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くる天
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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空々しい事実上の収束宣言 ?
[日本の政治]
2021年6月17日 23時33分の記事

スガ首相が会見を開き、東京などに出ていた緊急事態宣言を、沖縄県を除き一律解除、まん延防止等重点措置に移行すると発表しました。まん延防止重点措置は、第4波になる前に行われ、結果、まったく効果がないことが、実証済みのものです。つまり、スガ政権が、今回、このまん延防止等重点措置に移行することを宣言することで、事実上、新型コロナウイルス感染症の収束宣言をしたことなります。

「【詳細】菅首相会見『警戒すべきはリバウンド起こさないこと』」(2021年6月17日 NHK)

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2月末に大阪府など、その後の3月に東京都などが緊急事態宣言を解除しました。当時、東京都では緊急事態宣言下であるにもかかわらず感染者はリバウンドしていました。それでも緊急事態宣言を解除したわけで、案の定、感染の再拡大が生じ、そこでスガ政権はまん延防止等重点措置を行いましたが、まったく効果がなく、すぐに再度の緊急事態宣言となったわけです。
効果的な新型コロナウイルス防疫対策は3つしかありません。効果がある順にそれらを言うと、1)ワクチン接種による集団免疫の確立、2)PCR検査の社会的検査と隔離という中国方式、3)緊急事態宣言などの行動制限です。この4月までは、日本においてはワクチンの接種は極めて低い状況でした。また、アベ・スガ政権はPCR検査の社会的検査と隔離はまったくやる姿勢を見せませんでした。したがって、当時、緊急事態宣言による行動制限しか、日本には効果的な防疫対策はなかったのです。しかし、新型コロナウイルス感染症が終息していないのに、その唯一の手段を解除したわけです。それなら、感染が再拡大することはバカでもわかることです。
しかし、そのバカなことをやったわけです。そして、そのことによって第4波と呼ばれる爆発的な感染再拡大が生じ、大阪は完全な医療崩壊、多くの命がこの失政によって失われたわけです。料理人の神田川俊郎さんはまさにこのことで命を落としたわけです。以下のアエラの記事にそのことが詳しく載っています。

「コロナで死去『料理の鉄人』神田川俊郎さんの次女が明かす『命の選別』の過酷な現場〈dot.〉」(2021年5月20日 アエラ)

この失政は明らかに殺人です。新型コロナウイルスは感染症、伝染病なので、感染者が増えれば犠牲者が増えることが明白であるのに、感染を抑止する方策を解除して、感染拡大を招き、多くの犠牲者を出したのですから、当然、それは行政による殺人ということになります。この政治的責任は大変な問題です。しかし、無責任社会の日本では、福島第一原発の事故と同じく、誰も責任をとらないのです。これは本当に恐ろしいことと考えます。
感染が拡大すると言うことは必ず犠牲者がでるということです。だから、感染の拡大を行政は容認してはならないのです。これは当たり前のことです。そうでないと行政が国民の犠牲を当たり前のこととするトンデモナイ状態に陥ります。このことは、当然、民主主義の原則に反し、人権侵害の状況です。そして、それをこのスガ政権は2月、3月に行ったと言うことなのです。その責任は民主主義の原則として追及しなければならないのです。当たり前です。

明らかにギャンブル
話しをもとに戻すと、どうして感染再拡大必至であるのはバカでもわかるのに、2月、3月に緊急事態宣言などの行動制限を解除したのか? もちろん、その理由はオリンピックのためであるのは明白でしょう。
そしてそのことが、本日のスガ氏の会見で実証されたわけです。現在も東京では、新規確認感染者数が高位で下げ止まっています。普通に緊急事態宣言を解除する状態ではないことは一目瞭然です。では、なぜ緊急事態宣言を解除するのか? それは簡単、オリンピックのためです。それしかないでしょう。それとも、また東京で犠牲者が続出することを容認すると言うことなのでしょうか?
2月、3月と状況が違うのはワクチンの接種率です。スガ政権としてはワクチン接種が進んでいるので、まん延防止等重点措置に移行しても大丈夫と事実上の収束宣言と言うことなのでしょう。本日の会見ではワクチンの接種が進んでいることを誇示していますから、このことは間違いないでしょう。
でも、普通に考えて、現時点で緊急事態宣言を解除することは明らかにギャンブルです。あと1ヶ月から1ヶ月半は最低続けるべきでしょう。ですから、今後の感染拡大と言うことは、即、スガ政権の責任問題になります。

感染防止と経済の両立というバカげた考えをいまだに
この会見で、スガ氏は以下のように述べています。


先のG7サミット=主要7か国首脳会議で、新型コロナ対策について、いずれの首脳たちも経済との両立などに思い悩みながら、試行錯誤を繰り返し、結局はワクチンの接種が進むことで、状況は大きく改善をしたとのことだった。

「【詳細】菅首相会見『警戒すべきはリバウンド起こさないこと』」(2021年6月17日 NHK)


この言葉を観て、この人は本当にバカだなと心から思いました。感染が収束しなければ、経済は成り立ちません。ワクチンなしで昨年、このことを成し遂げたのは中国です。中国は、PCR検査の社会的検査と隔離で収束傾向をつくり出し、主要国で唯一経済成長をなし遂げました。これはスゴイ。
つまり、感染の収束・終息なくして、経済の活性化はあり得ないのです。だからこそ、ワクチン接種をして集団免疫の確立させて、経済を正常化・活性化させるという方策が有効であるのです。
スガ氏は自分でもそう言っているのに、段落が変わると感染対策と経済は両立しないと言っているわけです。明らかに矛盾しているのです。基本的にバカなのですが、このスピーチライターも基本的にバカです。この頭の悪さは話になりません。ほんと無能を通り越して無脳だなと心から思いました。
日本のアベ・スガ政権は、ワクチンがないときに、経済・社会活動の正常化を図るための決定的な方策を何もとっていないのです。だから、感染が収束せずに感染がずっと続き、何度も緊急事態宣言などの行動制限をとらざるを得なかったわけです。中国はそういうときにPCR検査の社会的検査と隔離を徹底して行い、経済・社会活動の正常化を果たし、成果を上げたわけです。日本のアベ・スガ政権はそれを単にやらないで、結果を出せなかったに過ぎません。
それにアベ政権下では、ワクチンの開発・製造の自立性を喪失、実際、予算を削っています。そういうことが重なって、ワクチン普及の遅れともなっているわけです。自民党にやらせておいたら、結局は国が劣化するだけなのです。

「空々しい事実上の収束宣言 ?」(2021年6月18日)へ続く。

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