と存じました。

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その中でも青年海外協力隊の若者とお話しになり、その後、天皇皇后両陛下がその若者達とご一緒にフィリピンの海岸で夕日を眺められているお姿は、本当に印象的であったと存じます。そのお姿は真にお美しく、拝見していて涙が出ました。
両陛下は、戦後、戦争と平和ということに向き合われ、そのことを御一身に背負われてきたと存じます。その海岸で夕日を眺められているお姿は、戦後のこれまでを振り返られ、次世代を担う若者とともに、未来へ想いをはせて美しい夕日を眺められていたのではないかと私は想像いたします。本当にそのお姿のお美しさに、私はそのような尊い御心を感じました。

「天皇陛下、晩さん会で“戦没者への思い”」(2016年1月28日 日本テレビ)

御滞在中、フィリピンのマラカニアン宮殿で催された晩餐会における天皇陛下のお言葉では、戦没者に対するお想いの強さ、そして、先の大戦で日米両国の熾烈な戦闘によって多くのフィリピン人が命を失い、傷ついたことへのお想いのお言葉がございました。陛下はお言葉で「このことは、私ども日本人が決して忘れてはならないことであり、このたびの訪問においても、私どもはこのことを深く心に置き、旅の日々を過ごすつもりでいます」(2016年1月28日 日本テレビ)とおっしゃられています。我々は先の大戦を常に思い起こし、陛下と同じ方向を見て考えて行かなくてはならないと心から存じます。
また、晩餐会ではアキノ大統領もスピーチをし、先の大戦と日本の戦後について『「両国の歴史に影を落とした時期に、他者が下した決断の重みを背負ってこられねばならなかった」と両陛下に対する畏敬の念を語り、「人生のこの時点でお越しくださる選択を思うと、いっそう意義深い」と挨拶した』(2016年1月28日 日本テレビ)と報道されています。
上記のアキノ大統領の言葉で「他者が下した決断の重みを背負ってこられねばならなかった」というのはまさにその通りだと考えます。この言葉は本当に深い意味を持っていると存じます。もしかしたら、この言葉の意味を一番知らないのは、実は当の日本人かもしれません。そうなってしまうのは歴史の本当を知らないからであると存じます。私を偏狭な視野の者と思われる方もいるかもしれませんが、戦前、戦中、戦後の歴史をしっかりと見ればそうでないことがきっとおわかりいただけると存じます。そうでなくとも、天皇皇后両陛下のここ最近のお言葉や御行幸された場所をしっかりと見れば、平和への強いお気持ちがはっきりおわかりになると存じます。「他者が下した決断の重みを背負ってこられねばならなかった」というアキノ大統領の言葉は誇張ではないと存じますし、全くその通りだと存じます。これをキリスト教的な言い方をすれば、天皇陛下は「救世主」であると私は考えています。1月29日の報道ステーションで天皇皇后両陛下のフィリピンご訪問についての報道なされ、その最後にキャスターの古館一郎氏が天皇皇后両陛下のご活動を私たち日本人がもっともっとよく理解することを考えますと述べていました。私も心からそう存じます。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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