腹心の友としては失格? | |
[日本の政治] | |
2017年7月26日 0時0分の記事 | |
昨日の本ブログ「腹心の友としては失格?」(2017年7月25日)の続きです。
加計学園には首相夫人や下村元文科相夫人なども関わり、その他、数多のお仲間が関わっています。そういう多数の関係者の集合体の中での安倍首相と加計氏との関係であるわけです。このお仲間の構図は森友学園問題でも同じで、そこに行政の決定に不可解さがあり、同時にお金の流れが必ずあるわけです。そして両方とも学校開設という方向で確実に動いていたわけです。そこにメディアも関わっているわけです。 これは普通に考えて文科関係を舞台とした大がかりな利権構造と考えられるわけで、そのことを覆すものは、いまだ何も出ていません。むしろ、首相をはじめ、この加計学園問題などで答弁すると、一層、疑惑が深まっています。答弁に矛盾点が出るからですが、そうなるのはこの利権構造の核心的部分が明るみにでないように配慮されているからと考えるのが自然と考えます。 岩盤規制云々、日本人の誇りとか言っていても、その本質は大がかりな利権体質ということだけが、日々、はっきりしてい来ていると考えます。そして、首相をはじめ、その疑義にまだ何も明確に反論が出来ていません。 このような首相の代わりがいないというのも、何とも情けない国情です。もちろん、そんなことはありません。半年以上、疑惑が付きまとって、国会での答弁は、後から訂正されるようなことが多く、その答弁に真実味がない首相の代わりがいないというのなら、国としては終わっています。そういうことを言うのは、安倍首相に辞めてもらっては困ると言うことに過ぎないでしょう。何かの利害がそこにあるのでしょうか? 疑惑が付きまとわず、国会の答弁に責任感があり、嘘がない政治家が首相になることによって、政治は確実に正常化します。安倍首相は一体、この4年間で何をしたか? 何も成果は出ていません。むしろ、悪くなっています。そして、首相にまつわる疑惑が次から次へと出ています。代わりがいないというのは現実を見ていない証拠でしょう。 この安倍内閣が続く限り、自民党の壊滅は日一日と深刻になっています。まだその深刻さに気がついていません。むしろ甘く見ていると考えます。もしくは、考えることができない政治家ばかりなのでしょう。この状態を一日早く終わらせれば、その分、延命するでしょう。それでも、相当、これからはきつくなります。 村上誠一郎氏や石破茂氏などは、それでも声を上げています。それは自民党にとっても、そして何よりも国にとって良いことです。しかし、あとは沈黙です。この両氏のような機運が出てこないと言うことに、日本の政治状況の本当の深刻さがあります。そして、その沈黙は自らが所属する船の先行きがわからないと言うことなのでしょう。それは、自らが置かれている状況がわからないと言うことを意味していると考えます。それでは、政治家としてやはり国の舵取りをするには明らかに能力不足です。バッジを付けているだけで使い物にならないということです。せいぜい秘書を怒鳴り散らしているのが関の山でしょう。それでは、どんなに政治家という人々がいても国は良くなりません。いずれ、必ず人員の大規模な刷新があるでしょう。それは、そうならなければ、国が立ち行かなくなるからです。社会が生き返るためには、そのようなことがどうしても必要になります。それがこれからの動きで、歴史の必然の流れなのです。 | |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] [チップをあげる] |
このブログの評価 ★★★★★ [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
◆この記事へのコメント | |
コメントはありません。 | |
◆この記事へのトラックバック | |
トラックバックはありません。 トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/387136 |