素晴らしいお言葉 | |
[日本の政治] | |
2020年8月1日 19時32分の記事 | |
本日、神社にお詣りしたら、今上陛下の素晴らしいお言葉がございました。そのお言葉を一目拝見して、今の世に本当に必要なお言葉と心から存じました。東京都神社庁が発行している8月の「生命(いのち)の言葉」には以下のように今上陛下のお言葉がございました。 人みなは 姿ちがへど ひたごころ 戦(いくさ)なき世を こひねがふなり
この御歌は、陛下が皇太子時代の平成9年歌会始で読まれた御歌です。東京都神社庁の「生命の言葉」には、このお言葉についての説明が以下のように書かれています(抜粋)。 阪神・淡路大震災の復興と平安が強く望まれた時代です。陛下は昨年五月一日、即位後朝見の儀のお言葉にも「象徴として国民の幸せと世界の平和を切に希望します」と語られました。同じく昨年の歌会始では、 「雲間よりさしたる光に導かれわれ登りゆく金峰の峰に」と、上皇陛下の後姿を「さしたる光」と御心を詠まれました。 この上皇陛下の後姿は、「国やすかれ民やすかれ」と祈り、「国の象徴」として被災地に寄り添い悲しみを分け合うお姿、激戦地の英霊に平和を誓う鎮魂の黙祷をするお姿であり、私たち多くの国民に深い感動を与えました。 8月といえば、毎年、私たちは平和について考えさせられます。そして、毎年、心を新にして、平和について考えなくてはなりません。それが先の大戦の犠牲者に対する我々の責務であり、未来の子どもたちへのまた責務であるのです。 冒頭の今上陛下のお言葉は、まさにその8月のお言葉であるのですが、私はこのお歌を拝見した時、コロナ禍の今の世において何よりも大事なお言葉と強く存じました。 平和を求め考えること、平安をともに願い、互いの平安に思いをはせること。それが、今のコロナ禍を切り抜ける最大のポイントであると心から考えます。そして、それができた時、我々に当たり前のように平和がもたらされるのです。 | |
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