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くる天
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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スガ政権のコロナ対策は具体策がない 
[日本の政治]
2021年4月3日 23時17分の記事

本ブログ「スガ政権のコロナ対策は具体策がない 」(2021年4月2日)の続きです。

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以下に再掲する広瀬さんの記述には、2010年、福一の事故の前年、原発は行き詰まっていることがはっきりと書かれていますが、そのようなときに原発超推進派の民主党政権が登場、原発をどんどん推進したわけです。これが、福一事故直前の日本の政界の状況です。一方、マスコミはこの動きに合わせるように、原発ルネッサンスともてはやし、原発推進の論調をつくり出していたことを広瀬さんは同じように指摘しています。マスコミも当然、同じ穴のムジナなのです。したがって、福一の事故や行き詰まっている原発の状況について、マスコミには責任があるのです。もちろん、そんな責任はどこ吹く風、まったくとろうともしまていませんが。


この章では、最近ほとんど議論しなくなった「放射能の基礎知識」に始まって、行方の知れない「高レベル放射性廃棄物の地層処分」の絶望的な未来について述べた。この一事だけで、原子力を断念するべき状況であることはお分かりであろう。さらにそこに、青森県六ヶ所村の「再処理工場」が完全に行き詰まり、百パーセント失敗が保証されている福井県敦賀市の「高速増殖炉”もんじゅ”」が無謀な運転開始に踏み切り、絶対にやってはいけない「プルサーマル運転」によって、全国の原子炉の危険性が加速しているのである。打ちひしがれて希望の絶えた原子力産業が置かれた末期的な状況がこれである。しかし、大地震は、まってはくれない。
このような全身衰弱した状態にある原子力の全体像は、新聞とテレビを見ても、まったく教えてもらえないという、不思議な国に私たちは生きている。むしろ、原発ルネッサンスなどという大嘘が横行して、あたかもこれからは原子力の時代だという、三〇年前の悪夢を再び日本人に植えつけようと、新聞とテレビがやっきになっている。

「原子炉時限爆弾」(2010年 広瀬隆著 ダイヤモンド社 267頁)



広瀬さんは以下のように、原発超推進派の民主党の面々と、マスコミが原発ルネッサンスと原発推進に走り、以下の人々を実名を挙げて批判しています。その通りでしょう。


科学的に根拠のない二酸化炭素温暖化論をふりかざして原発推進を叫ぶ民主党幹部の菅直人、仙谷由人、前原誠司、直嶋正行をはじめ、嘘だらけのエコ論者たちは、まず高レベル放射性廃棄物を、日本人の誰が引き受け、どこで、どのように管理できるのかという、この問いに大人として現地住民に責任をもって答えてから、原発推進を口にせよ。寺島実郎、毛利衛、舛添要一、大前研一、野口悠紀雄、吉村作治、浅井愼平に対して、処分場候補地の人たちに代わって、私は尋ねているのである。

「原子炉時限爆弾」(2010年 広瀬隆著 ダイヤモンド社 227頁)


民主党の嘘だらけのエコ論者たちはその通りでしょうが、その下に出てくる面々を見ると、実は日曜朝のTBS『サンデーモーニング』の出演者が多いのが、やはりと思わせます。同番組はリベラルの良心という雰囲気ですが、その実はリベラルの皮を被った原発推進なのであると考えます。この番組については、本ブログ「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(2021年2月3日)で取り上げました。そこで同番組を批判したのですが、その理由は、シリアの内戦を民主主義の名の下に肯定したからです。シリアの内戦では40万人以上がなくなり、600万人以上が難民となり、シリアは目茶苦茶になったわけです。民主主義の前に生きることができないということになったわけです。生きていなければ民主主義も何もないのですが、そういう状態にしたのが、民主化運動であったわけです。そして、それを米国やイスラエルが介入して火に油を注いだわけです。もちろん、これらの国々がシリアの民主主義のために介入したわけではないのは、国際情勢を見つめるものからしたら常識の話しです。それは、いうまもでもなく戦争のためであり、自国の利益のためです。
介入するために民主主義ということを盾にしているだけです。ただ、そのことによって莫大な数のシリア国民が犠牲になったわけで、アサド政権よりはるかに悪質なのはそのような民主化を言って介入し、戦争をし、利益を追求する勢力なのです。民主化運動で40万人も犠牲になり、家をなくし、国を追われた人々に民主化なんていうことを言う神経が私には理解できません。そして、難民となって隣国に逃れたシリア人は、そこでまたものすごく虐げられているわけです。そういう過酷な状態をつくったのが、民主化運動ですから、そのようなものは当然、肯定することはできません。言ってみれば、これは、原発事故の可能性が指摘されてきたのにそれらを完全に無視して、そのために原発事故が起こり、膨大な数の人々の人生を台無しにし、人の住めないところをつくっておいて、原発を推進するようなことを肯定できるはずがないのと同じです。
私は民主主義をあくまでも支持しますが、しかし、それは命あって、安寧の生活があっての話しなのです。人間に求められることは、まず生きることなのです。それが人権の最大の根源です。人権とは生きることが大前提なのです。こんなことは当たり前でしょう?
しかし、このサンデーモーニングでは、シリアの民主化運動を、そのことによってもたらされた荒廃を無視して絶賛していたわけですから、はっきり言って、民主主義を装う戦争屋というのが正しい評価と考えます。そして、まさに、原発肯定とその論理展開は同じなのです。CO2温暖化説、民主主義を前面に盾にして、原発、戦争を推進する。そこにまさしく本質があると考えます。
私は環境は大事と考えていますし、民主主義を支持します。ただ、それは、原発を推進するためではなく、また戦争を肯定するためではないのです。当たり前の話しです。日本のリベラルのほとんどの人々も同じ考えでしょうが、しかし、コロッと騙されてしまう人がまた多いのではないでしょうか? このような詐術を乗り越えて、しっかりとした方向に向うことが、本物のリベラルになるための絶対必要条件と考えます。くれぐれも民主主義のために人殺しを容認することがないように。「戦争は全ての権利を否定する」(ローマ法王フラシスコ)のです。お忘れにならなきように。

(つづく)

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